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デール・カーネギーに学ぶ。

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デール・カーネギーの名著『人を動かす』に記された、信頼関係創りのための「人を動かす」30個の原則と、『道は開ける』に記された、ストレスや悩みに対応することで「道は開ける」30個の… もっと読む
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承認を渇望する。

承認を渇望する。

 リンカーンの書簡に
 「人間は誰しも
  お世辞を好む」
 と書いたのがある

 優れた心理学者
 ウィリアム・ジェイムズは
 「人間の持つ
  性情のうちで
  最も強いものは
  他人に認められる 
  ことを渇望する
  気持ちである」
 と言う

 ここで
 ジェイムズが
 希望とか
 要望とか
 待望とかいう
 なまぬるい言葉を
 使わず

 あえて
 「渇望する」
 と言っている
 

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悪人?の正義。

悪人?の正義。

「俺は
 働き盛りの大半を
 世のため人のために
 尽くしてきた

 ところが
 どうだーー
 おれの得たものは

 冷たい世間の非難と
 お尋ね者の烙印だけだ」

 と
 嘆いたのは
 かつて全米を
 震え上がらせた
 暗黒街の王者
 アル・カポネ
 である

 カポネほどの
 極悪人でも

 自分では
 悪人だとは
 思っていなかった

(『人を動かす』文庫版
 D・カーネギー P.12)

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感情をコントロール。

感情をコントロール。

小人は
ごく些細な批評に対しても
逆上するが

賢い人は
自分を非難し
攻撃し
論争した相手からも
学ぼうとする

…敵から非難されるのを
待っていないで
彼らを出し抜いてしまおう

私達自身が
自分に対する
冷酷な批評家に
なろう

(『道は開ける』
 D・カーネギー P.308-309)

ーーーー

相手にしない

これが
どれほど
難しいことか

大人になる
子どもは相手にしない

言い方

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主義主張を持つ。

主義主張を持つ。

自分の敵を許し
忘れてしまう
確実な方法は

自分自身よりも
限りなく大きな
主義主張に
夢中になることだ

そうすれば
私達が出くわす

侮辱や
敵意など
問題では
なくなる

なぜなら
私達は
主義主張
以外のものは
意に介さなくなる
からだ

(『道は開ける』
 D・カーネギー P.193.)

ーーーー

心の強さを
手に入れたいなら

誰かに助けてもらうことや
誰かが導いてくれること

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人の天性に「感謝」は存在しない。

人の天性に「感謝」は存在しない。

人間は
生まれつき
感謝を忘れやすく
できている

だから
絶えず感謝を
期待していることは

みずから
進んで心痛を
求めていることになる

(『道は開ける』
 D・カーネギー P.202.)

ーーーー

失礼な対応に
不快感を感じ
ストレスになる

ことが
よくあります

しかし
18世紀の
イギリスの作家が
こう言っています

「感謝の心は
 たゆまぬ教養から
 得られる果実である

 そ

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言葉にする大切さ。

言葉にする大切さ。

大いに元気づけて

やりさえすれば
容易にやれると思い込ませ
そして

相手の能力を
こちらは信じているのだと
知らせてやるのだ。

そうすれば相手は
自分の優秀さを示そうと
懸命に頑張る。

(『人を動かす』
 D・カーネギー P.310)

ーーーー

コロナ禍が
追い討ちをかけて

人は
人に対して
「言葉」
を減らしてしまっている
と感じます

また
インターネットや
携帯端末などの発達で

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注目に値するほど叩かれる。

注目に値するほど叩かれる。

 私達自身が
 自分に対する
 冷酷な批評家になろう。

 敵が一言も
 発言しないうちに、
 自分で自分の
 弱点を見つけて
 矯正しよう。

 …自己弁護は
 愚者のすることだ。

 …「もし批判者が
 他の欠点もことごとく
 知っていたら、
 もっともっと痛烈に
 私をやっつけた
 ことだろう」
 と言って、

 私達の
 批判者を
 困惑させ、
 皆の称賛を
 勝ち取ろうでは
 ないか。

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レモンをレモネードに変える日は、いつか…。

レモンをレモネードに変える日は、いつか…。

賢い人は、
レモン
(=役立たずの物、欠陥品のこと)
を手にして
自問する。

「この不運から
 どんな教訓を
 学ぶべきだろう?

 どうしたら
 周囲の状況が
 よくなるであろう?

 どうすれば
 このレモンを
 レモネードに
 帰られるのだろうか?」

(『道は開ける』
 D・カーネギー P.175)

ーーーー

あの
理不尽で
不誠実な

陰湿で巧妙な
失礼で常識も
倫理観もない

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心の安らぎは気の持ちよう。

心の安らぎは気の持ちよう。

私達が日常生活で得られる
心の安らぎや喜びは、

自分の居場所や
持ち物や、
身分によって
左右されるものではなく、

気持ちの持ちよう
一つで決まる…。

外部の条件は
ほとんど関係がない。

(『道は開ける』
 D・カーネギー P.175)

ーーーー

どうして
人と比べて
しまうのだろう

比べることに
意味は無いのに…

自分の心の在り方は
自分自身が決めること
なのだから

しかし

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準備が心を落ち着かせる。

準備が心を落ち着かせる。

明日のことは
配慮すべきである。

細心の注意を払って
計画し準備すべきである。

だが心配するには
及ばない。

(『人を動かす』
 D・カーネギー P.29)

ーーーー

人は
明日のことを考え
不安になります

それは
そのことに
責任を持っているから
当然のことです

不安にならないとしたら
それは論外です…

不安は
見通しが立たないと
起こるものです

だから
見通しを立てるため

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心の安らぎは気の持ちよう。

心の安らぎは気の持ちよう。

私達が日常生活で得られる
心の安らぎや喜びは、

自分の居場所や持ち物や
自分によって左右される
ものではなく、

気持ちの持ちよう
1つで決まる…。

外部の条件は
ほとんど関係がない。

(『道は開ける』
 D・カーネギー P.175)

ーーーー

人は
環境に左右されます

人は
他者と比べてしまいます

人は
自分が一番大切である
が故に

人よりも
優っていることを
望みます

しかし

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自分次第。

自分次第。

確かに
周囲の条件だけで、
人間の幸福や不快が
決まるわけではない。

私達の感情を
左右するのは、
周囲の状況に対する
反応の仕方である

(『人を動かす』
 D・カーネギー P.131)

ーーーー

今、
自分の
言動に対して

周りの言動を重ね
「これでいいのか?」
と感じることが
ありませんか?

誰にだって
あるはずです

なぜなら
『自分』
かある
『人格』
を持っている
からです

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「今日」を大切に。

「今日」を大切に。

人生は
信じられないほどの
スピードで
過ぎ去って行く。

…「今日」は、
私達にとって、
かけがえのない
所有物である。

私達にとって、
唯一の確実な
所有物なのだ。

(『道は開ける』
 D・カーネギー P.40)

ーーーー

つい

先のことを
考え過ぎたり

前のことを
悔やんだり

結果

目の前のことを
疎かにしてしまう
(おろそかに)

色々考えてしまう
考え過ぎてしまう
と、感

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心の平和をもたらす価値基準。

心の平和をもたらす価値基準。

価値に対する
正しい判断力こそ

真の心の平和を
もたらす鍵である…。

そして、
私達が…
人生という尺度で
見たときに
絶対的な
判断基準となるもの…

を確立しさえすれば、
私達の悩みを
半減させることが
できる…。

(『道は開ける』
 D・カーネギー P.152)

ーーーー

自分自身にとって
本当に大切なものは
何なのか

このことを
日々考えていれば

自ずと答えは
導き出される

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