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Vol.307 同居って大変だろうな

知らない人から梨を食えと言われた。


これ、先日あった出来事である。
息子(5才)と公園で自転車の練習をしていたところ、ゲートボールのような球遊びをする高齢者軍団がいてそのうち2人のお婆さんから梨を勧めれらた。丸ごとの梨ではなく、いた梨である。


お婆さんA・B:「あらッ自転車かっこいいわねぇ。これ食べなさい。(爪楊枝に刺した梨を一切れ息子の口元に持って行かれる)」

私:「結構です。この子食べられませんので。」

お婆さんA:「あらっアレルギー?」

私:「違います。果物全般が嫌いなんです。」

お婆さんB:「アレルギーなんてねぇ、食べれば治るのよ!うちの孫は小麦粉アレルギーだったけど治ったわよ!」

お婆さんA:「うちの孫は米アレルギーだったわよ。それも安い米だけアレルギー。高い米は食べられるのよぉ。おっほっほほー!」

私:(だからアレルギーではない言うてるに)


これを読み子育て世代の皆さんなら即3つ問題点が浮かぶだろう。

①知らない子供に食べ物を勧めてはいけない。アレルギーだったら死ぬ。そしてアレルギーは食べても治らない。

②剥いた梨は不衛生。直接手に触れた物は人に勧めちゃいけない。特にコロナ禍以降はそれが常識。

③人の話を聞け。


これは本当にジェネレーションギャップだなぁと思う。高齢の方は人に食べ物を勧めたがるし衛生概念も今と違う。ちなみに私はミスドで食べかけのドーナツを(息子に)押しつけられたこともある。


しかしもちろん全員がそうではないし、当てはまる方も悪気があるとは思わない。生きてきた時代の差だ。昔はアレルギーなんて認知されていなかったし有っても甘えだと言われた。今よりアレルギー患者も少なかったことだろう。また、今ほど神経質ではなく他人が握ったおにぎりだって平気で食べた。

人の話を聞かないのも高齢者の特徴だがこれは〝聞こえていない〟かもしれないので何とも言えない。

このように常識とは生きていた時代によって変わるものであり高齢者をディスるのは間違っていると理解しているつもりだが、それでも思う。

同居してる人って大変だろうな(^_^;)


義両親にしろ実親にしろこれが毎日起こる訳である。特に子育てに関する常識の違いは致命的だろう。

私自身、息子が赤ちゃんの頃

⚫︎やたら白湯を飲ませたがる
⚫︎(家の中で靴下を履かせないでいたら)寒そう可哀想と連発される
⚫︎自分が箸でつついた物を食わせようとする

実母からこのような被害を受け発狂しそうになった。たった3泊の帰省でこれだから同居は忍耐の連続だと思う。

もちろん逆の立場からしたら「嫁が神経質すぎて大変」なんだろうね。

同居している皆さん、お疲れ様です!!!




【猫ムスメより】
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