『夏物語』川上未映子|読書記録 04
今回読んだのは、川上未映子による『夏物語』。
こちらも前々から読まねばならんと思いながら、読めていなかった本。
大好きな作家である川上未映子による『乳と卵』の登場人物たちが新たな物語を紡いでいる。
生命とは何かを問う著作だ。
『夏物語』のあらすじこの物語は大きく分けて2部作。
2008年、それから8年後の2016年の物語になっている。
主人公は夏子。30歳の女性だ。夏子の姉で大阪でホステスとして働く、巻子、そしてその娘、緑子が主な登場人物だ。
夏子と巻子は大阪でともに育った