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不安やイライラの鎧を脱ぐには

最近は、穏やかで、余裕がある状態が多いと感じています。
そしてモヤモヤしたり、イライラしたり、不安になったりすることの反芻から抜け出しやすくなっている自分がいると感じています。

なぜなのか考えてみたいと思います。

ここ最近、自分が感じることが2つあります。

①コントロール性に関する感度が高まっており、価値観の押し付けにも些細に反応する自分がいます。

②その一方で、そのことで起こるモヤモヤやイライラや不安の反芻思考から抜け出しやすくなっている自分がいます。


①のコントロール性に関する感度が高まっていることに関して話を続けますと、
自分や自分の周りで起こったことで、ストレス反応をキャッチするセンサーが繊細に働き、早期に自分に起こったストレスに気づくことができるようになったと思っています。

今までは、感覚的にも気づかずに無かったことにして忘れてしまい、小さなトラウマをたくさん蓄積していた気がします。これが、不安を常に感じやすかったり、無意識的にイライラを他人にぶつける要因になっていたと思います。

コントロール性に関する感度が高まって繊細になった理由はよくわからないのですが、思い当たる節としては、

1・そういった繊細な反応についての相談をよく聴く機会が増えているため。
 対話の場や、スクールカウンセラー、スクールソーシャルワーカーとして話を聴いているうちに自分もそんな感覚になった。

2・岡田斗司夫が言っている「ホワイト社会」に世の中がなっているため
 自分が怒鳴ったことなどずいぶんとしていないですし、そんな状況を見る機会もほとんどないと思います。ですので、より繊細なことで傷ついたり、敏感になっている社会になっているので、自分もそうなっていると思います。

※ホワイト社会(革命)とは…岡田斗司夫氏が提唱する概念で、清潔さや見た目の美しさが重視される社会のこと。SNSでの暴言や悪口なども不潔や汚いと感じられる。ホワイト社会は、女性的な感性や価値観が優勢になる社会でもある。


次に②のイライラや不安の反芻思考から抜け出しやすくなっている自分について、続けて話してみたいと思います。
ストレス反応への自覚が早期にできたとしても、モヤモヤしたり、イライラしたり、不安になることの反芻自体は今まで同様に起こっていると思います。

ただ、その時の状態から抜け出しやすい自分がいるのですが、方法が2つある気がしています。

1つ目は、具体的に嫌な出来事があって、しばらくモヤモヤしたり、イライラしたり、不安の反芻が起きている時に、その日の内に対話の場があると、そこで話すことで、かなり気持ちが軽くなり、リセットできます。
対話の場があると、対話の力を借りて、メタ認知できたり、自分の捕らわれから解放される感覚があるからだと思います。
そして、対話の場が私にとっての安全・安心基地になっており、そこでは、否定されたり評価されることはなく、あたたかく受容されたり、感情の伝え返しなども行われて心と体が落ち着きます

2つ目は、安心をしている自分が根の部分に残っていると、表層のモヤモヤしたり、イライラしたり、不安を感じている自分を脱いで、横にあるスペースに置くことができる気がします。
それは十分に身体が安全を感じている時に起こると思います。この時は、特に対話の場がなくても抜け出せます。

身体が安全を感じている状態を作る上で、大事な要素になっていることとしては、

対話的な場に定期的に身を置くことができている。→日常的に心身が安全を感じる体験。
運動習慣がある。→セロトニン、ドーパミンが出て、海馬や前頭葉の働きが向上し、偏桃体の過活動を抑えている。
身近な家族と安心できる交流がある。→オキシトシンも出たりして、幸せや安全を感じている。
仕事上でも安心を感じる交流がある。→緊張の中でも心身が安全を感じる体験。
強いストレスに晒される頻度が少ない。→ストレスに晒され過ぎていると結局交感神経の過活動へ。
タンパク質、ビタミン・ミネラルの十分な接種、適度な脂質と糖質の接種→藤川徳美さんの説を参考にしています。
十分な睡眠→スッキリした朝の目覚め、やる気

などが影響していると自分では思っています。

ということで、対話が日常にあることと、生活習慣を整えたり、人とのいい交流があったり、あまりひどいストレスに遭遇しなければ、穏やかで、余裕がある状態を維持できるのではないかと思います。

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