食前舌語(くうぜんぜつご)

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食前舌語(くうぜんぜつご)

ご覧いただきありがとうございます。 書くことは「地下アイドル×マーケティング/経営戦略」になります。 #1 アイドルとは何か #3 アイドルと戯言 を更新してるんで、マガジンや固定記事からまとめて見てもらえると嬉しいです。 Twitter : @kuzen_zetsugo

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#0_2 記事はこちらにまとまっています

今までの記事をまとめています。 noteは記事全体の閲覧性悪いので、こちらからぜひご覧下さい。 おすすめ記事#0系統 自己紹介など#1系統 アイドルについて#2系統 アイドルの成長戦略ちょっとずつ書き始めています。 #3系統 アイドルに関する戯言#4系統 読書録column 系統どちらかというと最大公約数ではなく、n=1を追求する企画ですが、ただの日記になりそう。 閲覧数伸びないのは仕方ない!!!笑

    • #3_16 2023年地下アイドル業界分析~TikTokとFRUITS ZIPPER/iLIFE!~

      (記事内で表現している序列については食前舌語の独断と偏見による判断であるためご容赦いただきたい。) 昨年好評だった「地下アイドル業界構造」に対し、この1年間で地下アイドルの業界縮図は非常に大きく変化した。 「なぜオワコンと言われた地下アイドル業界に変化があったのか」 これに対し、食前舌語は過去の記事をもとにしつつ「TikTok」という背景を絡めつつ、FRUITS ZIPPER/iLIFE!の何がすごいのか、そこから得られるエッセンスを議論したい。 まず2つのアイドルを紹

      • column#4 アイドル楽曲大賞2023

        毎年おなじみのアイドル楽曲大賞。 簡単にいうと、有志のアイドルファンがその年にリリースした全てのアイドルの楽曲から投票し、今年一番良かった楽曲を決めるものである。 人それぞれ、さまざまな投票基準があると思うが、私の基準は「その年を代表できるか、何かのドラマがあるか」であり、少し楽曲そのものの良さから外れてしまうきらいがある。 今年は「インディース(東京)(グループ)」に限定し投票した。 今回地方アイドルが別枠になったため、タイトル未定とfishbowlがいないのは衝撃であ

        • column#3 今年のイチオシライブ かすみ草とステラ『渡辺萌菜生誕祭2023』

          それはなんとも素敵な世界だった。 私はライブに生きる、をテーマにオタ活をしているため、おそらく他のオタクよりもライブに対する熱意は高い。 その中で、2023年に参加した全112現場(チェキ会など含む)で最も良かったライブとして『渡辺萌菜生誕祭2023』を紹介したい。 ※本記事はマーケティングなどを関係なくライブレポとなってます。 ライブ前まずはよく言っている場外乱闘から。 前のワンマンといい、ここのグループは場外乱闘、すなわちライブまでのワクワク感の醸成が上手い。 季

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        • #3 アイドルと戯言
          16本
        • #1 アイドルとは何か
          11本
        • #2 アイドルが人気をとるためには(
          4本
        • #4 食前舌語の読書感想文
          2本
        • #6 ただの戯言
          0本
        • #5 食前舌語のおすすめ
          0本

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          #3_15 【後編】アイドルの夏フェスを勝手に考察してみた(夏フェスはコロナ後に死んでいく)

          幾度となくライブアイドルがこの言葉を口にした気がする。 「今年の夏が勝負」 ただ、夏フェスって要はいつもの対バンの延長線なのでは?と思うこともよくあるわけで。 改めてアイドルシーンの夏フェスをまとめる必要があると考え、今回記事を書いた次第である。 前半はオタク目線・アイドル目線で夏フェスを分類しつつ、夏フェスの価値を再定義していく。 後半ではイベンター目線に立ちつつ、今後の夏フェスの展望を分析していく。 前編はこちら。 イベンター目線① なぜ夏にフェスを開くのかそも

          #3_15 【後編】アイドルの夏フェスを勝手に考察してみた(夏フェスはコロナ後に死んでいく)

          #3_14 【前編】アイドルの夏フェスを勝手に考察してみた(夏フェスでアイドルは見つかるのか?)

          幾度となくライブアイドルがこの言葉を口にした気がする。 「今年の夏が勝負」 ただ、夏フェスって要はいつもの対バンの延長線なのでは?と思うこともよくあるわけで。 改めてアイドルシーンの夏フェスをまとめる必要があると考え、今回記事を書いた次第である。 前半はオタク目線・アイドル目線で夏フェスを分類しつつ、夏フェスの価値を再定義していく。 後半ではイベンター目線に立ちつつ、今後の夏フェスの展望を分析していく。 オタク目線① 本当に向いている夏フェスはどれだ?そもそも大型夏フ

          #3_14 【前編】アイドルの夏フェスを勝手に考察してみた(夏フェスでアイドルは見つかるのか?)

          #1_11 アイドルと運営(大切な3つのことと必須な1つのこと)

          #1系統では「アイドルとは何か」をもとに、アイドルの歴史や存在意義みたいなものを深掘りしつつ、その価値提供、顧客体験の本質を探索していきたい。 その中で、過去に歌(#1_6)・振り付け(#1_5)・顔(#1_3)・レス(#1_4)・ワンマン(#1_7,9)・方針ストーリー(#1_8)などを取り上げている。 今回はアイドル運営に着目し、アイドルグループが成長するうえで最も重要であり、経営戦略として非常に分析しごたえがある経営母体に対して、3つの大切なこと・1つの絶対に必要な

          #1_11 アイドルと運営(大切な3つのことと必須な1つのこと)

          #3_13 アイドルをバズらせるために(Twitterアルゴリズムとの闘い)

          Twitter。 私の出会いは大学1年生の新歓で「大学情報や横のつながりを作るにはTwitterが1番」と言われ始めたわけだが、今ではオタクをする上で事欠かせないSNSツールの一つになっている。 昨今、イーロンマスク氏主導で話題に事欠かないが、実はそれと同タイミングで、非常に有益な情報が出たのである。 それが、「おすすめのアルゴリズムの公開」である。 なんとあのブラックボックス化されていたアルゴリズムが公式的に公開されたわけである。 これは、アルゴリズムの透明化が求められ

          #3_13 アイドルをバズらせるために(Twitterアルゴリズムとの闘い)

          #2_4 ファンが増えるコミュニティを創る(病まないオタクの育て方)

          #2では「アイドルが人気になるためには」という本当に簡潔で、非常に複雑な課題に対し、マーケティング観点から紐解いていくものである。 #2_3ではファンコミュニティの定義を改めて確認したうえで、地下アイドルのオタクのファンコミュニティの形成過程、またその中で運営が行うべき施策を論じた。 #2_4では、さらにコミュニティを深掘り、「本当にファンが増えていく、スケールしていくコミュニティ」をどう育てていくかを論じる。 コミュニティのスケールのためにアイドルグループのファンが増

          #2_4 ファンが増えるコミュニティを創る(病まないオタクの育て方)

          #2_3 アイドルにオタクコミュニティを創るには?

          #2では「アイドルが人気になるためには」という本当に簡潔で、非常に複雑な課題に対し、マーケティング観点から紐解いていくものである。 #2_2では、アイドルオタクのインサイトをコミュニティー所属というかなり大胆な仮説を設定することで、大学生オタクが新規で流入しないことなどを論じた。 #2_3では#2_2をさらに踏み込み、そのコミュニティ形成をテーマに、そのメリット・手法を論じていきたい。 ファンコミュニティについてファンコミュニティの定義 この記事では、ファンコミュニテ

          #2_3 アイドルにオタクコミュニティを創るには?

          #2_2 アイドルオタクの深層心理分析(なぜ学生オタクがコロナ禍で減少したか?)

          #2では「アイドルが人気になるためには」という本当に簡潔で、非常に複雑な課題に対し、マーケティング観点から紐解いていくものである。 #2_1では、とあるツイートのリプ欄を集計することで、地下アイドルがファンを獲得するためにどんなことをすべきなのか、数量的に分析した。 #2_2の第2弾では、「アイドルの価値」を深掘るために、特に地下アイドルオタクの深層心理を考え、アイドル運営が施策を作る根本で気をつけるべきところを確認する。 また、昨今新規、特に高校生や大学生のオタクが極端

          #2_2 アイドルオタクの深層心理分析(なぜ学生オタクがコロナ禍で減少したか?)

          column#2 アイドル楽曲大賞2022と、23年への期待

          ※新たにコラムをスタートした。これはマーケティングという多数のNの最大公約数を考えるものではなく、食前舌語(もちろん本当は別の名前でオタクをしています)というN=1の等身大を深掘ることで、そのオタクの行動原理などをさらに鮮明なものにしたい、という試みである。 そのため、この企画ではマーケティングなどの一般論に帰結せず。常にN=1の個人的感性を重要視して記載していきたい。 毎年お馴染みのアイドル楽曲大賞。 簡単にいうと、有志のアイドルファンがその年にリリースした全てのアイドル

          column#2 アイドル楽曲大賞2022と、23年への期待

          column#1 僕、他界したんだ。

          ※新たにコラムをスタートした。これはマーケティングという多数のNの最大公約数を考えるものではなく、食前舌語(もちろん本当は別の名前でオタクをしています)というN=1の等身大を深掘ることで、そのオタクの行動原理などをさらに鮮明なものにしたい、という試みである。 そのため、この企画ではマーケティングなどの一般論に帰結せず。常にN=1の個人的感性を重要視して記載していきたい。 chapter0:他界ってなんだっけ?ありがたいことに、このnoteについては業界問わず様々な人に読んで

          column#1 僕、他界したんだ。

          #2_1 アイドルが新規を獲得するには?(透色ドロップ佐倉なぎさんのリプ欄をもとに)

          ついに、ついに#2の連載を始められます。 といっても、本当は最初に総論を載せて、とかいろいろ考えていたのですが、全く予定通りにならないのが食前舌語のnoteということで。 本記事では、下記のツイートのリプ・引用リツを集計することで、地下アイドルオタクが新規でチェキに行く理由を分析することを目標とします。 はじめにまずこちらのツイートをご確認いただきたい。 まぁ透色ドロップって同じところとずっと対バンしてるイメージあるもんなぁ、などと思いつつ、このリプ欄を見ると古今東西の

          #2_1 アイドルが新規を獲得するには?(透色ドロップ佐倉なぎさんのリプ欄をもとに)

          #1_10 アイドルとSNSの写真(SNSと期待値コントロール)

          #1系統では「アイドルとは何か」をもとに、アイドルの歴史や存在意義みたいなものを深掘りしつつ、その価値提供、顧客体験の本質を探索していきたい。 その中で、過去に歌(#1_6)・振り付け(#1_5)・顔(#1_3)・レス(#1_4)・ワンマン(#1_7,9)・方針ストーリー(#1_8)などを取り上げている。 今回はSNSでの写真をテーマに、写真加工などはどこまで求めるべきなのか、そもそもターゲットはどこにあるのか、をもう一度再考することで、マーケティング視点からの認知⇒実施

          #1_10 アイドルとSNSの写真(SNSと期待値コントロール)

          #1_9 アイドルと青春(『かすてら大青春祭』から見えた儚さの正体)

          ※本記事はマーケティングにはほぼ関わらない、ただのライブレポと考察になっています。ごめんなさい。 ※本記事の写真はすべてPop'n'Roll 編集部のこちらの記事からいただいております。 序章地下アイドル業界で「勢い」をつけるためには様々な要因があるように思われるが、多くの場合何かしらのメインステージ争奪戦に優勝することと言っても差し支えないだろう。 大型夏フェスの優勝グループは、TIF2022メインステージ争奪戦で優勝し先日記事にした「タイトル未定」、そして超NATSU

          #1_9 アイドルと青春(『かすてら大青春祭』から見えた儚さの正体)