らま@製造業社員

関東在住/男/32歳 機械メーカーで管理業務を行なっています。

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マガジン

  • 「左利き」を考えてみた

    左利きにしか分からない優越感 左利きにしか分からない憤り 左利きにしか分からない気づきをマガジンにしました。

最近の記事

32歳、ラグビーを始める 3

以下の記事の続きです 練習初っ端から禅を感じる 不惑チームに交り、練習をスタートした。 最初はダイナミックストレッチだ。動きながら足上げをしたり、四股を踏んだりしながらグランドを往復していく。一つ一つの動きで自分の体が悲鳴をあげる。普段伸ばしていない筋肉の存在に気づく。数ヶ月放置した自転車にkure556を足していくような作業だ。自分の体がだんだんと動きがスムーズになっていく。 自分の体に神経を集中させる感覚、「禅してるな」と満悦感が充実する。 その後は、グリッドで仕切

    • 32歳、ラグビーを始める 2

      以下の記事の続きです! グランドに向かう 初めての練習参加。 練習は朝9時半から。言われた公園に着くと、そこは一面の天然芝だった。 芝から漂う、ムワッとした匂いが心地よい。学生時代に散々嗅いだ匂いで懐かしかった。 グランドの端に大きなプレハブ小屋があった。外観は高校の部室そのものだった。そこに恐る恐る近づくと、小屋の前には60-70歳くらいの初老の方が3人ほどいた。 「おはようございます!」と大きな声で挨拶された。自分も思わず「おはようございます!」と大きな声で返事した。

      • 32歳、ラグビーを始める 1

        32歳独身男性が、10年ぶりにラグビーを始めた日記です。 転勤 今年の4月に私は今住んでいるところへ転勤してきた。 大学を卒業してから働いて10年、初めての転勤の辞令は青天の霹靂だった。 「最初3ヶ月は仕事第一に頑張る」というのが私が引っ越す前に考えていたことだったが、3ヶ月たっても仕事の余裕が生まれず、うまくいかないことばかり。それを試練と捉えられるほど、強くはなかった。 きっかけは上司の電話 そんな時に前の部署の上司(Aさん)が電話してきてくれた。 一緒に働いてい

        • 30歳で目覚めた散歩の魅力

          在宅ワークの最中、法定休憩と自分に言い聞かせ散歩をする。 田んぼの横を通る道で、春の透き通った青空が心地よい。 田舎道で日中でも、誰一人歩いていなく、遠くの方の国道と交わるところで左折待ちしている、軽トラの乾いたエンジン音が聞こえる。ぼぼぼっという低い音がこの景色には合う気がするのだけど、聞こえたのはラジエーターの少し高めな情けない機械音だった。 世界に私だけが取り残されたというシーンを想像したが、そこから想像は続かず、陳腐なことを考えた自分を悔やむ。 道の横は排水溝にな

        32歳、ラグビーを始める 3

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        • 「左利き」を考えてみた
          2本

        記事

          在宅勤務で始めたこと(ラジオ/乃木坂46/誰かに話したかったこと)

          在宅勤務中にラジオを聴くようになった。 最近のハイライトは、山崎怜奈の「誰かに話したかったこと」というラジオで、大好きなアジカンの「ソラニン」が流れた時だ。 (Tokyo FM 平日13:00〜) もはや、「今、ソラニン流れたら気分良いだろうな」と聞く前に考えていたんじゃないかと思うくらい、お昼時のその時間にちょうど良い、ドンピシャな曲だった。 イントロのギターのシャーンって4回鳴らした後に始まっていくイントロ。 午後のスタートにちょうど良い加速感だった。 在宅勤務で外に

          在宅勤務で始めたこと(ラジオ/乃木坂46/誰かに話したかったこと)

          親友の転勤を前向きに考える

          同期入社の親友の転勤が決まり、感傷的になっている今日この頃。 50人近い同期がいる中で、ほとんどが関東の本社勤務である中で、私と彼は唯一の三重県に配属された者同士だった。 大人になるにつれて、一瞬一瞬の大切さを強く意識するようになる。 こんなことを強く感傷的に思うようになったのは、大人になってからだ。 人の生き死にを経験するようになったからだろうか。 私には地元に住んでいる90歳近い祖母がいるが、半年に1回くらい帰省して会う度に、もう二度と会えないのでは?と心のどこかで思

          親友の転勤を前向きに考える

          「記録の力」で自分に向き合う

          地方で独身一人暮らしの私。 在宅ワークになってから、人と話すことがいよいよ無くなってしまった。 そういう状況から、頭の中で自分自身との止めどない会話が続いていく。 大抵はネガティブなことばかり。 このままではマズい、と思って、youtubeで見たDaiGoさんの本を買った。「記録の力」という本だ。 この本ではいろいろな悩みに応じ、「記録」することで悩みを解決する方法を教えてくれる。 まず取り組んだのは「ACTバリュートレーニング」「思考裁判記録表」だ。 (この本では全部で33

          「記録の力」で自分に向き合う

          (再掲)自分の悩み事は具体的な方が良い『哲学の先生と人生の話をしよう』

          コロナの最中、考え事が多くなると思います。 時には考えすぎて眠れない夜もあるかと思います。 何を隠そう、私です。 こちらの本では、様々な種類の悩みに対して、國分さんがフルスイングで悩みに対して答えます。 人が悩み事を抱いた時に、どのように心を動かすべきなのか。 人に悩み事を相談された時に、どのように応えるべきなのか。 この本から、そういったことに対して考えるアイデアを貰えました。 私が特に心に残ったのは、「理想や情熱を持って働きたい」という悩みを持つ26歳の会社員の方

          (再掲)自分の悩み事は具体的な方が良い『哲学の先生と人生の話をしよう』

          GW明けが憂鬱で仕方ないサラリーマンへ

          GW明け1日前の時間。 憂鬱な時間だ。明日からの日々への漠然とした不安、GWもっと楽しんでおけば良かったという少しの後悔、マイナスな感情が頭の中を埋めていく。 この時間があるから、かえって長期休みなど欲しくないと思ってしまうくらいだ。(長期休みをもらえているだけで有難いと思うべきなのだろうが) 「仕事が楽しければ、ワクワクした感情であるれるはず」というエリートサラリーマンのビジネス書をたくさん読んできた。そして、そんな目の前にいない、本当に存在するか分からない「理想のサラリ

          GW明けが憂鬱で仕方ないサラリーマンへ

          ランニングと座禅の共通点とは

          最近、ランニングをするようになった。 著名な作家が毎日ランニングをすることを知ったのがきっかけだ。 もともと大学まで運動部に所属していたので、走るのは苦にならないと思っていた。でも体が衰えるのはとても早く、なかなか苦しい。知っている人には見られたくないような、おぞましい顔で走っていると思う。 ランニングの効能で一つ確実に感じていることがある。 それは「心を無にする瞬間を生むこと」だ。 休日とか一人でいることが多くなると、つい考え事が多くなる。 その考え事が前向きなこと

          ランニングと座禅の共通点とは

          自分の悩み事は具体的な方が良い『哲学の先生と人生の話をしよう』

          コロナの最中、考え事が多くなると思います。 時には考えすぎて眠れない夜もあるかと思います。 何を隠そう、私です。 そういった中でkindleでこちらの本を改めて読みました。 こちらの本では、様々な種類の悩みに対して、國分さんがフルスイングで悩みに対して答えます。 人が悩み事を抱いた時に、どのように心を動かすべきなのか。 人に悩み事を相談された時に、どのように応えるべきなのか。 この本から、そういったことに対して考えるアイデアを貰えました。 私が特に心に残ったのは、「

          自分の悩み事は具体的な方が良い『哲学の先生と人生の話をしよう』

          人間は表裏一体

          よく、人から 「あなたはポジティブな人間ね!」 と言われる。 一方で、自分は知っている。 自分のネガティブな側面を隠そう、潰そうとするために、他人にはポジティブに振舞っているのだということを。 表裏一体である。 社交力を意識的に強めている人は、自己基準では自分の社交力をないと思っている。 みんなに優しい人は、自分のことを誰よりも自己中心的な人だと思っている。 そういうことは、ブログで文字にしてみるとよく分かる。 文字にすることは、「他人に見せたい自分を端的に表す行為」

          人間は表裏一体

          中島みゆき『時代』

          男ならば誰しも、イキっていた時代があると思う。 そのイキった姿が他者などの共同体に向けられれば、それは「不良少年」と呼ばれるし、 臆病で自分自身の中の物語で解決してしまうと、それは「中二病」と呼ばれるようになる。 私は後者だった。 高校生当時の私は、流行りの歌ではなくて、少し古い名曲と呼ばれるような曲を聴くことが美徳と思っていた。 その時、一番好きだった曲が、中島みゆきの「時代」だ。 私は高校の卒業文集の自由記述欄に、「時代」の歌詞をそのまま転写した。当時はそれが一番

          中島みゆき『時代』

          『日曜日よりの使者』

          大好きな日曜日。 そして大好きな曲。 音楽のことは詳しくないけど、語りたい。 この曲の良いところは、サビもAメロもずっと同じテンションで、何度も続くことだと思う。 ずっと90%の高いテンションなのだ。 ずっと続いても飽きることのない、一生続くような日曜日。 この曲はそんな夢を私に与えてくれる。 100%以上のテンションには必ず終わりが来る。 静かな時があるからこそ、楽しいことが光るという側面もあるかもしれない。高校球児的価値観だ。苦しい時があるからからこそ、喜びが多

          『日曜日よりの使者』

          悩み事で眠れないあなたへ

          次から次へと悩みが膨らんでくる。 頭の中がぐるぐるしてくる。 そうすると、今度は変なことで悩んでる自分に嫌気がさしてくる。(客観的には大したことないかもしれないけど、私にとっては重大問題なのだ) そんな方にアドバイスを送りたい。(自分へのメッセージでもあるのだけど) 悩み切ろう。考え抜こう。 同じ階層で堂々巡りするのではなく、一歩深掘りして行く感覚である。脳みその殻を破っていくことを心がける。それが考え『抜く』ということだ。そのために、自分の悩んでることを言葉にして

          悩み事で眠れないあなたへ

          「令和」の原体験 私の中の「れいちゃん」

          今日、新元号が決まったわけですが、皆さんどう感じましたでしょうか? 何となく「優しくて、穏やかな名前」だと感じました。 他の人のブログやコメントを見ていると、同じような印象を受けている方が多いように感じました。 (逆に、「大正」とか、とても男性的で筋肉質で強いイメージですよね) 何で出典元の万葉集のことを知らない自分がこんな印象を受けるのか、考えてみたのですが、それは「令(れい)」という響きが女性の名前でよく使われるからだと思います。 では、私が思い描く、優しくて穏やか

          「令和」の原体験 私の中の「れいちゃん」