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ちょっと珈琲でも飲んで、ゆっくりしよ。

どうも西尾です。

金縛りかどうかも分からないですが寝ている時に大量の汗をかき、夢の中で何かを叫んでいる。

皆さんもこのようなことありませんか。

今朝の私はまさにこの状態で、起きたら大量の汗をかいていました。

夢の内容はあまり覚えていないですけど。



ちょっと珈琲でも飲んで、ゆっくりしよ。

何も考えずに、ただボーっとしてみる

慌ただしい毎日。

仕事も、家事も、子育ても、介護も、勉強も、何でも。

さらに色々な情報が飛び交う世の中です。

SNSを開くと多くの煌びやかな写真と共に、合計すると卒業論文もゆうに書けるくらいの文字の羅列が目に付きます。

気がつけば、テレビや新聞、手にはスマホを持ちニュースアプリやSNS、YouTube動画から多くの情報に触れて、机に座りノートパソコンを開くと今度はネットニュースに飛びつく。

飛びつくというのは、おそらく、もう無意識に。

これがもう習慣になっているのでしょう。

朝、目覚めたらとりあえずテレビのスイッチを入れて、朝食の準備をする。

朝食を食べながら新聞をチェック、終わると今度はスマホ。

SNSにニュースアプリをチェック。

通勤通学中もスマホから情報を仕入れる。

会社に着くと仕事の合間にパソコンからネットニュースをチェックする。

帰宅途中、手にはスマホ。

夕食中はテレビから、入浴後はYouTube動画を、就寝前にSNSから情報を仕入れる。

これだけ、毎日多くの情報に接していると頭もへとへとに疲れてしまいそうな気がします。

目まぐるしく情報や物事が移り変わりゆく現代。

流行り廃りのスピードもとてつもなく速いです。

地球一周約4万キロを光の速度では1秒間に7周半もします。

情報の移り変わりもそこまで早くは無いですが、それでもとてつもなく早いです。

今日のトレンドが明日には時代遅れかのように。

そんなことに無理について行かなくていいのです。

私もついていけない。

私がついていけるのは、せいぜいスーパーカブの速さくらいでしょうか。

のんびり、ゆっくりいきましょう。


駅前の喫茶店に入って、少し珈琲でも飲んで、ゆっくりしませんか。

スマホも新聞も何も手に持たず。

机の上には一杯の珈琲を。

珈琲を飲んで、目を軽く瞑ってみる。

何も考えずに。

その場の空気にでもなったかのようなつもりで。

日頃から酷使している頭も休める時間が必要です。

体から力を抜いて。

すると少しは頭も休めることが出来るはず。

そして珈琲をまた飲んでみる。

今度は喫茶店の中を見渡してみる。


喫茶店の店内、机、椅子、床、壁、天井、照明、メニュー、インテリア品、そして机の上の珈琲や食事、ナプキン。

それから店員さんに他のお客さん。

目から入る情報なんてこれぐらいでしょうか。

後は耳から聞こえるお客さん同士の会話。

味覚から感じる味わい、風味。

鼻から感じる匂い、香り。

喫茶店で感じとる情報はどうでしょう。

慌ただしい毎日、日頃から浴びている情報の洪水に比べるとこちらの方が良いと思いませんか。

SNSからは感じ取れない新鮮な情報です。

搾りたての新鮮な生乳から作ったような濃厚なソフトクリームのようです。

こんなことを書くとソフトクリームを食べたくなりますが。

他のお客さんの話し声や店員さんの声はテレビやYouTubeから聞こえてくる機械の音ではありません。

私たちと同じヒトが発する生の声です。

機械から発する音楽のシャワーではなく、ヒトが発するカルテットに浸ってみませんか。

時にはオーケストラの演奏になることもありますが。

他のお客さんの話を盗み聞きしてみる。

正確には盗み聞きでは無く、聞こえてくるので、必然的に会話の内容が分かってしまいます。

何を話しているのだろうか。

テレビのドラマでも番組でも無く、映画とも違う、ノンフィクションのサウンドライブラリーで物語に入り込んでいるかのような気分になります。

編集なんて全くされておりません。

むしろ、私たちがエディターとなり編集し、監督となりメガホンを持ちます。

面白い話題かどうかはその場のお客さん次第です。

聞いているこちらもクスッと笑えるような内容の時もあったり、話の先が気になり過ぎて耳がダンボになるときだってあります。

話のオチはそんなにだなと思うことや、オチが聞けずにお店を出てしまうことも。

なので、せめてオチは聞きたいところでもあります。

コップやお皿、スプーンなどの食器を置いた時の音も聞こえてきます。

カタッカタッ、カチャッ、コトッ。

アイスコーヒーの氷が溶けてガラスコップに当たる時の音、シロップやミルクを入れてかき混ぜる時の音、コーヒーカップをソーサーに置いた時の音。

どの音も新鮮な音で、癒しのメロディーとなって耳に入ってきます。

さて、珈琲を飲み終えたら最後にまた軽く目を瞑ってみましょう。

何も考えずに、全身の力を抜いて、喫茶店の空気になったかのように。

物干しに干された洗濯物のような気持ちになっても良いでしょう。

頭の中も綺麗に洗濯する必要があります。

喫茶店で過ごす束の間の時間は、慌ただしい毎日の中で少しでも癒しの時間になると思います。

様々な多くの情報が飛び交う世の中ですが、時にはそこから抜け出してゆっくりと過ごす時間も必要ではないでしょうか。

光の速度よりスーパーカブの速度で。

のんびり、ゆっくりと。

ちょっと珈琲でも飲んで、ゆっくりしよ。

あなたも一杯飲んで行きませんか。





以上になります。

お読みいただきありがとうございました。




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