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映画感想

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新旧問わず、映画館で観た映画の感想を書いています。 あくまでも個人の主観なので悪しからず。
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2019年6月の記事一覧

香取慎吾史上最もダークな映画『凪待ち』

2019年公開映画103本中44位。

ポスター見たとき、パッと見、新井浩文にも見えるけど、
香取慎吾です(笑)
で、びっくり。
彼の役どころに。
これ、香取慎吾史上最高にダークで、バイオレンスで、クズな映画かも。
今までの彼の役を考えると、かなり異質というか、新鮮。
そんなにダークな役も多くなかったし、
キャラ的にも明るいイメージが強いから。

話としては、ギャンブル依存性の香取慎吾が、
再起を

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キャラ弁がコミュニケーションツールだった『今日も嫌がらせ弁当』

2019年公開映画102本中67位。

反抗期の娘の態度を正すため、
高校3年間、ほぼ毎日キャラ弁を作って嫌がらせする母親の話。

個人的には、そこまで感情が振れたわけではないけれど、
笑えるところもあり、泣けるところもあるから、
そのバランスはよく、面白い映画なんだと思う。
母親、もしくは娘がいる人は、
また僕とは違った感じ方をするんだろう。

篠原涼子のキャラがいいよな。
ああいう母親、欲しい

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シーンのつながりが支離滅裂な『劇場版パタリロ!』

2019年公開映画101本中98位。

軽い気持ちで見に行くと後悔します(笑)
それぐらい、もう何が起こっているのかよくわからない映画です。

父が亡くなり、主人公パタリロが新しい王となるべく戴冠式を向かえる
という大まかなストーリーはわかるものの、
シーンのつながりがひどい(笑)

イギリスにいたのに、気づいたら埼玉にいるし。
突然、謎な歌を唄い出すし。
CGはプレステ2並みのクオリティだし。

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本当にファンを大切にするなと思った『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』

2019年公開映画100本中5位。

世界最速で見てきました。
記念すべき100本目をスパイディにすべく、
年始から綿密な鑑賞計画を、、、
立てるわけもなく、好きなものを好きなように見て、
たまたま100本目にこれが当たるという奇跡。

マーベル・シネマティック・ユニバース第23作品目。
そして、フェイズ3のラスト。

やられたよ、あの展開。
いやね、ウィキペディアをチラッと見て、
なんとなくの知

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サイコパスすぎる『ハウス・ジャック・ビルト』

2019年公開映画99本中79位。

軽い気持ちで見に行くと後悔するでしょう(笑)
実在した殺人鬼の映画なのだから。
それも、スプラッターほどエンタメではない、
静寂の中でひたすら人が殺されていく、
実にエグイ内容です。

ストーリーもあってないようなもの。
マット・ディロン演じる殺人鬼の主人公が、
とにかく人を殺しまくってる。。。

ジャッキで顔面を執拗に殴打したり、首を絞めたり、
ライフルで家

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両親や親友との絆が泣ける『SANJU/サンジュ』

2019年公開映画98本中37位。

ボリウッドのスター俳優サンジャイ・ダット(通称サンジュ)
の半生を描いた作品。
「いや、誰だよ」って話だけど。
日本においてはね、知名度まったくないと思うので。。。

でも、インド映画だし、陽気な感じなんだろうなと思ったら、
そうでもなかったっていう(笑)
もちろん、笑えるシーンはあったし、
歌と踊りも少しはあるのだけど、
どちらかといえば、シリアス寄りの話で

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あの『アナ雪』の、、、続編じゃない『アナと世界の終わり』

2019年公開映画97本中39位。

これは設定勝ちすぎるな。。。
もうタイトルからしてね。
「あれ、あの『アナ雪』の、、、?」ってなるよね。
続編じゃあないんだよ、これが。

ゾンビ×ミュージカル。

まさかすぎるよね。
相反する2つを合わせちゃうなんて。

話としては、すごくオーソドックス。
ウィルスが蔓延して、みんながゾンビと化していく中、
主人公たちが戦いながらも逃げ惑うという流れ。

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いろいろ考えさせられる脱獄映画『パピヨン』

2019年公開映画96本中37位。

これはただの脱獄映画じゃない。
いろいろ、、、考えてしまう。。。
しかも、実話というから見ていて辛かったわ。。。

無実の罪でフランス領ギアナにある流刑地に送られた
主人公パピヨン(チャーリー・ハナム)が、
そこで知り合ったルイ(ラミ・マレック)と共に脱獄を試みるって話。

脱獄するには相応の準備が必要なんだけど、それにはお金が必要。
ルイがさ、ケツの穴に詰め

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邦画では滅多に見れないド派手アクションの『ザ・ファブル』

2019年公開映画95本中62位。

天才的な殺し屋である岡田准一が、
1年間「普通の人」として過ごすはめになるものの、
結局トラブルに見舞われるという話。

主人公の常識はずれな言動は笑えるし、
そんなお茶目な部分とは裏腹に、
殺しの腕はピカイチというギャップは面白い。

特にアクションシーンがハンパなくて。
銃で狙った相手は外さないし、
肉弾戦もジャッキー・チェンのような
圧倒的に素早い身のこ

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ぬ~べ~感ある『きみと、波にのれたら』

2019年公開映画94本中64位。

ぬ~べ~かなと思った。
死んだ彼氏がさ、
ある歌に反応して、水の中限定で復活するんよ。
まさに地縛霊みたいで。
これ、ぬ~べ~に相談して、
鬼の手で退治してもらった方がよいのでは、、、
と、けっこう本気で思いました。

実のところは、ヒロインの成長物語なんだけど(笑)

火事が原因で知り合った港とひな子。
次第に仲良くなり、前半はかなりラブラブしてたから、

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感動ストーリーにFFのBGMがマッチしまくってる『劇場版 ファイナルファンタジーXIV 光のお父さん』

2019年公開映画93本中9位。

ああ、これイイ、、、すごくイイよ!
昨日ドラマ版も見てみたんだけど、
これはFFが好きでもそうじゃなくても、
みんな楽しめる内容だと思う!!

いつしか父親との会話が少なくなってきた息子が、
自分の正体を隠して『FF14』の世界に父親を誘い、
いっしょに冒険をすることで、
親子の関係性をよくしていこうという壮大な親孝行物語。

普段、寡黙な父親が、初めてのオンラ

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マーベル最強のキャラ誕生『X-MEN: ダーク・フェニックス』

2019年公開映画92本中15位。

マーベルのX-MENシリーズ第12作品目。
第1作目を見たのが高1のときだから、実に19年である。
マーベル・シネマティック・ユニバース(以下、MCU)より長い!
そして、20世紀FOXがディズニーに買収されたことにより、
20世紀FOX単独では最後のX-MENになるのかな。

肝心の中身だけど、、、どーすんだこれっていう(笑)
話としては、ソフィー・ターナー

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グレーな色恋が懐かしさを感じさせる『愛がなんだ』

2019年公開映画91本中34位。

いい映画でした。
体にじゅわーって広がる感じ。
二日酔いのときに温かいしじみの味噌汁を飲んだときの、
あの五臓六腑に染み渡る感があった。

そう感じさせるのは、
キャラクター設定とセリフの絶妙さがあってこそだと思う。

恋人ではないし、
もはや好きという感情があるかもわからないけど、
岸井ゆきのが成田凌を一途に想い続ける話。

こういう曖昧な関係性というのは、

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笑いをこらえるのに必死だった『劇場版 誰ガ為のアルケミスト』

2019年公開映画90本中88位。

ちょwwwww
こいつはやべえ映画だったwwwww
こんなにまで動物の顔が雑すぎるアニメは初めて見たわwwwww

開始5分ぐらいで現れたカワウソ?イタチ?
みたいな動物の顔がひどすぎて、
生まれて初めて「あ、この映画もうダメかも」
って思っちゃった。
開始5分で、しかも判断材料が動物の顔のみ。
そんなことありえる?って。
ありえるんだよ(笑)
僕自身びっくり

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