KOJIKA

日常のこと。思ったこと。備忘録として下書き保存しますがたまに大丈夫そうなのは公開します…

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日常のこと。思ったこと。備忘録として下書き保存しますがたまに大丈夫そうなのは公開します。 高校教諭を7年間務め、自身の第二子出産を機に転職。現在は赤ちゃんやママに関わるお仕事してます。2017年には 赤ちゃんに優しい社会へ「Alright Baby」プロジェクト開始。

記事一覧

価値観が揺らがなくなることへの恐怖

ある程度の年齢(私は35歳前後かなと思ってる)を過ぎると、自分の中の当たり前に蝕まれ、価値観が揺らぎにくくなるような気がしている。 でも時代は進み続けているわけで、…

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3年前
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def.

現在はベビーマッサージインストラクターというとても穏やかそうな仕事をメインとしているが、以前は高校教諭という穏やかさの欠片もない仕事をしていた。 滅多にそんな話…

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5年前
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可能性を広げる選択を

2月のある日のこと。 #遡りすぎや 近鉄奈良駅の献血ルームで 骨髄バンクのドナー登録をしてきた。 そう、ちょうど競泳の池江選手が 白血病を公表した頃で その影響もゼ…

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5年前
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批判覚悟でボーダーレスに生きる

大好きな古市憲寿さんの初の小説 「平成くん、さようなら」が 芥川賞候補にノミネートされたと 今日のニュースで知った。 小説なんてほとんど読まない私の この物語につい…

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5年前
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親子は他人の始まり

私がこの言葉を知ったのはいつだったろう。 気付けば十代の頃にはこの言葉を発し、あなたらしいね…と 実の母からも飽きれたように言われていた。 息子10歳。反抗期の…

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5年前
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Mr.Children「横断歩道を渡る人たち」Split the Difference

寒くなってきて長湯が楽しい季節になってきたので、湯船に浸かりながらどうでもいいことを書く。 先日アメトークでミスチル芸人スペシャルやってて。この夏「HANABI」にハ…

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5年前
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フィルター、みたいな

奈良市立一条高校でおこなわれている「よのなか科」。 かの有名な藤原和博先生のアクティブラーニング授業に我々一般人も参加できるとあって、12月・1月と出席したのだ…

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6年前
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価値観が揺らがなくなることへの恐怖

価値観が揺らがなくなることへの恐怖

ある程度の年齢(私は35歳前後かなと思ってる)を過ぎると、自分の中の当たり前に蝕まれ、価値観が揺らぎにくくなるような気がしている。

でも時代は進み続けているわけで、価値観が止まったままだと当然置いて行かれる。

この年末年始だけでもそれを感じることが本当に沢山あった。

直近で興味深かったのは、紅白歌合戦に出場した瑛人さんがあるバラエティ番組で「紅白歌合戦が男女で組分けしていると知らず、自分は何

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def.

def.

現在はベビーマッサージインストラクターというとても穏やかそうな仕事をメインとしているが、以前は高校教諭という穏やかさの欠片もない仕事をしていた。

滅多にそんな話はしないが、たまにその話題になると「教科はなんですか?」という定型文が投げられる。

「なんだと思います?」という鬱陶しい定型文を投げ返すと決まって英語か家庭科と返ってくる。

女性の数学教師と出会ったことのある人は少ないらしい。

数学

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可能性を広げる選択を

可能性を広げる選択を

2月のある日のこと。 #遡りすぎや

近鉄奈良駅の献血ルームで
骨髄バンクのドナー登録をしてきた。

そう、ちょうど競泳の池江選手が
白血病を公表した頃で
その影響もゼロではない。

むしろ100だ。

登録そのものは
書類記入と2ccの採血のみで
すぐに終わった。

説明員さんや医師の方が
今後の流れを丁寧に説明してくださり
不安とか、逆に 心構え!とかもなく
まぁそうなんですねと納得する感

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批判覚悟でボーダーレスに生きる

批判覚悟でボーダーレスに生きる

大好きな古市憲寿さんの初の小説
「平成くん、さようなら」が
芥川賞候補にノミネートされたと
今日のニュースで知った。

小説なんてほとんど読まない私の
この物語についての感想はさておき
(控えめに言って最高に良かったですが)
今日はちょっと別のことを。

先月放送のNHK「ニッポンのジレンマ」
ゲストは五木寛之さんだった。
86歳とは思えない
柔軟で古びないものの考え方。
時代を生きる、を体現して

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親子は他人の始まり

親子は他人の始まり

私がこの言葉を知ったのはいつだったろう。
気付けば十代の頃にはこの言葉を発し、あなたらしいね…と 実の母からも飽きれたように言われていた。

息子10歳。反抗期の入り口。

今までただただ可愛かった息子が自己主張を強めつつある。その態度や物言いに、正直カチンとくることもある。到底飲めない、自己中心的な主張のときもある。

その場では私もつい声を荒げてしまうのだが、少し時間が経ったとき ふと嬉しさ

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Mr.Children「横断歩道を渡る人たち」Split the Difference

寒くなってきて長湯が楽しい季節になってきたので、湯船に浸かりながらどうでもいいことを書く。

先日アメトークでミスチル芸人スペシャルやってて。この夏「HANABI」にハマった10歳の息子が更にミスチルにどハマりした様子。

番組中に流れる曲はどれも口ずさめて、その時代時代の記憶まで鮮明に蘇った。よく考えたらミスチルがデビューしたのは私が息子と同じ10歳のとき。ブラウン管のテレビの画面に現れた4人組
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フィルター、みたいな

奈良市立一条高校でおこなわれている「よのなか科」。

かの有名な藤原和博先生のアクティブラーニング授業に我々一般人も参加できるとあって、12月・1月と出席したのだが、その1月回のときの話。

(よのなか科そのものについての記事ではありません悪しからず(笑))

私が講義室に入ったときには もう既にたくさんの参加者が着席しており、空席を見つけるのに必死だった。なんとか空いている席を探し、着席。3人掛

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