マガジンのカバー画像

Pick Up notes

74
素敵だと思ったnoteまとめ。
運営しているクリエイター

#読書

「世界一『自由』な会社、Netflix No RULES」を読んで

「世界一『自由』な会社、Netflix No RULES」を読んで

田端大学の課題図書となっており、話題の書籍ということもあり、購入。
自由と責任、能力密度が最高レベルのNetflixという会社のカルチャーについて事細かなインタビューやエピソードをもとに解説されており、密度が極めて高い。
結果として読書メモも極めて多いものとなった。

日本的なコントロールマネジメントも良い面は多くあるとは思うが、やはり状況によってはNetflixのようなコンテキストによるマネジメ

もっとみる
人生100年時代の社会に対する創意工夫  ("The New Long Life" 『LIFE SHIFT 2』リンダ・グラットン) | きのう、なに読んだ?

人生100年時代の社会に対する創意工夫 ("The New Long Life" 『LIFE SHIFT 2』リンダ・グラットン) | きのう、なに読んだ?

リンダ・グラットン&アンドリュー・スコットの新著「The New Long Life」を読みました。2016年に出版された「ライフ・シフト」(The 100-Year Life) の続編です。

「人生100年時代」というフレーズは、もはや目新しくもないほど、頻繁に耳にするようになりました。その発端となったのが、リンダさんたちの前著「ライフ・シフト」でした。リンダさんは2017年には安倍首相の諮問

もっとみる
【読書メモ】ゲームデザインを人材育成に活かせるかも
ー「ついやってしまう」体験のつくりかた 人を動かす「直感・驚き・物語」のしくみー

【読書メモ】ゲームデザインを人材育成に活かせるかも ー「ついやってしまう」体験のつくりかた 人を動かす「直感・驚き・物語」のしくみー

▽前置きけんすうさんが紹介していた書籍を読んでみたので感想をまとめてみる。

著者は、元任天堂の企画開発者の方。

ゲーム好きには納得感の高い例が数多くのっており、内容も平易でわかりやすい。

今回は、ゲームデザインのエッセンスを人材開発や育成に行かせないという観点でまとめてみる。

▽おもしかったポイント書籍の中で面白くかつ、人材開発や人材育成の現場にで応用できそうな部分だけかいつまんで紹介して

もっとみる
【読書ノート】人間の本質っぽいものが見つかるーホモ・サピエンス全史ー

【読書ノート】人間の本質っぽいものが見つかるーホモ・サピエンス全史ー

▽前置き昔から、歴史が好き。
特に歴史の物語の中に今の生活にも通じるような人の本質的な部分が出てきたりすると、人って変わらないんだなーとなんとなく安心したり、納得できるので、まとまった暇があれば積極的に見つけて読んだりしている。

その中でも、今回読んだホモ・サピエンス全史は濃厚でした。

また、更新するかもしれないですが、いったん上巻を読んだタイミングで
面白かったポイントをメモりました。

もっとみる

【読書ノート】人間とは何かー古典を読むシリーズー

紆余曲折あり、2020年は古典を中心に読書をしてみようと思う。
来年に向けて、少しずつ古典を読んでいく。

著者は、『トム・ソーヤーの冒険』などを書いている著者。
晩年にかいた人間観を対話形式で書いている書籍。
人間について厭世的な視点から捉えている。

■問い
①人間に生まれながらの善悪の基準はあるのか?

人間は内からは何ひとつ生み出すことはなく、善悪の基準は外からの影響を受け、決まっているの

もっとみる