前回の記事▼ 型紙 型染めに使う型紙は、本来は渋紙という、和紙に柿渋を塗ったものを使うようだが、今回はあるものでやりたいので厚めの大きい封筒を使った。 インドか…
自分で描いた模様入りの布製品がほしい、 そう思ったので型染めをすることにした。 ウィリアム・モリスの展覧会に行ったらとてもよかったので急にやりたくなった。 型染め…
▼前回 経過 稲はぐんぐん育つ。 8月には青い稲穂をつけた。 9月、稲穂が頭を垂れた。 ふつう9月下旬には稲刈りをすると思うのだが、植えた土地は思ったよりも陽当た…
自給といえばやはり欲しいのは米、 しかし水田を造成するのは難しいうえ水利などの問題もあるため、畑でもできる陸稲の栽培をやってみた。 栽培地は小川のすぐそば、水気が…
最近気づいた。 触れることは大切。 私は虫が苦手だ。 足とか節とかが多くて気持ち悪い気がするし、いきなり飛んでくるし、ちょっと怖い。 都会の潔癖な環境に育ったこと…
ライ麦が土壌改良にいいというので、去年、適当に庭に種を撒いておいた。 7月中旬、実を成らせ頭を垂れていたので収穫。でも獲れたのはほんの少しだけ。 少量なので、手…
家にめちゃくちゃ虫が出る。特にいやなのが、カマドウマというデカくて黒いバッタみたいなやつ。 発生源がだいたいわかったので、これを忌避するため、うちにあるハーブな…
今夏、祭りの運営をやっていたらめちゃくちゃ忙しくて、しばらく家も離れていた。 その間、作物のほうは夏野菜がちょっと採れたらしい。 帰ってきてから、建築のほうに気…
矢野智徳さん主催の「大地の再生」講座。 今回は矢野さんの話や私が考えたことを中心に書いていく。 ▼前回の記事 前回までに紹介した作業をすべて終えると、「杜の学校…
矢野智徳さん主催の「大地の再生」講座。 今回は2日目の自然農の作業。 ▼前回の記事 2日目、河原にほど近い畑で、タカキビの種まきを行なった。 畑となる場所は、双…
矢野智徳さん主催の「大地の再生」講座。 今回から2日目の作業に入る。 ▼前回の記事 2日目、鶴川の近くを走るコンクリート水路で作業を行なった。 この水路は、鶴川の…
矢野智徳さん主催の「大地の再生」講座。 1日目の続き、今回は自然農の作業を紹介する。 ▼前回の記事 4月2日、スタッフの方手づくりの美味しいお昼ご飯を経た午後、田…
矢野智徳さん主催の「大地の再生」講座。 今回から実際の作業内容について記していく。 ▼前回の記事 4月2日午前、作業は河原の草刈りから始まった。 鶴川の桜の花咲く…
4月2日、3日と、矢野智徳さん主催の「大地の再生」講座に参加してきた。 造園技師である矢野さんは、現代の一般的な土木技術とは異なる手法で、環境を傷めずに造園を行な…
いきさつまあまあ都会⇄けっこうな田舎 の2拠点生活をしばらく続けてきたのだが、ついに来月、田舎の方へ引越しとなる。 母も私も仕事を辞めて行くのだから一大決心といえ…
くき
2024年5月13日 19:21
前回の記事▼型紙型染めに使う型紙は、本来は渋紙という、和紙に柿渋を塗ったものを使うようだが、今回はあるものでやりたいので厚めの大きい封筒を使った。インドかどこかの紋様を参考に、カッターで模様を切った。糊置き参考動画↓染める布は、初めてなのでとりあえず百均で買った綿100%の小さい布。少し煮て購入時の糊を落としてから乾かしておく。板につくった糊を塗り乾かしてから、刷毛で水
2024年5月13日 17:25
自分で描いた模様入りの布製品がほしい、そう思ったので型染めをすることにした。ウィリアム・モリスの展覧会に行ったらとてもよかったので急にやりたくなった。型染めの手順は簡単に、①型紙に切り絵で模様をつくる。②布に型紙をのせて上から糊を塗る。布に糊で模様が転写される。④布を染める。→糊の部分は染まらず、模様が白抜きとなってあらわれる。糊作りまったくの初心者なのでYouTubeで調
2024年1月14日 19:50
▼前回経過稲はぐんぐん育つ。8月には青い稲穂をつけた。9月、稲穂が頭を垂れた。ふつう9月下旬には稲刈りをすると思うのだが、植えた土地は思ったよりも陽当たりが悪く、なかなか稲穂が色づかなかった。稲穂が黄金色になるまで待つ。10月にはだんだん色づいてきた。そして10/26、ついに稲刈りをしようと思って畑に行ったら、すべての稲穂が何者かによって食べられていたのである。美味
2024年1月14日 19:19
自給といえばやはり欲しいのは米、しかし水田を造成するのは難しいうえ水利などの問題もあるため、畑でもできる陸稲の栽培をやってみた。栽培地は小川のすぐそば、水気が多少ありそうな場所を選んだ。開墾遠い昔の2023年3月中旬、この土地の開墾をおこなった。クワで深さ30cmほど土を起こしながら、土中の木の根や笹の根を剪定バサミで切りつつ取り除いていく。3x5mほどの広くもない面積を整えるのに
2023年9月22日 00:01
最近気づいた。触れることは大切。私は虫が苦手だ。足とか節とかが多くて気持ち悪い気がするし、いきなり飛んでくるし、ちょっと怖い。都会の潔癖な環境に育ったことも大きい。(虫好きの方へ:もし自身の苦手な生き物がいれば置き換えてください)でも田舎に住んで、かなり克服してきた。単に虫がたくさんいるから慣れたというのもあるのだが、それだけではない。徐々にではなく劇的に克服したきっかけが、虫
2023年9月7日 20:06
ライ麦が土壌改良にいいというので、去年、適当に庭に種を撒いておいた。7月中旬、実を成らせ頭を垂れていたので収穫。でも獲れたのはほんの少しだけ。少量なので、手作業で脱穀した。穂を指でつまんで玄米のような粒を押し出す。つるっと出てくる。全部の種を集めたら鍋で炊けそうな量になった。ライ麦100%で食べる機会もあまりないので、米のように炊いて食べてみる。発芽させると栄養価がUPするそうなの
2023年8月19日 13:58
家にめちゃくちゃ虫が出る。特にいやなのが、カマドウマというデカくて黒いバッタみたいなやつ。発生源がだいたいわかったので、これを忌避するため、うちにあるハーブなどを使って天然虫除けをつくることにした。いわゆるポプリみたいなやつ。効果があるかは謎。材料は、うちにあった香りの強い植物。杉の木片(ヒノキかも)、ドクダミ、レモングラス、ホワイトセージ、クローブ、スペアミント、ペパーミント、レモン
2023年8月16日 21:25
今夏、祭りの運営をやっていたらめちゃくちゃ忙しくて、しばらく家も離れていた。その間、作物のほうは夏野菜がちょっと採れたらしい。帰ってきてから、建築のほうに気が向いたので、ずっと課題だった薪棚を冬に向けてつくることにした。私が住んでいる家は暖房を薪ストーブにしたので、薪がないと凍り死んでしまう。薪はものすごくたくさん使うため溜めこんであるが、これがめちゃくちゃ邪魔。濡れてはならないので、
2023年4月16日 08:11
矢野智徳さん主催の「大地の再生」講座。今回は矢野さんの話や私が考えたことを中心に書いていく。▼前回の記事前回までに紹介した作業をすべて終えると、「杜の学校」にて感想や質問を共有する時間となった。矢野さんからいろいろな話が聞けたので、その一部を紹介したい。空気と水は連動している矢野さんの話のひとつに、空気が動かないと水は動かない、という重要な話があった。大地の再生では、地面に
2023年4月11日 21:07
矢野智徳さん主催の「大地の再生」講座。今回は2日目の自然農の作業。▼前回の記事2日目、河原にほど近い畑で、タカキビの種まきを行なった。畑となる場所は、双子葉植物の豊かな、気持ちのよい草原だった。植生を見るに土壌はよさそうなのだが、これが畑になるのか? と思うほど草がみっちりと生えている。よく見ると、外周には溝+しがらみ、内側にはうっすらと畝間の浅い溝の跡があった。ここもこうし
2023年4月9日 18:07
矢野智徳さん主催の「大地の再生」講座。今回から2日目の作業に入る。▼前回の記事2日目、鶴川の近くを走るコンクリート水路で作業を行なった。この水路は、鶴川の支流である仲間川から水を取り込み、鶴川の下流へ水を出す。かなり長く、コンクリート三面張りでつくられている。水は浅く張っているが流れはかすかで、底には流れてきたドブが溜まっていた。矢野さんは水路を見つめながら、人に都合のよい、人
2023年4月8日 21:33
矢野智徳さん主催の「大地の再生」講座。1日目の続き、今回は自然農の作業を紹介する。▼前回の記事4月2日、スタッフの方手づくりの美味しいお昼ご飯を経た午後、田んぼの整備とコメの種まきを行なった。田んぼは、自然でいえば湿地帯である。湿地帯は、空気と水の滞る場所である。だから田んぼでは、風や雨の通りをふつうよりも悪くし、ゆるやかに流れる程度にする。適切な湿地帯環境をつくることで、種
2023年4月6日 21:30
矢野智徳さん主催の「大地の再生」講座。今回から実際の作業内容について記していく。▼前回の記事4月2日午前、作業は河原の草刈りから始まった。鶴川の桜の花咲く河原、この日は花びらがはらはらと散り、川を流れていくようすがとてもきれいだった。ここは数年前は薮だったと聞いたが、矢野さんらが手を入れたおかげで今は草原になっている。年に数回の手入れを続けているらしい。大地の再生では、「風の草
2023年4月5日 23:44
4月2日、3日と、矢野智徳さん主催の「大地の再生」講座に参加してきた。造園技師である矢野さんは、現代の一般的な土木技術とは異なる手法で、環境を傷めずに造園を行ない、また傷んでしまった環境を正常な状態に回復させる施工を研究しながら活動してきた。現在では全国各地を飛び回って、その技術を広めながら環境の再生活動を行なっている。昨年は、矢野さんを追うドキュメンタリー映画「杜人」や、書籍『「大地の
2023年3月10日 19:11
いきさつまあまあ都会⇄けっこうな田舎 の2拠点生活をしばらく続けてきたのだが、ついに来月、田舎の方へ引越しとなる。母も私も仕事を辞めて行くのだから一大決心といえるが、私はオフィスでの仕事にもはや辟易しているため、辞めてしまうのが健康にもよい。私は人間のつくった社会のシステムに長らく翻弄され、葛藤してきた。このたび、そのシステムの外側の世界を知るため、とりあえず〈稼ぐ→消費する〉というお金の