父の嫌な部分がどうしても目について、憎しみのような感情が湧き上がってくるのをなんとかしたいと思っておりました。

父に対する内観をしているときもその感情が消えず、なかなか素直になれませんでした。

別れた妻に対しての内観で、自分が自由になりたいため、自分のことだけを考えて、子供を育てることを放棄した自分が、今まで一生懸命働き育ててくれた父のことを悪く思う事はとんでもないことだと思いました。

すると、父が苦労して稼いでくれたお金を、自分の見栄の為や自分の罪の穴埋めの為、本当に無駄に使わせていながら、親なんだから当たり前、父が悪いんだからこのくらい使うのは悪くない、と思っている自分の姿が見えてきました。

本当に申し訳ありませんでした。

事実をありのままに調べていく中で、父が自分に対して語りかける言葉や行動は、9割以上は子供を思う親の愛であり、ほんのわずかなことを根に持ってしこりを作っておりました。

ここから帰ったら父と素直に話が出来そうです。

親の生きているうちにこの気持ちになれたことが、せめてもの償いになればと思っています。

ありがとうございました。

　（愛知県 34歳男性 会社員）

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