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連載note小説「藤塚耳のコーライティング」第1回
「藤塚耳のコーライティング」 ペンギンス 「耳祭り」まで、あと19日 Zoomミーティングに参加する https://us02web.zoom.us/j/81024848562?pwd=WGc0MTBWeTRxQ3J6N0xpaG…
サステナブル・ファンク・バンド「Vulfpeck」が面白すぎる
アメリカのサステナブル・ファンク・バンドを標榜するバンド「Vulfpeck」が面白すぎる。良すぎる。
バークリーで学び、ミシガン大学でバンド仲間と出会い、Vulf Recordsという自主レーベルを立ち上げ、「歌のないモータウン」を標榜し「リズム・セクション(マッスルショールズのようなもの)」として活動しはじめたJack Stratton。
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日
連載note小説「藤塚耳のコーライティング」第6回(最終回)
「耳祭り」まで、あと4日
ぽぽぽぽぽぽぽぽぽぅ
ぽぽぽぽぽぽぽぽぽ!
スマートフォンのカメラの性能が非常に向上しているため、事実はあきらかだった。深夜、新大久保のラブホテル街から駅前へむかう、藤塚耳と、となりに男が一人。ナマコが布団のなかで妄想したあらゆるケースの中で、それは最悪のものだった。藤塚耳に恋人がいた、男がいた、とナマコはうめいた。予想通り、音楽関係者じゃないか。どうせ、こいつとユ
連載note小説「藤塚耳のコーライティング」第5回
「耳祭り」まで、あと6日
「耳ちゃん、残念だなァ。耳ちゃんは素敵なのに、どうして僕の好みの曲をやってくれないのかなァ。絶対そのほうが路上からのサクセスストーリー、天使の歌声きっと届くと思いマス」
そこまでフリック入力した手が震えて、ナマコはスマートフォンを地下鉄のホームに落っことした。着膨れした朝の通勤ラッシュで、棘皮動物たるかれの体壁はすっかり擦過傷だらけだ。まいにちナマコに通勤させるなんて
連載note小説「藤塚耳のコーライティング」第4回
*
「ま、またまた」
耳は警戒心を悟られないようにふるまいながら、路上にあつまる、ほかのファンの対応を優先した。なるべく自然に行動しながら、危険なファンを避け、なおかつそれがファンのあいだで「塩対応」と呼ばれるそっけないものにうつらないよう、客観的な視線を意識する。それでもその太ったSSWおじさんは、煮コゴリのように固まった表情のまま、二、三歩だけ耳のほうに近づき、また「ま、またまた」とちいさ
連載note小説「藤塚耳のコーライティング」第3回
第2回はこちら
「耳祭り」まで、あと16日
きびしい寒波がおそう冬の夕暮れ、渋滞する明治通りとの交差点を越え、JR新宿駅の甲州街道口改札出口にむけて、なだらかに坂道となる国道20号・甲州街道の、都内にしてはずいぶんと幅のある歩道を、一匹の、人間の成人の背丈ほどもある、しめったナマコが、ゆっくりと、黒い液体をちょっとずつもらしながら、その体躯の全体を、ぬるぬるとうごかして移動していた。体壁を伸縮
連載note小説「藤塚耳のコーライティング」第2回
第1回はこちら
「耳祭り」まで、あと18日
「おはよう、耳さん。今日のファッションも、素敵ですネ」
耳がアップしたインスタグラムの自撮り写真に、また同じ人物からコメントがついた。耳は普段ならそれを小石のようにスルーして「ありがとうございます♪」と機械的にコメントを返すのだが、今朝はそうはいかなかった。コメントの最後の「この前のショッピングの時に買った服かナ(汗)?」という一文があまりにも気が
連載note小説「藤塚耳のコーライティング」第1回
「藤塚耳のコーライティング」
ペンギンス
「耳祭り」まで、あと19日
Zoomミーティングに参加する
https://us02web.zoom.us/j/81024848562?pwd=WGc0MTBWeTRxQ3J6N0xpaGpRTGhIZz09
ミーティングID: 810 2484 8562
パスコード: 132877
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+12532158782,,8102484
楳図かずお展で栄養補給
六本木ヒルズの東京シティビューで開催中の「楳図かずお展」に行ってきた。今週金曜、明後日までです。
日本のアートって「アートではない」と自他共に認めていたものがアートになった場合がいちばんおもしろいと思っていて、楳図かずおはその代表例とも言える。貸本屋さん(というものが昔あったらしい)向けにリリースされた「恐怖まんが」で名を馳せたひとだけど、今それをみるとグローバルにアートと認められる。
今回は
「好きなことで生きていく」と「気がつくと好きなことだけやっている」の違いというか似てるというか。
「好きなことで生きていく」と「気がつくと好きなことだけやっている」の違いというか似てるというか。
前者は決意表明だが後者は結果報告だ。
前者は持て囃されるが後者は脚光を浴びない。
前者は良いこととされるが後者だって決して悪いことじゃない。
前者は韻を踏んでいないが後者は五七五だ。
90's UKロック
久々に90's UKロックを色々聴き返している。
引き込まれる。
ブラーの「Boys&Girls」さえ引き込まれる笑
Suedeは生々しく2000年代前半の(個人的な)地獄の景色が蘇るし、
ロックとはちょっと違うけどUnderworldのborn slippyも外せない。
ただやっぱり聴き返すと圧倒的にRADIOHEADの凄さがわかる。
「KID A」ももちろん音がいいし(同じ人にマス