如月じゅん

韓国ドラマ・読書・庭いじりが趣味の40代会社員/ 若かりし頃に熱中したテニスは膝痛(加…

如月じゅん

韓国ドラマ・読書・庭いじりが趣味の40代会社員/ 若かりし頃に熱中したテニスは膝痛(加齢による)で断念/ 清少納言が好きで(毒があるところ)、書かずにはいられなかった彼女自身にも共鳴/ 過ぎゆく季節、日々のこと、湧き上がる感情を琵琶湖のほとりから発信します。

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  • 特別養子縁組

    特別養子縁組で娘を迎えて11年。 血縁ってなんぞや。 Noteで自問自答していきます。 不定期更新

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固定された記事

うなぎと参鶏湯

今年の夏は暑い。 暑い時に食べたくなるもの、それはうなぎだ。 職場でうなぎの話に花を咲かせていたら、韓国人エンジニアのYさんがポツリと言った。 「参鶏湯食べたいで…

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2度目の函館 街歩き編(プレ聖地巡礼も)

GWも終盤になりました。 子どもの日には京都に住む兄家族といつものホテルビュッフェを朝食抜きの万全な状態で堪能し、その後は八条口のイオンで娘は姪っ子と映画を観まし…

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2度目の函館 グルメ編

円安が止まりませんね。 娘が中学に進学するタイミング。 親と一緒に行ってくれるうちに(もう徐々に喜ばなくなってきた)、旅行に行きたいね、久々に飛行機に乗りたいね…

如月じゅん
2週間前
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祝 本屋大賞受賞 『成瀬は天下を取りに行く』

一報にいち早く反応します。 おめでとうございます!

如月じゅん
1か月前
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十三まいり@嵐山 法輪寺

1ヶ月ぶりの投稿です。 仕事が繁忙期な年度末に加え、娘の小学校卒業と中学校入学で、よくぞここまで辿り着きました(自画自賛)。 その間に、noteに書き残したいことが溢…

如月じゅん
1か月前
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2年越しのしだれ梅@鈴鹿の森庭園

なじみの図書館で何気なく手にした雑誌のグラビア写真。 あまりの美しさにページを繰る手が止まりました。 注釈をみると鈴鹿の森庭園のしだれ梅とありました。家からそう…

如月じゅん
2か月前
4

【会社員つれづれ】イメージ通りの仕事ってある?

今日は職場のお話を。 わたしが所属する部では、月に一度連絡会(月例会)がある。 部長が進行役で、部で共有すべきことを話す。事務に関することで共有すべきことがあると…

如月じゅん
2か月前
4

わたしの中の清少納言

今年になって何かと平安時代がクローズアップされている。 NHK大河ドラマ『光る君へ』が影響しているのは間違いない。本屋には平安時代の関連本が並らび、遂にはJR西日本…

如月じゅん
3か月前
5

血の繋がりって何なんだろう  ~最初の一歩~

2024年が明けてしばらくが経った。年明け早々から「まさか」の連続。能登は父の出身地で、今も親戚が住む特別な場所だ。気をつけていないとブルー沼に飲み込まれそうだ だ…

如月じゅん
3か月前
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今年の締めは『翔んで埼玉~琵琶湖から愛をこめて』

年末も差し迫ってきたある週末に観に行ってきました。 ええ、日頃noteで滋賀県を自虐している者の務めでもありましょう。 事前にNetflixでパート1をちゃんと予習し、地元の…

如月じゅん
4か月前
10

ラストダンスは白鳥の湖パドトロワ

今、達成感に浸っています。 「燃え尽きたぜ、真っ白にな…」の心境であります。 この週末に娘のバレエの発表会がありました。 ソロのヴァリエーションを披露し、このたび…

如月じゅん
4か月前
6

京都モダン建築めぐりと思い出ぽろぽろ 

「そうだ、京都にいこう」 そんなCMが関東地方では流れるそうで。今、京都駅はスーツケースを携えた観光客でいっぱいである。 アフターコロナ。 今年は海外からもたくさん…

如月じゅん
5か月前
10

ありがとう 世界ふしぎ発見

『世界ふしぎ発見』が来年3月に終了すると先月発表された。 地上波放送をあまり見なくなって久しく、『世界ふしぎ発見』も最近は少しご無沙汰になっていた。 それでもや…

如月じゅん
5か月前
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この週末は長居公園に行きました。娘がいた乳児園がすぐそばにあり、実習で乳児園に通っていた時にはベビーカーでいつも散歩していた思い出深い特別な場所。あの時1歳にもならない娘に、今が一番いい時やの~と呟いていた歯が抜けたホームレスのおっちゃん。まだ生きているかな~。

如月じゅん
6か月前

韓国ドラマ『いつかの君に』ありのままの君でいい

相変わらず韓国ドラマを観ています。 次に何を観ようかと迷っているときに岸見一郎さんの記事を読みました。 アドラー心理学で有名な岸見さんが韓国ドラマを観ているとは…

如月じゅん
6か月前
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塩野七生さんが2023年度の文化勲章を受章された。
わたしは塩野さんの著作でマキャベリやチューザレ・ボルジアを知った。「道」の精神が息づく日本人とは異なるヨーロッパの価値観を知った。授賞式でお元気なお姿を拝見したい。

如月じゅん
6か月前
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うなぎと参鶏湯

うなぎと参鶏湯

今年の夏は暑い。
暑い時に食べたくなるもの、それはうなぎだ。

職場でうなぎの話に花を咲かせていたら、韓国人エンジニアのYさんがポツリと言った。
「参鶏湯食べたいです」

聞けば韓国では、夏の暑い時に精をつけるための食べ物と言えば参鶏湯で、日本人にとってのうなぎと同じようなものらしい。

Yさんはもう2年以上も帰国できておらず、母国の味恋しさで、ついに会社の寮で韓国料理を作りだしていた。

そんな

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2度目の函館 街歩き編(プレ聖地巡礼も)

2度目の函館 街歩き編(プレ聖地巡礼も)

GWも終盤になりました。
子どもの日には京都に住む兄家族といつものホテルビュッフェを朝食抜きの万全な状態で堪能し、その後は八条口のイオンで娘は姪っ子と映画を観ました(わたしはその間に甥っ子2人+兄とヨドバシを回遊魚のごとく歩き廻りました)。

1ヶ月前にプレ聖地巡礼をした娘にはタイミングが良い公開だったようで。
より楽しめたようです。

娘の話によると、冒頭写真の旧函館区公会堂がコナンに出てきたら

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2度目の函館 グルメ編

2度目の函館 グルメ編

円安が止まりませんね。

娘が中学に進学するタイミング。
親と一緒に行ってくれるうちに(もう徐々に喜ばなくなってきた)、旅行に行きたいね、久々に飛行機に乗りたいねと家族会議を開いたのが、ANAの早割適用期限の今年の正月でした。

だけど、この円安。庶民の旅行に海外はハードルが高い。
国内で美味しいものを食べまくるぜ、と向かった先は函館です。

1日目 昼ごはん 鮨処木はら

初回からド本命の寿司で

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十三まいり@嵐山 法輪寺

十三まいり@嵐山 法輪寺

1ヶ月ぶりの投稿です。
仕事が繁忙期な年度末に加え、娘の小学校卒業と中学校入学で、よくぞここまで辿り着きました(自画自賛)。

その間に、noteに書き残したいことが溢れ出てきました。
新生活が日常になるまでしばらくはかかるでしょうが、
noteに向き合える日常の時間。それは内省の時間であり、わたしにとっては必要な時間なのだと改めて思いました。

☆☆☆

十三まいりをご存じでしょうか。
どうやら

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2年越しのしだれ梅@鈴鹿の森庭園

2年越しのしだれ梅@鈴鹿の森庭園

なじみの図書館で何気なく手にした雑誌のグラビア写真。
あまりの美しさにページを繰る手が止まりました。

注釈をみると鈴鹿の森庭園のしだれ梅とありました。家からそう遠くもありません。
そばにいた夫に、「ここ行ってみたいな」と写真を見せました。

その年は結局、訪れるタイミングを逃し、次の年はコロナの後遺症で外出もままならず。
2年の熟成期間を経て新名神で40分、しだれ梅の庭に行ってきました。

冬と

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【会社員つれづれ】イメージ通りの仕事ってある?

【会社員つれづれ】イメージ通りの仕事ってある?

今日は職場のお話を。
わたしが所属する部では、月に一度連絡会(月例会)がある。
部長が進行役で、部で共有すべきことを話す。事務に関することで共有すべきことがあるときは、わたしも話すことはあるが、呑気に眠気覚ましのコーヒーを飲みながら参加するのが普通だ。

「今日の晩ごはん、何にすっかな」と部長の声をいつものように遠くに聞いてたら、「むむ!?」と引っかかる一文が。

ヘルプラインの利用実績 
労働組

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わたしの中の清少納言

わたしの中の清少納言

今年になって何かと平安時代がクローズアップされている。

NHK大河ドラマ『光る君へ』が影響しているのは間違いない。本屋には平安時代の関連本が並らび、遂にはJR西日本の米原駅(滋賀県)と上郡駅(兵庫県)の間を紫式部のラッピング列車が運行を開始した。
流行りに安易に乗っかって、大津をPRしたい魂胆丸出しの大津市には辟易してしまうが、平安時代の女流作家たちにスポットライトが当たるのは喜ばしい。

何を

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血の繋がりって何なんだろう  ~最初の一歩~

血の繋がりって何なんだろう  ~最初の一歩~

2024年が明けてしばらくが経った。年明け早々から「まさか」の連続。能登は父の出身地で、今も親戚が住む特別な場所だ。気をつけていないとブルー沼に飲み込まれそうだ

だけど、今年は辰年で年女でもある。良い年にしたいとの思いが強い。龍のごとく、変化に対応し上昇気流に乗りたい。

辰年は特別な年だ。
そうそう、12年前の辰年にわたしは娘と「めぐりあい」をした。

手術を無事終え日常に戻っても、朝日に誓っ

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今年の締めは『翔んで埼玉~琵琶湖から愛をこめて』

今年の締めは『翔んで埼玉~琵琶湖から愛をこめて』

年末も差し迫ってきたある週末に観に行ってきました。
ええ、日頃noteで滋賀県を自虐している者の務めでもありましょう。
事前にNetflixでパート1をちゃんと予習し、地元のイオンシネマ草津にて参戦しました。

ばかばかしくって面白かったです。

全編に散りばめられた小ネタが関西人には定番の「あるある」で、映画館で上がる笑い声に「そうそう!」と一体感も楽しみました。

これこそが「男装の麗人」桔梗

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ラストダンスは白鳥の湖パドトロワ

ラストダンスは白鳥の湖パドトロワ

今、達成感に浸っています。
「燃え尽きたぜ、真っ白にな…」の心境であります。

この週末に娘のバレエの発表会がありました。
ソロのヴァリエーションを披露し、このたびバレエから卒業した娘。
親子共々、よく続いたなというのが正直なところです。

そもそもわたしはバレエとは縁もゆかりもない人間で、公立中高の部活上がりの体育会系です。
それなのにバレエの扉を恐る恐る開けたのが5年前。娘が小学2年生の春でし

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京都モダン建築めぐりと思い出ぽろぽろ 

京都モダン建築めぐりと思い出ぽろぽろ 

「そうだ、京都にいこう」
そんなCMが関東地方では流れるそうで。今、京都駅はスーツケースを携えた観光客でいっぱいである。

アフターコロナ。
今年は海外からもたくさんの取引先が来社された。タイ、ベトナム、アメリカ、フランス、韓国、エトセトラ。
そのすべてが週末金曜の来訪だったのだから、目的は明らかというものだ。

わたしの勤め先の事業所は京都から新快速で約15分程度。東京駅から新浦安の距離感をイメ

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ありがとう 世界ふしぎ発見

ありがとう 世界ふしぎ発見

『世界ふしぎ発見』が来年3月に終了すると先月発表された。

地上波放送をあまり見なくなって久しく、『世界ふしぎ発見』も最近は少しご無沙汰になっていた。
それでもやっぱり終了となるとやっぱりさみしいものだ。

毎週楽しみに観ていたのは高校生の頃だったろうか。

ミステリーハンター(ふしぎ発見のレポーター)では竹内海南江さんが有名だが、わたしは石井麻里さんが好きだった。低めの声にゆっくりとした口調、驚

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この週末は長居公園に行きました。娘がいた乳児園がすぐそばにあり、実習で乳児園に通っていた時にはベビーカーでいつも散歩していた思い出深い特別な場所。あの時1歳にもならない娘に、今が一番いい時やの~と呟いていた歯が抜けたホームレスのおっちゃん。まだ生きているかな~。

韓国ドラマ『いつかの君に』ありのままの君でいい

韓国ドラマ『いつかの君に』ありのままの君でいい

相変わらず韓国ドラマを観ています。

次に何を観ようかと迷っているときに岸見一郎さんの記事を読みました。

アドラー心理学で有名な岸見さんが韓国ドラマを観ているとは意外でした。
何が岸見さんを捉えたのかが気になって観始めたのが『いつかの君に』です。ドラマの世界に没入しました。今もあたまの中で挿入歌の「涙を集めて」が鳴り続けています。
映像もとてもきれいで、冒頭の写真のシーンは特に印象的でした。

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塩野七生さんが2023年度の文化勲章を受章された。
わたしは塩野さんの著作でマキャベリやチューザレ・ボルジアを知った。「道」の精神が息づく日本人とは異なるヨーロッパの価値観を知った。授賞式でお元気なお姿を拝見したい。