深夜区トウカ

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深夜区トウカ

"しんやくとうか"と読みます。主に漫画、たまにアニメについて、深夜テンションを記事に綴っています。気軽に遊びに来てください!                        どうせ忘れちゃうからね、あれもこれもどれも

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  • まがじん!

    • 66本

    三者三様のオタクが日々適当なお話を垂れ流しているマガジン。メンバー一堂:深夜区トウカ,藤吉なかの,牧ナタ

  • (連載)「新作漫画遭遇記」

    新作漫画の感想を載せている企画、「新作漫画遭遇記」のためのマガジンです。タグで見分けることは困難だと判断し、マガジン形式で置いておくことにしました。 ぜひお気軽に、興味を惹かれた作品の記事を読んでいただければと思います。

最近の記事

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新作漫画遭遇記 第二回 『みなそこにて』 ジャンル:ホラー

こんばんわ。 久しぶりの更新、そして第一回から七ヶ月以上が経過しもう二度と動かないかと思っていた連載企画の第二弾としての更新になります。 (↓第一回) 今一度本企画を簡潔にまとめると 「連載中または完結後一年以内の漫画」  をフューチャーしてその魅力をお伝えする企画になります。 ルールにはないので努力義務ですが、一応「三年以内に連載開始」というのも念頭に入れています。 例えば『ゴルゴ13』や『ガラスの仮面』は連載していますが、連載中だからと言ってさすがに新作として取

    • オタクのニヤニヤ笑い、それ「萌え」です!-自分の中の「萌え」と向き合う-

      こんばんわ。深夜区トウカと申します。 前回記事で「年内更新はこれで最後」と謳いましたが、8歳女児さんというnoteライターさんに触発され、緊急で筆を取っています。 この記事には萌えという語の自壊性など面白いテーマがふんだんに盛り込まれていて是非とも読んで頂きたいのですが、まず私がなぜ筆を取ったのかを説明します。 この記事から私が受け取ったメッセージは二つ。 とかく、8歳女児さんは萌えに一石を投じ、働きかけを促しました。 私はオタクです。ですから、なんとしても8歳女児さ

      • 新作漫画遭遇記 第四回 『ウスズミの果て』 ジャンル:ポストアポカリプス

        (画像は岩宗治生『ウスズミの果て』一巻表紙から) こんばんわ。 新作漫画を紹介する連載、新作漫画遭遇第四回は 岩宗治生『ウスズミの果て』 をご紹介します。 (第三回はこちら) みんな大好きポストアポカリプスジャンルの大注目作品! また、前回前々回と完結済み作品の紹介でしたが、今回は連載作品の紹介となります。連載誌はKADOKAWAのハルタ。コミックビームから派生した大胆な新人起用を行う渋めの漫画雑誌です。 そろそろ紹介に移りますが、本記事は一巻ラストに明かされる主

        • 座談会:現代、オタクが本屋に行く理由(with 牧ナタ)

          こんばんわ。深夜区トウカと言います。 今回は「まがじん!」メンバーでものすごい百合オタクの牧ナタ氏と共にオタクが本屋に行く理由を求めて座談会をしたので、その模様をお伝えします。 (「座談会じゃなくて対談じゃん!」ってツッコミはやめてください! 座談会って付けたかったんです!) 座談メンバー:深夜区トウカ、牧ナタ 書き起こし:深夜区トウカ なぜ座談会をやるのか?  我々はいわゆる"本屋オタク"ではありません。たくさんの本屋を巡り、そこで本を買う、そんな人種ではないのです

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          『ワンエグ』は自らを「関係性アニメ」だと偽っている

          こんばんわ。深夜区トウカと申します。 前回の記事で「『ワンダーエッグ・プライオリティ(以下ワンエグ)』はアイの物語!」という話をしました。 (読まなくてもこの記事を読む分には全く問題ありません!) その時に『ワンエグ』は最終話まではアネモネリア全員の物語に見えるなと思い、そこを掘り下げてみることにしました。 記事の性質上ネタバレがあるので注意してください。 前置き:関係性アニメの定義 まず、この記事で言うところの「関係性アニメ」が何なのか、はっきりさせておきましょう

          『ワンエグ』は自らを「関係性アニメ」だと偽っている

          傑作「ワンダーエッグ・プライオリティ」の敗因

          こんばんわ。深夜区トウカと申します。 今回は、「傑作『ワンダーエッグ・プライオリティ』の敗因」というタイトルで記事を書いてみます。 特性上ネタバレがありますのでご注意ください。 (以下、ワンダーエッグ・プライオリティはワンエグと表記) まず、私はこの作品を傑作と断定します。 断定するのは単純に自分がこの作品に心動かさたからです。 難しいシナリオ的意義や画面のクオリティなどを語らなくても心が動いたか否かは分かります。 そして、この記事ではこの作品が傑作に当たるかの議論はせず

          傑作「ワンダーエッグ・プライオリティ」の敗因

          新作漫画遭遇記 第三回 『ミューズの真髄』 ジャンル:人間ドラマ

          (画像は文野紋『ミューズの真髄』一巻表紙から) こんばんわ。 新作漫画を紹介する連載、新作漫画遭遇第三回は 文野紋『ミューズの真髄』 をご紹介します。 (第二回はこちら) 前回に続き、今回も完結済み(全三巻)作品の紹介となります。 本当は連載時に紹介したいのですが、やはり評判となり私がコミックスを手に取るまではそれなりのロスタイムが生じてしまうのでなかなか難しいです。 ということで、紹介に移ります。 『ミューズの真髄』一巻のネタバレがありますので、未読の方はお気を

          新作漫画遭遇記 第三回 『ミューズの真髄』 ジャンル:人間ドラマ

          【ルポ】『劇場版少女☆歌劇レヴュースタァライト』ライティング上映に行ってきたよ(in 新文芸坐)

          こんばんわ。 「やはり『劇ス』は映画館で観るに限りますね!」という分かりきった感想の一文から記事を始めさせてください。 今回はルポ記事の形態をとりまして、昨日9月24日、新文芸坐にて上映された 『劇場版少女☆歌劇レヴュースタァライト ワイルドスクリーンバロック・ライティング上映』 のお話をしていきたいと思います。 記事の性質上ネタバレを含みますので未視聴の方は今すぐ回れ右してください。 というか、しなさい。 初見は必ずネタバレなしで観てくださいね。 私と新文芸坐

          【ルポ】『劇場版少女☆歌劇レヴュースタァライト』ライティング上映に行ってきたよ(in 新文芸坐)

          『水星の魔女』24話を観て

          (画像は公式Twitterのツイートから) 「絵に描いたような最終回」。 まず初めに、そう思いました。 リアルタイムで最終話を観終えたあと、理由より先にそんな感情がふつふつと湧いてきたのです。 思い返してみれば 主人公がかつての敵/仲間と仮想空間で再び巡り会ったり、ラスボスも兼ねていた母親の秘密が明かされたり、多くのキャラクターが登場して成長した姿を見せてくれたり、そして、1話のシーンと対比になるシーンが出てきたり。 何もかもが「存在しない絵」で観たことがあるような、そん

          『水星の魔女』24話を観て

          子対親、子対子、そして親対子。立場変化の妙が際立つ23話【水星の魔女】

          (サムネイルはキャラクター原案担当モグモさんのツイートから) こんばんわ。深夜区トウカです。 今回は最終話を残すのみとなった『水星の魔女』、23話についての記事になります。 今回は「立場の変化」という部分にスポットを当てながらキャラクター達(主にスレッタ)の描写における脚本上のテーマを見ていきます。 さらに、当記事にはアニメ内のキャプチャが使用されています。コラ画像等でないことは確認していますが、あくまでネット上での拾い画ですので、全てが正確なものではないかもしれません。

          子対親、子対子、そして親対子。立場変化の妙が際立つ23話【水星の魔女】

          【エッセー】すぐに忘れ去られるワクワク

          (サムネイルは公式Twitterより引用) アニメを見るということ。 それは、大なり小なり、良いなり悪いなり影響を受けるということだ。 オリジナルアニメ、リアルタイムであればそれは尚のこと顕著である。先の見えない展開で、人々は一週毎に悲鳴を上げてきた。 それは、『まどマギ』ひとつを見てもわかることである。 上では「アニメ」を論じたが、これは他の媒体による作品でも同一である。 漫画・小説なら連載形式、音楽ならばアルバム発売前に時たま行われる毎日MV公開といったイベントにな

          【エッセー】すぐに忘れ去られるワクワク

          スレッタ・マーキュリーは救世主たり得るか:スレミオの立場を通じて【水星の魔女19話感想】

          (サムネイル画像は公式Twitterより。ちょっと明度を上げています) (記事中で使用しているのはアニメ本編のキャプチャーです) こんばんわ、深夜区トウカと申します。 さて、やはりというかまたしても劇的な展開でしたね。水星の魔女は19話、「一番じゃないやり方」です。 今回は様々な勢力が動き、群像劇としての面白さが際立った回でしたが、それを全て解説することは私の能力では能いません。 なので今回は「スレッタとミオリネを取り巻く事象と立場の変化」にスポットを当て論じていこうと思い

          スレッタ・マーキュリーは救世主たり得るか:スレミオの立場を通じて【水星の魔女19話感想】

          【エッセー/日記】私は今、夜に唆されています

          こんばんわ、深夜区トウカです。 ここのところ、熱帯夜が続いていますね。梅雨入りもまだだというのに夏のような日ばかりで、ずいぶん気が早いな、なんて思います。 さて、今回は久方ぶりのエッセーです。 テーマはタイトル通りです。 最初は「自分はなんで文章を書いているのだろう」という小さな問いが浮かんだのがきっかけでした。それが、夜の空気を浴びてまるまるうちに肥大化。 早く眠りたいのに、なぜかその胸のつっかえが取れない。そんな時、深夜特有の「魔が差したような感覚」に捕まってしまい、そ

          【エッセー/日記】私は今、夜に唆されています

          想い出アニメをもう一度!①:『ルパン三世Part4』【アニメ感想文】

          (画像はこちらの記事キービジュアルから) みなさんおはようございます、深夜区トウカです。 今回の記事はかなり短めです! サクッと読めると思うので、よければ楽しんでください。 ○前書き それにしても、今期もアニメは大豊作ですね! 話題作・『水星の魔女』の二期に始まり、『U149』、『スキップとローファー』なんかを視聴しています。 今は『江戸前エルフ』が気になっています。 しかし、今回のテーマは今期アニメではありません。 むしろ、「想い出のアニメを今観たらどうなるのか?」

          想い出アニメをもう一度!①:『ルパン三世Part4』【アニメ感想文】

          やっぱり歪なスレミオが大好き〜『水星の魔女』12話と17話を経て〜【アニメ感想文】

          (画像はTwitterより引用です) こんばんわ、深夜区トウカです。ずばり今回のテーマは「スレミオ」というカップリング(二人の関係性)の魅力です。 が、しかし!今回はかなり語ることの多い素晴らしい回だったので本題に入る前に17話感想文としての前置きを長めに取らせていただきます。 目次を用意しますので、不要と感じた方は前置きは飛ばしていただいて大丈夫です。 ○前置き(17話感想) 今回はグエル・ミオリネ・スレッタ、それぞれの目標が明確に表れた回でした。 グエルは「進

          やっぱり歪なスレミオが大好き〜『水星の魔女』12話と17話を経て〜【アニメ感想文】

          水星の魔女15話はニカ虐ではなくノレ虐

          (画像は公式Twitterから) こんばんわ、深夜区トウカです。 今回は水星の魔女15話「父と子と」の感想として、「ニカ虐ではなくノレ虐である」という主題に則り記事を書いていきます。 突発記事の上にシーンのごく短い部分を切り取って書いていくので本文は短めです。 その前にセンシティブな「○○虐」という言葉を使う理由ですが、ひとえにフォーマットとして変形が容易で使いやすいからです。 類義語に「○○曇らせ」がありますが、それよりも物理的なダメージを想定しこの言葉を選びました

          水星の魔女15話はニカ虐ではなくノレ虐