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ファンダメンタルの重要性【為替】

今回は為替を中心にファンダメンタルの説明をしていく。 金融商品である為替、株、債券、コモディティは密接な関係にあるので、ファンダメンタルを知らない方には必ず読ん…

経済ニュース
8か月前
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【5月21日】円安継続でクロス円上昇

ドル円は156円台を回復し、円安傾向が続いている。米国債利回りの上昇がドルをサポートしており、円は対ドルだけでなくユーロやポンドに対しても軟調に推移している。現時…

経済ニュース
15時間前

【5月20日】米経済は絶好調➡好調

先週の市場の振り返り 13日からの週では、ドル売りが優勢となり、ドル円の変動性が高まった。特に米国の経済指標発表に対して市場は神経質な反応を示した。米生産者物価指…

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【5月17日】日本の景気は最悪で円安継続

ドル円は155円台を回復。これは、4月の米輸入物価指数が予想以上に上昇し、米国債利回りが上昇した。CPIをきっかけにドル売りに転じ、ドル円も下がっているが、ドル円の調…

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【5月16日】CPIの低下でドル売り加速

現在の為替市場のトレンド ・米CPIが予想を下回ったことが主な要因となり、米ドル売りが強まる。ドル円は154円台に急速に下落。 ・米ドルに対するユーロとポンドに対する…

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【5月15日】パウエル議長は高金利維持

ドル円 ドルは、米生産者物価指数(PPI)のデータが予想を上回るものの、一度の買い後に売りが強まり、方向性を定めかねている状況が見られる。 ユーロドル ユーロは一時的…

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【5月14日】ドル安円安の継続

ドル円は156円台に上昇しており、これは近日中に日本の財務省による介入後の反動で見られる61.8%の戻り水準に到達している。これはテクニカルなリバウンドと見られ、市場の…

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【5月13日】先週の復習と今週の注意点

直近のドル円の動向 ドル円相場は153.63で取引開始 イエレン財務長官の発言が円売り優勢となり、154円絡みまで上昇 植田日銀総裁の発言で155円台を回復 週後半は米利下…

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【5月10日】為替介入は堂々とする鈴木

ドル円はNY時間に戻り売りが優勢となり、155円台半ばに伸び悩んだが、買い戻しの流れは継続している。 ユーロドルは1.07ドル台後半に上昇し、200日移動平均線の1.0795ドル…

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【5月9日】ドル円160円が目標か

・米国債利回りの上昇がドルの下値を支え、FRBのタカ派的な発言がドル買いを促進しており、ドル円は155円台に再浮上し、155.65円付近まで戻した。 ・ドイツの製造業の低迷…

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【5月8日】ドル円は再度160円を目指すか

ドル/円は154円台後半への上昇が見られ、ドル買い戻しの動きが優勢。タカ派的なFOMC委員の発言がドルを支援している。 ユーロ/ドルは1.07ドル台後半に上昇し、市場はECBの6…

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【5月7日】ドルは堅調で推移

円の動向 イエレン米財務長官の発言により、日本政府・日本銀行による円買い介入への警戒感が薄れ、円が全面的に軟化している。これは円売りの動きを加速させ、短期的な円…

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2週間前
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【5月3日】円は対ドル153円台に上昇

ドル円ペアは、強い円買いの動きが見られ、153.06円まで下落し、前日安値153.04円に迫る場面があった。米10年債の利回りが4.56%台まで低下したことが、ドル売り円買いを加…

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2週間前
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【5月2日】米:年内利下げ可能性

・ドル安傾向 FOMCによる金利据え置きとパウエル議長のコメントが市場に警戒されたほどタカ派的でなかったことから、ドルは主要通貨に対して安くなった。これは、市場が将…

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2週間前
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【5月1日】FOMCまでドル円は買い相場

・ドル円ペアは、米雇用コスト指数が予想を上回る結果になったため、米国の利下げ開始時期の遅延と解釈され、ドルが強まる傾向にある。これにより、短期的なドル高・円安が…

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2週間前
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【4月30日】為替介入は押し目か⁉

ドル円は最近のトレードで大きな振れ幅を示しており、160円台から154円台への急落が見られた。これは、日本の財務省の市場介入の観測によるものとされている。 為替介入が…

経済ニュース
3週間前
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ファンダメンタルの重要性【為替】

ファンダメンタルの重要性【為替】

今回は為替を中心にファンダメンタルの説明をしていく。
金融商品である為替、株、債券、コモディティは密接な関係にあるので、ファンダメンタルを知らない方には必ず読んでいただきたい。

それでは、情報の重要性とファンダメンタルの使用例を見ていきましょう。

適正な為替レートの形成

為替レートは各国のマクロ経済環境に基づいて形成されるべきです。
経済成長率や金利、インフレ率などのファンダメンタルな指標が

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【5月21日】円安継続でクロス円上昇

【5月21日】円安継続でクロス円上昇

ドル円は156円台を回復し、円安傾向が続いている。米国債利回りの上昇がドルをサポートしており、円は対ドルだけでなくユーロやポンドに対しても軟調に推移している。現時点の状況で円買いにはならないだろう。

ユーロドルは1.08ドル台で底堅く推移し、1.09ドル手前の強い上値抵抗を試す動きが見られる。ユーロの底堅さは、ECBが利下げを予期されている中でも投資家の期待感を示している。

・ポンドドルは1.

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【5月20日】米経済は絶好調➡好調

【5月20日】米経済は絶好調➡好調

先週の市場の振り返り
13日からの週では、ドル売りが優勢となり、ドル円の変動性が高まった。特に米国の経済指標発表に対して市場は神経質な反応を示した。米生産者物価指数(PPI)や消費者物価指数(CPI)、小売売上高、さらには新規失業保険申請件数、輸入物価、鉱工業生産などの一連の米経済統計が発表された。

PPIとCPIは予想から大きく乖離することはなく、わずかな差異に留まりましたが、これにより市場で

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【5月17日】日本の景気は最悪で円安継続

【5月17日】日本の景気は最悪で円安継続

ドル円は155円台を回復。これは、4月の米輸入物価指数が予想以上に上昇し、米国債利回りが上昇した。CPIをきっかけにドル売りに転じ、ドル円も下がっているが、ドル円の調整にはちがいないが、純粋にドル安だ。一般にドル安駆動によるドル円下降の持続性は弱い。現状、さすがに4時間足で下降しているので、今週中くらいはまだ下を目指す可能性もあるが、来週はどうなるかわからないだろう。米国債の利回り低下を主な材料と

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【5月16日】CPIの低下でドル売り加速

【5月16日】CPIの低下でドル売り加速

現在の為替市場のトレンド

・米CPIが予想を下回ったことが主な要因となり、米ドル売りが強まる。ドル円は154円台に急速に下落。

・米ドルに対するユーロとポンドに対する買いが利下げ折込を巻き戻す形で加速している。

今日の注目ポイント

・ユーロドルとポンドドルの買いが続くかどうか。ファンダメンタル的なドルの弱さと、堅調に推移しているユーロ圏の指標からみても、テクニカル的に見ても上昇トレンド入り

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【5月15日】パウエル議長は高金利維持

【5月15日】パウエル議長は高金利維持

ドル円
ドルは、米生産者物価指数(PPI)のデータが予想を上回るものの、一度の買い後に売りが強まり、方向性を定めかねている状況が見られる。
ユーロドル
ユーロは一時的な下落後、リバウンドしており、200日移動平均線を超えることで強気のシグナルが示されている。
ポンドドル
英国の雇用統計の影響を受けて一時下落したものの、その後NY市場で回復し、200日移動平均線上に位置している。

今日の注目ポイン

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【5月14日】ドル安円安の継続

【5月14日】ドル安円安の継続

ドル円は156円台に上昇しており、これは近日中に日本の財務省による介入後の反動で見られる61.8%の戻り水準に到達している。これはテクニカルなリバウンドと見られ、市場の注目が集まっている。にもかかわらず、市場全体としてはドル売りの流れが続いており、これは他の主要通貨に対するドルの弱含みを示しており、相対的なドルの弱さが市場の意思を反映している。

今日の注目ポイント

NY連銀による最新の米消費

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【5月13日】先週の復習と今週の注意点

【5月13日】先週の復習と今週の注意点

直近のドル円の動向

ドル円相場は153.63で取引開始

イエレン財務長官の発言が円売り優勢となり、154円絡みまで上昇

植田日銀総裁の発言で155円台を回復

週後半は米利下げ期待の回復で、リスク選好地合いのなかドル売りかつ円売り

米国の経済指標

雇用統計

-非農業部門雇用者数(NFP):前月差+17.5万人(前回は+31.5万人から減速)

失業率:3.8%→3.9%

平均時給

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【5月10日】為替介入は堂々とする鈴木

【5月10日】為替介入は堂々とする鈴木

ドル円はNY時間に戻り売りが優勢となり、155円台半ばに伸び悩んだが、買い戻しの流れは継続している。
ユーロドルは1.07ドル台後半に上昇し、200日移動平均線の1.0795ドル付近を再度試す展開となっている。
ポンドドルは英中銀金融政策委員会(MPC)の決定後、一旦1.24ドル台半ばに下落したが、NY時間にドル売りが優勢となり1.25ドル台に上昇。

今日の注目ポイント

米新規失業保険申請

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【5月9日】ドル円160円が目標か

【5月9日】ドル円160円が目標か

・米国債利回りの上昇がドルの下値を支え、FRBのタカ派的な発言がドル買いを促進しており、ドル円は155円台に再浮上し、155.65円付近まで戻した。

・ドイツの製造業の低迷がユーロの上値を抑制しており、ユーロドルは1.07ドル台で推移し、200日移動平均線を下回っている。

・英中銀の早期利下げ観測がポンドの上値を重くしており、ポンドドルは1.25ドル付近まで買い戻されたが、200日移動平均線が

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【5月8日】ドル円は再度160円を目指すか

【5月8日】ドル円は再度160円を目指すか

ドル/円は154円台後半への上昇が見られ、ドル買い戻しの動きが優勢。タカ派的なFOMC委員の発言がドルを支援している。
ユーロ/ドルは1.07ドル台後半に上昇し、市場はECBの6月利下げを有力視しているが、既に価格に織り込まれているとの見方がある。 ポンド/ドルは1.25ドル付近で一時的に下落し、短期金融市場では8月以降の利下げ開始がコンセンサスとなっている。

日本円については、比較的安定した動

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【5月7日】ドルは堅調で推移

【5月7日】ドルは堅調で推移

円の動向
イエレン米財務長官の発言により、日本政府・日本銀行による円買い介入への警戒感が薄れ、円が全面的に軟化している。これは円売りの動きを加速させ、短期的な円安トレンドを形成している。

米国の金利政策: NY連銀総裁の発言により、将来的な利下げの可能性が示唆されている。これにより、米ドルに対する長期的な見通しに変動が生じ、リスク選好のセンチメントが高まっている。

現在のドル円はリスク選好の背

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【5月3日】円は対ドル153円台に上昇

【5月3日】円は対ドル153円台に上昇

ドル円ペアは、強い円買いの動きが見られ、153.06円まで下落し、前日安値153.04円に迫る場面があった。米10年債の利回りが4.56%台まで低下したことが、ドル売り円買いを加速させた要因となる。ユーロドルは若干のユーロ高が観測され、1.0730ドルまで上昇し、日通しでのわずかな高値を更新した。これは米長期金利の低下を受けた動きとなる。
円の動向
為替市場では円が強くなる可能性が指摘されているが

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【5月2日】米:年内利下げ可能性

【5月2日】米:年内利下げ可能性

・ドル安傾向
FOMCによる金利据え置きとパウエル議長のコメントが市場に警戒されたほどタカ派的でなかったことから、ドルは主要通貨に対して安くなった。これは、市場が将来の利下げに対する期待を高めているため。
更に、FOMCでQTの減額を決定したため、短期的にはドル安が続く可能性もある。
・円の急激な動き
日本政府・日銀による可能性のある円買い介入が注目され、特にドル/円ペアで急激な動きが見られた。

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【5月1日】FOMCまでドル円は買い相場

【5月1日】FOMCまでドル円は買い相場

・ドル円ペアは、米雇用コスト指数が予想を上回る結果になったため、米国の利下げ開始時期の遅延と解釈され、ドルが強まる傾向にある。これにより、短期的なドル高・円安が進行している。
・ユーロドルは、欧州のGDPとインフレデータが予想を上回るものの、全般的なドル強化の影響でユーロが下落している。
・ポンドドルは下落傾向にあり、200日線が抵抗として働いている。

今日の注目ポイント

市場の流動性:月

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【4月30日】為替介入は押し目か⁉

【4月30日】為替介入は押し目か⁉

ドル円は最近のトレードで大きな振れ幅を示しており、160円台から154円台への急落が見られた。これは、日本の財務省の市場介入の観測によるものとされている。 為替介入が行われたとみられる場合、過去に行われた為替介入は、一時的に通貨価値を変動させるものの、その効果は長続きしないことが多い一部の投資家は介入を短期的な取引の機会と見なす可能性がある。
ユーロドルはやや伸び悩む動きを示しており、1.06ドル

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