パケまる

パッケージが気になる、そんなものたちにまつわるサイドストーリーを書きます。 https…

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パッケージが気になる、そんなものたちにまつわるサイドストーリーを書きます。 https://www.instagram.com/pake_maru/

記事一覧

沖縄そば

私は今沖縄県に住んでいる。 35COFFEEやQuicklyなど、 ちょくちょく沖縄関連の投稿をしているのも、 そのせいだ。 今回描いたのは、 沖縄らしいびんがた模様とシーサーが…

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4年前
1

今年もよろしく、ソルティライチ

梅雨もあけ、いよいよ本格的に暑くなって来たこの季節、 ついつい、コンビニで手を伸ばしがちな飲み物、 それは ソルティライチ。 ライチベースの甘みのあとにくる、 ほ…

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4年前
2

しまいたいメープルシロップ

正直なところ、 メープルシロップと、はちみつの違いが分からない、 そんな人も5人にひとりくらいはいるのではないだろうか。 私がそうだ。 なんとなくの、味の違いは分…

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4年前
4

サラダの”旨”たれ #勝手にパッケージ談義

カルディで買える「サラダの旨たれ」。 2017年頃からじわじわと人気を集め、 2018年にテレビでKinki kidsが絶賛したことを受けて さらに人気に火がついたタレだ。 今でも…

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4年前
1

S・A・B・A缶

いつから鯖は、 ”SABA”と表記されるようになったのだろう。 2018年の「今年の一皿」にも選ばれた鯖。 これまでも、当たり前のようにスーパーにあった鯖が ここまで注目…

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4年前

ハーゲンダッツ -バニラカップの変遷-

ハーゲンダッツが35周年を迎えた。 今は見かけることの少なくなった 路面のハーゲンダッツのショップに、 小さい頃はよく連れて行ってもらっていたものだが、 そこが別の…

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4年前
3

行列のできないタピオカ店

昨今のタピオカブームには、目をみはるものがある。 去年くらいからじわじわと人気を集め、 行列を見かけることも多くなっていたが、 流石に「東京タピオカランド」のオー…

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4年前
7

語りかけるルイボスティー

オフィス前の自動販売機で、何気なく購入したルイボスティー。 その名も ”あなたの” ルイボスティー。 味は至って普通なのだが、 500mlを飲んでいる内に、なんだか愛着…

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4年前
2

知れば知るほど気になる 35COFFEE

「35COFFEE」を知っているだろうか。 モノクロのロゴや、シンプルな佇まいから 感じ取れるアーバンな雰囲気とは裏腹に、 意外にもそれは、沖縄県発のコーヒーメーカーだ…

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4年前
2

ミーゴレンのストックを切らさないワケ

ニュージーランドに留学していた時のこと。 マレーシア系のホストファミリーにお世話になっていた私は、 マレーシア料理や中華料理、インドネシア料理など、 アジア系の…

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4年前
4

塩素の匂いとチョコミント

チョコミント、と言われて思い出すのは、 あの自動販売機、”セブンティーンアイス”という人も多いのではないだろうか。 少なくとも、私にとってはそうだ。 3歳の頃…

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4年前
5

瀬戸内レモンイエロー

「瀬戸内レモン」 2017年くらいからブームが続いているが、 その名を冠した商品を口にするのは、初めてのことだった。 正直なところ、普通の「レモン味」と「瀬戸内レ…

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4年前
5

パッケージを描く理由

上野動物園のパンダは元気だろうか。 ずんぐりむっくりしたフォルムがかわいい 「パンダ杏仁豆腐」を眺めていると思い出されるのは、 あの、上野動物園のパンダだ。 …

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4年前
3
沖縄そば

沖縄そば

私は今沖縄県に住んでいる。

35COFFEEやQuicklyなど、
ちょくちょく沖縄関連の投稿をしているのも、
そのせいだ。

今回描いたのは、
沖縄らしいびんがた模様とシーサーが可愛い「沖縄そば」。
明らかに沖縄県限定の商品である(何しろ”うちなー限定販売”だ)。

沖縄では、約2000件のお店で沖縄そばを提供してるといい、
一日に約15万から20万食が食べられているという。

もちろん、カッ

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今年もよろしく、ソルティライチ

今年もよろしく、ソルティライチ

梅雨もあけ、いよいよ本格的に暑くなって来たこの季節、
ついつい、コンビニで手を伸ばしがちな飲み物、

それは
ソルティライチ。

ライチベースの甘みのあとにくる、
ほんのちょびっとの塩気のアクセント。

ファンも多いのではないだろうか。

2011年に発売されたソルティライチは、
ご存知「世界のKitchenから」シリーズの一つだ。

これまで30種類以上のドリンクが、
このシリーズから発売されて

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しまいたいメープルシロップ

しまいたいメープルシロップ

正直なところ、
メープルシロップと、はちみつの違いが分からない、

そんな人も5人にひとりくらいはいるのではないだろうか。

私がそうだ。

なんとなくの、味の違いは分かっていたつもり。

何しろ、
ホットケーキにはメープルシロップ、
ヨーグルトにははちみつ、
といったように、使い分けしたい派ではある。

とは言っても
どちらかがない時はある方で代用することに
対して抵抗はない。

今回、完全なる

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サラダの”旨”たれ #勝手にパッケージ談義

サラダの”旨”たれ #勝手にパッケージ談義

カルディで買える「サラダの旨たれ」。

2017年頃からじわじわと人気を集め、
2018年にテレビでKinki kidsが絶賛したことを受けて
さらに人気に火がついたタレだ。

今でも、店頭では品薄なことが多く、
ファンも増え続けているという。

そんなことは全く知らなかった私は、
(おそらくカルディで目には入っていただろうが)
手に取ったことも、
ましてや買おうと思ったこともなかった。

その理

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S・A・B・A缶

S・A・B・A缶

いつから鯖は、
”SABA”と表記されるようになったのだろう。

2018年の「今年の一皿」にも選ばれた鯖。

これまでも、当たり前のようにスーパーにあった鯖が
ここまで注目されるようになった背景の一つには、
鯖缶パッケージの変化があると思う。

鯖缶の”お洒落化”の走りとなったのは、
「Ca Va? 缶」(岩手県産)や「La Cantine」(マルハニチロ)だろうか。

それまで、見事なまでに荒

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ハーゲンダッツ -バニラカップの変遷-

ハーゲンダッツ -バニラカップの変遷-

ハーゲンダッツが35周年を迎えた。

今は見かけることの少なくなった
路面のハーゲンダッツのショップに、
小さい頃はよく連れて行ってもらっていたものだが、
そこが別の店舗になってしまってからは随分久しい。

その時のパッケージの記憶は流石にないが、
人それぞれ、馴染みのカップのイメージはあるのではないだろうか。

意外と気がつきにくいものだが、
ハーゲンダッツのカップは、
1984年に日本で販売が

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行列のできないタピオカ店

行列のできないタピオカ店

昨今のタピオカブームには、目をみはるものがある。

去年くらいからじわじわと人気を集め、
行列を見かけることも多くなっていたが、
流石に「東京タピオカランド」のオープンには驚かされた。

人並みにタピオカは好きだ。

多くの女子がやっているように、
タピオカ片手にもぐもぐしながら歩きたい、と思う。

ただ、
一度、大行列のできていた「KOI The」に並んでみて、
私には、30分待つほどのタピオカ

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語りかけるルイボスティー

語りかけるルイボスティー

オフィス前の自動販売機で、何気なく購入したルイボスティー。

その名も ”あなたの” ルイボスティー。

味は至って普通なのだが、
500mlを飲んでいる内に、なんだか愛着が湧いてくるネーミングだ。

調べて見ると、
「サンガリア」という大阪の飲料メーカーから発売されているらしい。

個人的には、聞いたことがあるような、ないような、
曖昧な位置付けな飲料メーカーだ。

500mlのペットボトルを、

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知れば知るほど気になる 35COFFEE

知れば知るほど気になる 35COFFEE

「35COFFEE」を知っているだろうか。

モノクロのロゴや、シンプルな佇まいから
感じ取れるアーバンな雰囲気とは裏腹に、

意外にもそれは、沖縄県発のコーヒーメーカーだ。

沖縄県以外では、
お目にかかる機会も少ないかもしれないが、

県内では、お土産屋さんやスーパーで豆を購入できる他、
ゆいレールの駅や、南部の観光地・道の駅などに
スタンドも展開し、じわじわと注目を集めている。

「35CO

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ミーゴレンのストックを切らさないワケ

ミーゴレンのストックを切らさないワケ

ニュージーランドに留学していた時のこと。

マレーシア系のホストファミリーにお世話になっていた私は、

マレーシア料理や中華料理、インドネシア料理など、
アジア系のご飯をいただくことがとても多かった。

(そのおかげか、ニュージーランド料理って何?って聞かれても答えられる自信はない)

学校も予定もない土曜日に、
ホストファミリーの姉妹とゴロゴロしていると、
よく作ってくれたのが、この”ミーゴレン

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塩素の匂いとチョコミント

塩素の匂いとチョコミント

チョコミント、と言われて思い出すのは、
あの自動販売機、”セブンティーンアイス”という人も多いのではないだろうか。

少なくとも、私にとってはそうだ。

3歳の頃からおよそ10年間に渡って通い続けた
スイミングスクールの待合ロビーに、 その自動販売機はあった。

毎回ではないが、
月に1回程スクール後に買ってもらえるアイスは、
小さな楽しみの一つだった。

チョコミントのフレーバーを、

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瀬戸内レモンイエロー

瀬戸内レモンイエロー

「瀬戸内レモン」

2017年くらいからブームが続いているが、
その名を冠した商品を口にするのは、初めてのことだった。

正直なところ、普通の「レモン味」と「瀬戸内レモン味」 の違いが
明確にわかる程、繊細な舌は持ち合わせていない。

それでも「瀬戸内レモン」と言われれば、
瀬戸内海の爽やかな潮風を受けて、太陽をたっぷり浴びて
すくすく育ったレモン何だろうなあと想像を掻き立てられてしま

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パッケージを描く理由

パッケージを描く理由

上野動物園のパンダは元気だろうか。

ずんぐりむっくりしたフォルムがかわいい
「パンダ杏仁豆腐」を眺めていると思い出されるのは、
あの、上野動物園のパンダだ。

赤ちゃんが生まれたのは最近、なんて思っていたら、
なんともう、御年2歳。

最新の情報を見ると、体重は61kgというからびっくりだ。

生まれた当初は、その成長過程と、
どれだけの人が赤ちゃんパンダを見に訪れているかが、

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