阿部 穂香

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阿部 穂香

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記事一覧

PERFECT DAYS

公開は2023年12月22日だけれど 2024年映画初めにとっておきたくて我慢していた作品 鑑賞してから2ヶ月ほど経ちますが おそらくこの先も何度か見返すことになると思うので …

阿部 穂香
1か月前
7

BUMP OF CHICKEN - バンドが28年つづくということ

青春時代も就活中も 新社会人になってからも転職期間も いつの時代・どんなシーンでもそばにいてくれた BUMP OF CHICKENが昨日28歳に。 倍率の高さを恐れて いつもは前後…

阿部 穂香
2か月前
5

正宗と正夢

2023.11.11 「ポッキーの日」兼「ベースの日」にスピッツのライブへ ライブ会場へ向かう道中 父・母と同世代くらいであろうご夫婦や 祖母・母・娘の三世代で来場する方を…

阿部 穂香
6か月前
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愛にイナズマ

半年前から、今年“イチ”たのしみにしていた作品 『愛にイナズマ』をついに観てしまった やっと観れるうれしさと 終わってしまう儚さが半々 手取りはやく結論から述べる…

阿部 穂香
6か月前
11

上手く書けないとか納得いかないとかいう前に、今この瞬間動いた自分の感情を包み隠さず綴ればいい。まだライターになって1年ばかり、とにかく見て感じてペンを走らせる(現代はほぼデジタルだけど)ことが10年後身になるはず。

阿部 穂香
8か月前

RISING SUN ROCK FESTIVAL 2023 in EZO - “なに”を聴くかより、“だれ”と聴くか

2人と一緒に 北海道で 聴いた音楽たちは 私にとってさらに一段階、深いものになってゆく ただ単純に 1人より2人、2人より3人がいいわけではなくて その曲の思い出を誰と共…

阿部 穂香
8か月前
6

誠と愛

ヨネダ2000の単独ライブが素晴らしすぎて 胸がいっぱい、、 “公演中は一瞬たりとも真顔にはさせんぞ” というナイスな心意気を感じた この胸の高鳴りを生涯忘れたくない…

阿部 穂香
10か月前
12

「かいぶつ、だーれだ」-2

映画を観終えて1週間 贅沢な文字量のパンフレットをついに読み終えたので 先日書いた記事の続きを綴ってみる 自分の中で消化するのに ずいぶん時間がかかってしまった …

阿部 穂香
10か月前
5

空想

6月14日(水)、予期せず 『Fogbound』ぶりに米津玄師のライブに 今思えばこの日は 尊敬してやまない元編集長にばったり再会したり、 米津玄師ライブツアーのリセール当選…

阿部 穂香
11か月前
6

「かいぶつ、だーれだ」-1

昨日、映画『怪物』を観た 鑑賞後の興奮状態を終えて 今日パンフレットを読み始めたところ いても立ってもいられなくなり、今。 知識をひけらかすつもりは毛頭ないのです…

阿部 穂香
11か月前
13

音楽は記憶を連れてくる

たぶん二十歳を過ぎたあたりから 音楽はただ聴くだけのものではなくなった 曲を聴いていた当時の自分だったり 時間を共にした人、聴くきっかけをくれた人が 頭に浮かぶよ…

阿部 穂香
1年前
5

人の好きを否定しない

自分への戒めを込めて、 不特定多数の人がみるこの場所に 昨年の反省と今年の目標を書き留めておきます。 まず昨年のわたし、 “口を滑らせすぎ” 人の話を聞くときに 「…

阿部 穂香
1年前
1

好き を 嫌い にならないために

「好きを仕事に」って言葉、 リクルート広告のキャッチコピーとして使われがちだけどそんな単純じゃなくない? 好きなことを仕事にすることは =好きを嫌いになるリスクを…

阿部 穂香
1年前
4

心が “ふるえる” 瞬間

心が “ふるえてる” って感じたこと今までに何回ある? その瞬間ちゃんと覚えてる? 私はね ここ2、3年のことは全部覚えてる(つもり) 瞬間=とき ・「卒業したくない…

阿部 穂香
1年前
6

はじまりのはじまり

中1から今までの11年間 ずっと変わらずに抱いていた夢、編集者になること。 高校生のとき 「四大を出て出版社に就職する道」ではなく、一か八か「服飾学校でファッション…

阿部 穂香
1年前
7
PERFECT DAYS

PERFECT DAYS

公開は2023年12月22日だけれど
2024年映画初めにとっておきたくて我慢していた作品

鑑賞してから2ヶ月ほど経ちますが
おそらくこの先も何度か見返すことになると思うので
25歳の今のわたしが思ったことを記しておきたい

まず、

生涯映画に夢中になって生きてきた78歳のエネルギー

その監督に“作品の心臓”とまで言わせる68歳俳優

すさまじい。言葉が出ない。

そして、ヴィムヴェンダー

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BUMP OF CHICKEN - バンドが28年つづくということ

BUMP OF CHICKEN - バンドが28年つづくということ

青春時代も就活中も
新社会人になってからも転職期間も

いつの時代・どんなシーンでもそばにいてくれた
BUMP OF CHICKENが昨日28歳に。

倍率の高さを恐れて
いつもは前後の別日を応募していたので
やっっっっっと行けた結成記念日当日ライブ

一夜明けて、あらためて
BUMP OF CHICKENという存在・音楽の大きさを
実感したのでここに残しておきたい

※以下若干のネタバレを含みま

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正宗と正夢

正宗と正夢

2023.11.11
「ポッキーの日」兼「ベースの日」にスピッツのライブへ

ライブ会場へ向かう道中

父・母と同世代くらいであろうご夫婦や
祖母・母・娘の三世代で来場する方を発見して、
なんだかグッとくる

いざライブが始まると
ツアーやフェスで幾度となく見ているはずなのに、

話しかけるように・あまりに優しく歌う正宗さんに
ほんとうにその口から音が出ているのか
一瞬、疑ってしまう

楽器と正宗

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愛にイナズマ

愛にイナズマ

半年前から、今年“イチ”たのしみにしていた作品
『愛にイナズマ』をついに観てしまった

やっと観れるうれしさと
終わってしまう儚さが半々

手取りはやく結論から述べると
『怪物』を超えて、2023年・私的1位

歴代の好きな映画と比べてもトップ5に入るほど
とにかく好き、そのすべてが。

上映中、生温かい涙がなんどもこぼれて
パンフレットをくまなく熟読して、また涙

以下、ややネタバレになりますの

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上手く書けないとか納得いかないとかいう前に、今この瞬間動いた自分の感情を包み隠さず綴ればいい。まだライターになって1年ばかり、とにかく見て感じてペンを走らせる(現代はほぼデジタルだけど)ことが10年後身になるはず。

RISING SUN ROCK FESTIVAL 2023 in EZO - “なに”を聴くかより、“だれ”と聴くか

RISING SUN ROCK FESTIVAL 2023 in EZO - “なに”を聴くかより、“だれ”と聴くか

2人と一緒に 北海道で 聴いた音楽たちは
私にとってさらに一段階、深いものになってゆく

ただ単純に
1人より2人、2人より3人がいいわけではなくて
その曲の思い出を誰と共有するか

5年後、10年後に聴いても
綺麗な思い出のまま残っている保証があるくらい
大切な人と

私は音楽を共有したい

あと2ヶ月で20代も折り返し地点

そんな2023年は
物よりも経験にお金をかけることが圧倒的に増えた

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誠と愛

誠と愛

ヨネダ2000の単独ライブが素晴らしすぎて
胸がいっぱい、、

“公演中は一瞬たりとも真顔にはさせんぞ”
というナイスな心意気を感じた

この胸の高鳴りを生涯忘れたくないのでここに記録

とにかく!今すぐ!

気持ちを書き留めたくて、熱冷めやまぬまま
帰りの電車で速攻noteを起動しています

※興奮している為、
以下話し言葉と書き言葉が入り乱れますが
「あ〜相当楽しかったんだね〜」と目を瞑ってく

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「かいぶつ、だーれだ」-2

「かいぶつ、だーれだ」-2

映画を観終えて1週間

贅沢な文字量のパンフレットをついに読み終えたので
先日書いた記事の続きを綴ってみる

自分の中で消化するのに
ずいぶん時間がかかってしまった

映倫という文字が視界に入り、劇場が明転したとき

いい邦画には台詞はいらないんだな と思った

“いい邦画” というたった4文字で片付けてしまうのは
失礼な気がするくらいに

かなり複雑な題材
+物語をメインで彩るのが子役なのに

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空想

空想

6月14日(水)、予期せず
『Fogbound』ぶりに米津玄師のライブに

今思えばこの日は

尊敬してやまない元編集長にばったり再会したり、
米津玄師ライブツアーのリセール当選通知がきたり、
予約していたスタジオの中にクソでけえハエがいたり、
しゃがんだらペットボトルがお尻に突き刺さったり、

思ってもみないことが起こる日だったような

そしてちゃっかりライブグッズだけは
前々からチェック済みの

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「かいぶつ、だーれだ」-1

「かいぶつ、だーれだ」-1

昨日、映画『怪物』を観た

鑑賞後の興奮状態を終えて
今日パンフレットを読み始めたところ
いても立ってもいられなくなり、今。

知識をひけらかすつもりは毛頭ないのですが
なんとなくこの記事を開いてくれた方にも
なにか届けばという想いで
簡単に個人的に熱いポイントを記しておきます

※アジカンごっちのnoteを読むのが毎週の日課なので、口調がもろ影響を受けてます、すみません。

その1.
説明しなく

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音楽は記憶を連れてくる

音楽は記憶を連れてくる

たぶん二十歳を過ぎたあたりから

音楽はただ聴くだけのものではなくなった

曲を聴いていた当時の自分だったり
時間を共にした人、聴くきっかけをくれた人が
頭に浮かぶようになった

社会人1年目
- BUMP OF CHICKEN

地獄の店舗研修の幕開け

めちゃくちゃ左脳派なので、
感情論で教えられても正直ピンとこない

そしてなにより人がどんな服を着ようが興味がない
(自分が着たい服だけ着て

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人の好きを否定しない

人の好きを否定しない

自分への戒めを込めて、
不特定多数の人がみるこの場所に
昨年の反省と今年の目標を書き留めておきます。

まず昨年のわたし、
“口を滑らせすぎ”

人の話を聞くときに
「でもそれはこうじゃない?」とか
自分の意見を言わないと死ぬのかってくらい
口を挟みすぎていた気がする

ほんとうに良くない、、

最近読んだ本に

という言葉があって、ハッとした。
今までの私は正論を振りかざしすぎてる。

もともと

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好き を 嫌い にならないために

好き を 嫌い にならないために

「好きを仕事に」って言葉、
リクルート広告のキャッチコピーとして使われがちだけどそんな単純じゃなくない?

好きなことを仕事にすることは
=好きを嫌いになるリスクを背負うことだと思う。

どんなに”好き”でもどんなに憧れの職業でも
(顎彼って打ち間違えて笑いました↑)
いつかプツっと糸が切れてしまう可能性は常にあって

そうならない為に
みんなちゃんと息継ぎしようね〜!っていう話です。

だって、

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心が “ふるえる” 瞬間

心が “ふるえる” 瞬間

心が “ふるえてる”

って感じたこと今までに何回ある?
その瞬間ちゃんと覚えてる?

私はね
ここ2、3年のことは全部覚えてる(つもり)

瞬間=とき

・「卒業したくない」って友だちが号泣した瞬間

・血眼で作った卒業制作が学院長賞に選ばれた瞬間

・バイト先で出逢い今でもお酒を酌み交わす瞬間

・その後行くカラオケの選曲が毎度よすぎる瞬間

・お母さんがご飯を作って待っていてくれた瞬間

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はじまりのはじまり

はじまりのはじまり

中1から今までの11年間
ずっと変わらずに抱いていた夢、編集者になること。

高校生のとき
「四大を出て出版社に就職する道」ではなく、一か八か「服飾学校でファッションを極めて後に転職する道」を選んだ。

専門学生のとき
周りのみんながスタアシ実習をがんばる中
人目も気にせず就活してた。

社会人1年目のとき
アパレル企業に新卒入社したはいいものの
この先どうやって編集者になるのか
アテもなかった。

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