Koivu

東京都在住 2006年一年間の留学経験をきっかけにフィンランドにはまる。フィンランドや…

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東京都在住 2006年一年間の留学経験をきっかけにフィンランドにはまる。フィンランドや訪れた海外のことを中心に発信。 北欧/海外/猫/ヨガ ※通関士資格保持(第54回合格)

最近の記事

しょうがのスコーンに感激

かなり久しぶりに投稿します 夏から今にかけて、仕事で異動により、慣れない日常や生活リズムの変化の中で週末の土日は平日の余韻で気持ちがいっぱいで、改まって文章を書くという心の余裕を持てずにいました。 昨日立川で行われた立川 loppisという、定期的に開催される北欧のイベントに行ってきました。いつもながら、北欧のイチファンとしてトークイベントを視聴したり、ショップを回ったり、ひさしぶりに自分の好きなことでリフレッシュできた時間でした。 トークイベントでは、遡る15年ほど前、

    • かもめ食堂とわたし 2

      今日はあるオンラインイベントに参加をした。 終わってみて印象に残ったのは、 日本では勝ち組だとか周りからの評価を意識して、〇〇を持っていなければ、あれこれをしないといけない、とか考えがちであるが、一番大事なのは自分がそれをして幸せであるかどうかということ。 前回、映画『かもめ食堂』について投稿したが、懐かしくなってまた見ている。DVDも持っているが、今の時代、amazon primeで気軽で見れるのでありがたい。 その映画では、フィンランドの首都ヘルシンキで一人の日本人

      • かもめ食堂とわたし

        私は、大学時代(2006年)の交換留学をきっかけに、フィンランドが第2の故郷のように思い入れ深い場所となった。それは単に留学生として単位を取るために日々淡々と過ごしただけではないからだと考えている。人との交流、とくに現地フィンランド人との交流で豊かな時間を過ごすことができた。 そして、フィンランドが割りと自分に合っているな、ということを感じた。 バスも通らないような九州の田舎出身の自分にとって、自然の多さや人の素朴さは共通するもので、居心地のよいものであった。 (フィンラン

        • 飛行機に乗り遅れた話

          昔の話であるが、私は飛行機に乗り遅れた経験がある。2011年5月のGW真っ盛りのことだ。フィンランドに行くためにフィンエアーのチケットを購入したのだが、乗ることができなかった。 飛行機に乗り遅れたことのあるという人は、そういないのではないか。 人生でそうない出来事を振り返ってみたい。 飛行機代をけちった私 社会人3年目で、東京一人暮らしにも慣れた時期だったが、貯金はとても少なかった。 東京在住の私の場合、当然、成田空港が近いのだが、あえて名古屋から飛ぶ選択をとった。なぜ

        しょうがのスコーンに感激

          フィンランド留学記 2006後半編

          前回の前編に続き、後編を書いていく。 後期は同年2006年の9月から始まることとなった。 *住居のこと(9月~1月)前期はフィンランド人カップルと住んでいたが、彼女らとの同居を終了し、後期はヘルシンキ市内の留学生専用のフラットに移り住んだ。 彼女らとの同居を終了した理由は、彼女が大学卒業を迎えたためにヘルシンキを離れ同国中部地域にある実家に戻るためだ。 彼女の引っ越し作業と同時に、私の新しい住居(フラット)への引っ越し作業も彼女の父親が車を出してくれ、無事完了した。 新しい

          フィンランド留学記 2006後半編

          フィンランド留学記 2006 前半編

          前回の記事「フィンランドという国を選んだあの時 その②」では、2005年当時大学3年生であった私が、交換留学制度に応募しフィンランドの大学に渡航が決定したところまで書いた。 今回は留学前半の2006年1月~6月の話をざっくりと書いていく。 *住居の話(1月~6月)交換留学生は通常、交換留学生専用のフラットに住むことになっていた。 各自個室はあり、キッチンやシャワーは共同だ。費用は月320ユーロ程と記憶しており、安くはない印象であった。それを知ってかは覚えていないが、私はフィ

          フィンランド留学記 2006 前半編

          フィンランドという国を選んだあの時 ②

          前回その①の記事では、2005年当時の自分が、交換留学先にフィンランドを選んだところまで書いた。その後のことを少し書いていく。 交換留学に実際に派遣されるには、まず学内選考があった。 書類審査(成績・応募書類)と、面接の2段階だ。 1つの派遣先に定員以上の申し込みがあった場合は、この選考結果により派遣者が決まる。仮に定員内であっても、何らかに理由で難しいと判断された場合は行くことができない。 私が応募したフィンランドの大学への応募者数は多くはないと予想されたが、私は選考に合

          フィンランドという国を選んだあの時 ②

          フィンランドという国を選んだあの時 ①

          あれは確か2005年のことだったか、大学3年生になり、周りがなんとなく、就活を意識しだしたような空気を感じていた時だった。 「就活するには時期が早すぎるのでは」という世間の論争が起きるまえだったから、大学3年生なったばかりの学生でも就職活動に向けて動き出している友人は少なくはなかったように思う。 一方、自分が社会に出ることのイメージを持つことができずにいた。入りたい業界はあったものの、地に足を付けた現実的なものではなく、どちらかというと憧れに近いものだった。その憧れの業界に対

          フィンランドという国を選んだあの時 ①

          通関士資格をメーカーでどう生かせているか?

          通関士試験に合格したのが2020年。2年前の今頃、重い腰を上げて(笑)勉強に本腰を入れ始めた時期でとても懐かしく思います。 2020年11月末に合格発表があって1年半弱、これまで資格をどう生かせてきたのかの実際を書いてみたいと思います。 まず、私の勤め先はメーカー(社員数的には大企業)であり、輸出入の通関業務は取引先の通関業者へお願いをしています。また、会社全体として輸出入の件数は多くなく、基本的に日々の業務は(私)一人で回せる環境です。 通関業者や一部のメーカーですと評価

          通関士資格をメーカーでどう生かせているか?

          なぜ日本人は英語が話せないのか

          タイトルの問いは、日本人の場合、一度は見聞きしたことがあるだろう。 また、英語を真剣に勉強している最中の日本人にとっては一度は考えたことがある問いかもしれない。なぜなら私もその一人だったからだ。 私は大学時代、一年間留学を経験した。 英語圏ではなく、フィンランドという北欧に位置する国だ。 そこで交換留学生として、他国から来ている学生と共に、英語開講の授業に参加し、単位を取得することが求められた。 正直、渡航前の私の英語力は高いものではなかった。 (TOEFLの基準点は満た

          なぜ日本人は英語が話せないのか

          資格試験合格には通学か通信か

          久しぶりの投稿です。 私は2020年通関士試験(第54回)に合格しました。 1回目2016年(第50回)で不合格、2回目での合格となりました。 ※通関士試験:国家資格(財務省) ・1回目:某予備校通い(週末開講、約6カ月) ・2回目:1回目とは別スクールの通信講座を受講(約6カ月) 時間が少々経過しており、更に受験生を取り巻く環境も変わってきている部分もあるとは思いますが、通学・通信講座両方経験した身として、経験も踏まえメリット・デメリットをお伝えしたいと思います。 ※こ

          資格試験合格には通学か通信か

          今とこれから(2021年9月)

          久しぶりの投稿。一年前の今ごろ何してたかな?と考えると、今日は通関士試験から一週間前の週末。 合格する自信はなかったけれど、いよいよ試験の日を迎えるのだという喜びを感じていたからこそ、何とかして翌年には持ち越したくない、受かりたいという気持ちが働いたのか、(ギリ)合格を勝ち取ることができた。(去年はご時世柄、資格試験自体が中止になったり、試験とは関係ないけれどオリンピックが延期になったり、「この日」を迎えることの不確定さを身に染みて感じた一年であった) あれから一年前、自

          今とこれから(2021年9月)

          ヨガとスエズ運河

          最近ニュースを賑わせたものに、スエズ運河問題がある。 欧州からの輸入に関わる身としては通行止めから離礁までの一連の流れに国内外のニュースに釘づけになっていた。 離礁のニュースに安堵の念もつかの間、物流の世界的な混乱、アジア側での空コンテナ不足の懸念が高まるであろうと、専門誌または取引先の通関業者より予想が立てられている。さて、この不確定要素にどう立ち向かっていこうか。 つい昨日、先日古本で見つけて購入した中村天風述の「君に成功を贈る」を読んでいた。某コミュニティの主催者が、

          ヨガとスエズ運河

          朝の習慣、ヨガ

          朝ヨガを習慣にしてからおよそ一カ月が経つ。 もともとヨガは好きで7年ほどゆるく続けていたが、「朝ヨガ=健康に良い」とは聞くものの、自分にとって、”忙しい朝”に時間をとって、それを習慣化するというのは、ハードルが高く一歩が踏み出せない状況にいた。 他から強制されてやるのとは別として、何かしら自分にメリットがないと人は進んで行動しないものだ。 朝ヨガを始めたきっかけ ・2020年から、コロナ禍によるテレワークで朝の時間ができた ・2020年は資格試験の勉強に当てていた朝時間が、

          朝の習慣、ヨガ

          朝の習慣、太陽の光

          うちの猫は、朝ごはんのあと必ず太陽が昇る方向へ座り、向き目を閉じている。まるで瞑想しているかのように・・5分ほど”瞑想”したのち、定位置でいつものように朝寝タイムなのである。 朝起きて、太陽光をあびることにより、体内で”セトロニン”が分泌され、睡眠モードから活動モードへスイッチが切り替わるという (副交感神経→交感神経が優位になる) 日光を浴びた後、すぐ寝に入るうちの猫は参考にならないかもしれないが、 動物が自然と共に生きてきた歴史の中で、太陽の光を浴びて朝が始まる日常は

          朝の習慣、太陽の光

          第54回通関士試験ふり返り その②完

          2016年度第50回での敗因と、2020年度第54回再チャレンジに関し書いていきます。一個人の体験談・分析ですのでさらりと読んでいただければ幸いです 【第50回の敗因】 ①アウトプット不足(特に実務) ②動機が明確ではなかった 当時、某予備校の週末講座に通っていました。 しかし、受講をこなすことが目的となり、授業内容の理解が不十分だったのみならず、問題集や過去問への取り組み、いわゆるアウトプットが十分に行われませんでした。 また、受験の動機が近い将来、転職活動に有利になる

          第54回通関士試験ふり返り その②完