Masayuki Ikehara

日系企業に務める中間管理職。2016年4月から2018年3月まで単プラハ駐在、2018…

Masayuki Ikehara

日系企業に務める中間管理職。2016年4月から2018年3月まで単プラハ駐在、2018年4月から2021年3月までミュンヘン駐在。

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  • ミュンヘン駐在日記

  • プラハ駐在日記

    プラハ単身赴任。 生活、文化、仕事のこと、日々のことなど。

  • 妊婦を残して単身赴任

    妊娠31週の妻を日本に残してチェコへ単身赴任した夫ができること #妊娠 #夫 #遠距離妊娠生活

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ドイツから帰国して思うコロナ対策

2021年3月31日ミュンヘン発、パリ経由、4月1日羽田着のフライトで、5年間のヨーロッパ駐在から帰国しました。 ドイツでは誰しもがそうであるように僕もスターアライアンス派なので、本当はフランクフルト経由が良かったんですが、とある理由でやむなくパリを経由し、JALで羽田へ戻りました。マイル以外の理由に、パリよりもフランクフルトの方が印象がいいというのもあります。私個人としては、パリのシャルル・ド・ゴール空港の利用はお勧めしません。本題からそれますので、これはまた別の機会に。

    • 帰国者必見!ミュンヘンで✨検疫所指定宿泊施設滞在を3日で終わらせられる✨出国前検査証明書の入手方法について

      ミュンヘン周辺で日本への帰国を予定している方に有益な情報と思い、ミュンヘンで、厚労省が指定する出国前検査である「鼻咽頭ぬぐい液核酸増幅検査」を受け、かつ、厚労省指定の証明書フォーマットで検査結果を受け取る方法を書こうと思いました。なお、この情報は2021年3月30日現在のものであり、今後、様々な条件の変更の可能性がありますのであらかじめご了承ください。「鼻咽頭ぬぐい液核酸増幅検査」以外の認められている検査方法はこちらをご参照ください。 厚労省が認めている検査方法以外の検査の

      • 料理

        料理を始めた。 これまでも自炊はしていたけど、基本は生野菜と茹でた鶏胸肉に、何もかけずに食べるとか、パスタを茹でて瓶詰めのソースをかけるとか、そんな程度。 ミュンヘンだと、手に入れづらい食材や調味料もあって、なかなかレシピ通りに作れない。でも、やってみるとなにかと代用できたりする。 例えばこちら、鶏胸肉の生姜焼き。みりんが必要だけどみりんがない!というときは、白ワイン:砂糖を3:1で混ぜるとみりん代わりになる。 これはハンバーグ。赤ワイン、ケチャップ、中濃ソース、砂糖を

        • プラハからミュンヘンへ

          2016年4月からプラハに駐在だったが、2018年4月からはミュンヘン駐在となった。 プラハでは公私ともにたくさんの人に支えていただいた。 2017年夏ごろから参加し始めた毎週末のバスケは、バスケそのものも楽しかったが、楽しいメンバーと一緒に時間を過ごせたこと、良い運動ができて気分転換もできたことなどもあって、貴重な時間だった。わきあいあいとした雰囲気の中に、みんなちょっと負けず嫌いな気持ちもあって、楽しさと真剣さがほどよく共存するのが心地よかった。 バスケのメンバーには送

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        • ミュンヘン駐在日記
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        記事

          ドイツ旅行③

          11月17日、18日、19日はチェコの3連休。前の週に続き、ドイツの歴史をめぐる旅に行ってきた。 17日はテューリンゲン州、ヴァイマール。到着したときにはもう暗くなり始めていた。 第一次世界中大戦後、ドイツでは1919年1月の男女平等普通選挙によって社会民主党(SPD)が勝利し、中央党、民主党と連立政権を樹立してヴァイマル憲法下で共和国が樹立された。SPDは現存する中ではドイツ最古の政党。 同じ1919年に、合理的、機能的なデザインで現代美術に影響を与えた美術、建築の学校、

          ドイツ旅行③

          南ドイツ②

          11月12日はドイツのバーデン=ヴュルテンベルク州のカールスルーエと、ラインラント=プファルツ州のノイシュタット・アン・デア・ヴァインシュトラーセへ行ってきた。 カールスルーエにはお城があり、これはヴェルサイユ宮殿を模して建築されたとのこと。バロックの宮殿建築で、1715年に建設されたそう。 雨も強くて寒かったので、さっさと車に戻った。 次はノイシュタット・アン・デア・ヴァインシュトラーセにあるハンバッハ城。 1818年に発布されたバイエルン憲法制定を祝うという名目で、

          南ドイツ①

          高校の時の社会科は地理と公民(政治経済)で、歴史には全く馴染みがなかった僕でも、ヨーロッパのことを少しは知ろうと思いはじめました。ところが、本を読んでもほとんど頭に残らず… これはいけないと思い、行ってみることにした。 ということで、11月11日、12日は、ドイツ南部、バイエルン州、バーデン=ヴュルテンベルク州、ラインラント=プファルツ州で、興味を引いたところに行ってみた。①では土曜日に行ったところの記録。 最初はバイエルン州のアウクスブルク。 アウクスブルクといえば、

          ハンガリーの話(裏取りなし)

          ハンガリーは僕が出張する外国(チェコ以外の国)の中で頻度が一番高い国だ。 ブダペストは日本人がイメージする「ヨーロッパ」にかなり近いと思う。例えば、こんな感じ。 でも、今の僕の中では、ハンガリーのイメージはこんな感じ。 とにかく広い畑。その中にぽつん、ぽつんと集落がある。 以下に書くことは、自分で調べて裏取りをした内容ではないので、事実かどうかはわからない前提で。 ハンガリーはEUの中では経済的に弱い方の部類。毎年10万人以上(あるハンガリー駐在の方から聞いた話では

          ハンガリーの話(裏取りなし)

          エストニア旅行

          4月のイースター休暇を使ってエストニアの首都、タリンに行ってきた。もともと、e-Estoniaのショールームにいきたいとおもっていたんだけど、団体でないと受け付けてくれなさそうだったのと、他の候補で直前まで迷っていて、一人で参加できないか問い合わせるにも時間がなかったので、今回は行くのをやめた。 他の候補として、お隣なのにまだ行ったことがないポーランドか、スーツや靴を買いにミラノか、などと考えたものの、結局家族で行くことがなさそうなエストニアに決定。 正直、エストニアについ

          エストニア旅行

          日本出張

          1月末から2月初めにかけて、日本出張だった。駐在員にとって日本出張はちょっとしたイベント。特に僕のような単身赴任者には家族と会う貴重な機会でもある。 ところが今回は妻が仕事で日本にいないという、驚きのすれ違い出張となった。 プラハからは日本への直行便がないため、必ずどこかを経由することになる。今回の出張はフィンランドのヘルシンキ経由。最近、フィンランド航空はヨーロッパと東アジアの路線を狙っているようで料金が安かったんだけど、それより何より機内にいる時間が短いのが助かる。一方

          年末

          あけましておめでとうございます。 今年もよろしくお願いします。 ちょっと前のことですが、12月について。 プラハで開催された日本人会によるクリスマス会に参加。 クリスマス会というと、なんだか子どものパーティーのようだけど、これが結構豪華で、会場はホテルの宴会場で、料理も披露宴のような感じ。駐チェコ日本国大使も出席される。生演奏や豪華景品が当たる抽選会もある。 豪華景品というのが本当に豪華で、南仏ペア旅行チケット、日本への往復チケット、プラハの春音楽祭オープニングコンサート

          欧州あるある

          最近思う、欧州でよくあること。(あくまで個人の主観) ①工事中 教会、観光名所、高速道路など、とにかく工事中のものが多い。 ②屋外 マーケットを外で開く。最高気温が10℃以下になっても、外にお店を出す。そして、お客さんも買ったものを外で食べる。 ③英語じゃない 英語で予約したレストランからのメール返信が英語じゃない。予約できたってことは英語が通じているということだけど、そもそも英語の国じゃない。ガソリンスタンド、スーパーマーケット、美容室、クリーニング店なども英語が

          欧州あるある

          プラハの本屋さん

          街を歩いているときの印象として、プラハは東京よりも本屋さんが多いように感じる。本屋さんの絶対数が多いということではなく、市街地を歩いたときに単位時間あたりに出くわす本屋の数が多い感じ。 いつもはぶらぶら歩いているときに出くわすわけだけど、今回は息子へのプレゼントを買うという目的があって本屋さんへ。チェコの本屋さんは当然チェコ語の本が多く、英語の本は少ない。日本語の本は見たことがない。 大きな本屋さんには英語の本も多いだろうということで、ヴァーツラフ広場にある本屋さんNeo

          プラハの本屋さん

          出張ウィーク

          先週はベルギー、ドイツへの出張だった。 ブリュッセルで会食の後、初めて観光地へ行った。ベルギーのイメージは観光地というよりEU本部とチョコレートだったから、グランプラスは「世界で最も美しい広場」と言われていると聞いて、「んなこた〜ない!」と思いながら行ってみて驚いた。 ホントかよ! 気持ちが観光モードじゃなかったこともあり、びっくりしてしまった。 有名な小便小僧も見てきたけど、そこも評判通り。ここで、どんな評判かを書くのは控える。 そこからフランクフルト、ミュンヘンと行き

          出張ウィーク

          ナイトマラソン

          9月10日はプラハのナイトマラソンに参加。 マラソンと言っても10キロなので、時々走っている距離とほとんど変わらない。 でも、たくさんの人が参加しているし、交通規制されていて走りやすいし、景色もきれいでテンション上がる。 会場のヴァーツラフ広場はいつも観光客でいっぱいだけど、この日はマラソン参加者も集まってすごい人。とは言え、事故等で混雑した品川駅よりは混み合ってないけど。 会場にはクロークや更衣室があると聞いていたけど、どの程度使えるのか心配だった。でも、実際に行ってみ

          ナイトマラソン

          23〜26週 4D

          この頃、僕はプラハへの単身赴任まで2ヶ月を切り、仕事も後任の方への引き継ぎがはじまった。お客様への挨拶で国内出張だけでなく、1週間のアメリカ出張もあったり、友達に壮行会を開いてもらったりと、慌ただしくすごす。 妻は相変わらず仕事の予定をびっしりと入れ、平日、土日関係なく、ほとんど休みがなかった。当時のスケジュールは今見ても、妊娠6ヶ月でこんなに働けるのかと驚くぐらい。 そんな中、妻は母親学級へも行き始めた。毎週金曜日、1回2時間ほどで全4回、1ヶ月で全部の内容が終わるという