みらい

みらいです。Twitterに(文字数的に)書ききれない日々の徒然や、思ったこと考えたこ…

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みらいです。Twitterに(文字数的に)書ききれない日々の徒然や、思ったこと考えたことを気ままにつづります。

最近の記事

言葉に生きなくなった、とはいえ

「言葉に生きなくなった」と先日書いたが、それを読んでくれた妻から、「ちょっと寂しいものを感じる」と感想を言われた。 言葉の一つひとつにこだわって文章を書くことは、それはそれで素敵なことだし、時にはそういう文章を書きたいことだって僕にもあるし(手紙を誰かに書くときとかね)、誰かが「間違った」日本語を使っているときは、気になることもある。 でも、言葉尻だけとらえて、本質的な中身、文章の奥にある気持ちや思いというものまで否定してしまうような姿勢がある「言葉警察」の人には、クエスチョ

    • フリースクールに関して、議論がしたい

      なんだか、今は「モノ書きたいウィーク」みたいになっているみたいです。 今日は、僕の内面の話じゃなくて、社会の、教育のお話。不登校とフリースクールに関するお話。 フリースクールって?ところで皆さん、不登校って、何でしょうか。 学校に行きたくても行けない子どもたち……。間違いではないのですが、実は、文部科学省が不登校を調査するにあたって、次のように定義しています。 つまり、定義上では、入院が長引いて学校に通えない子どもは不登校じゃないし、休みがちでも29日までの欠席なら不登校

      • 言葉に、生きていた

        年が明けた。 新年早々、おめでたいどころか、つらい出来事が立て続けに起き、心を痛めていらっしゃる方も多いかと思う。 石川県にも、僕の大学の同級生が教員やっていたり(たぶん)して、連絡は途絶えて久しいけれど、石川のどこに住んでいるのかも、なんなら今も石川にいるのかどうかも分からない(Facebookを見たら大学卒業の挨拶文が最後だった)けれど、元気だといいな、と遠くの九州から祈っている(このタイミングで取ってつけたようなメッセージを送れるほどの間柄ではなかったのだ)。 さて、

        • 『論語』と、「三十」の僕の生き方

          半年前、とうとう三十歳になった。 孔子大先生は『論語』で、「吾十有五而志于学。三十而立。四十而不惑。」なんて仰っている。 まったく「立」って(自立して)ない自信だけはあるが、四十まではある意味「惑」って(迷って)いいのだというから、安心していいのだろうか。 いや、これから十年経っても迷いは増える一方な気がするが。 主語を明確にすること最近、少しだけ、自分の中に変化があった。 昔の友人からもはっきり指摘されてハッとさせられたものを、1年くらいかけてようやく消化できた気がする

        言葉に生きなくなった、とはいえ

          僕は「風船」を飛ばせない

          とても素敵なニュースを見つけた。 部屋の前に“手紙付きの風船”「おてがみください」差出人に連絡してみると…290キロ旅した“空飛ぶ手紙” | KUTVニュース | KUTVテレビ高知 (1ページ) (tbs.co.jp) 熊本県の幼稚園から飛ばした「お手紙ください」の風船が、偏西風に乗りながら奇跡的に梅雨の晴れ間をかいくぐって、テレビ高知の職員自宅前まで届いたというのだ。 その幼稚園に連絡をとったテレビ高知の職員。幼稚園は大盛り上がりで、園児たちは高知に興味をもち、給食に

          僕は「風船」を飛ばせない

          What I’ve wanted the most

          最近、とても揺らいでいる。揺らぎ続けている。 そんなに友人が多い方でもない僕は、今、仲良くしてくれている友人は大事にしたいと思っている。 思ってはいるのだが、そのベクトルの向きや長さが、果たして適切なものなのか、自問自答を繰り返している。 大切な友人なら、その友人から恨まれても、悪者扱いされても構わないと思うのは、僕のエゴでしかないのだろうか。 そんなの、ほんとは望んでいない。 ただ一緒にごはん食べたり、遊んだり、どこかに出かけたりして、ときにつらいことがあったら、ともす

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          「よいお年を」と「明けましておめでとう」

          「今年は大変お世話になりました。よいお年をお迎えください。」 「明けましておめでとうございます。2023年、今年もよろしくお願いします。」 この何気ない年末・新年の挨拶に、「自分は喪中だから『おめでとう』が言えないんだ、ごめんね」を、全く接点のない2人から別々に言われた。 2人とも、昨年のTwitterとかで、はっきりと言われてないまでも、「喪中」であることをきっと僕はどこかで「知っていた」。 だけれど、頭の中で、その人が悲しみに暮れていることと「正月を祝えない」ことがリン

          「よいお年を」と「明けましておめでとう」

          過保護

          本当はこの話は10月あたりに書きたかった内容だけれど、バタバタしている間に12月がやってきてしまった。 今年の流行語大賞は「村神様」。地元出身選手がプロスポーツ界で活躍することはとても嬉しいことだ。一方、僕の個人的な年間流行語大賞は「過保護」だった、という話をしてみたいと思う。 過保護ってなんだ?まずプレーンに。「過保護」と聞いて何を思い浮かべるだろうか。 自分の親が過保護だった人は、窮屈だった子ども時代を思い出したかもしれないし、逆にその対義語である「放任」の家に育った人

          ココロの借金 返済に向けて

          突然だが、カサンドラ症候群という「病名」をご存知だろうか。これは正式な病名ではなく、よくある「状態」を指したもので、自閉スペクトラム症の家族やパートナーとの円滑なコミュニケーションが取れないことに対してストレスが積もってしまい、結果として不安障害や抑うつ状態になってしまうそうだ。 ホモサピエンスは、進化の過程でコミュニケーションがDNAにプログラムされてしまっているので、思うようなコミュニケーションが取れないことがストレスに直結してしまう人が多い。カサンドラ症候群の人は、その

          ココロの借金 返済に向けて

          結局、ここで生きてってる

          最近、「福祉住環境コーディネーター」という資格の勉強をしている。 恋人が、とても勤勉な人なのだ。実は。 「実は」とか書くときっと怒られるけれど、正直、ここ2年間くらい、恋人の姿を見ているなかで印象がガラリと変わった。 恋人は国家資格を持っている。フィナンシャルプランナー3級とかいう、1週間ちょっと勉強すればとれるようななんちゃって国家資格ではない(それすら僕は持ってないけれど)。 一方の僕は、これといった資格はあまり持っていない。普通運転免許証(しかもAT限定)とか、教員免

          結局、ここで生きてってる

          愛言葉

          いきなり曲を紹介するあたり、僕も変わってないなあ、大人になってないなあ、なんて思いますが、まあいいからお聴きくださいな。 僕がボカロを聴き始めたのが2011年だから、もう11年も経つんですね。 DECO*27さんも、割と黎明期から活動されてるから、今も「ヴァンパイア」「サラマンダー」とか、ヒットソングを生み出してる息が長いクリエイターで、本当に尊敬してます。 そう、聴き始めた頃によく聴いていたのが「愛言葉」でした。 そして、ボカロクリエイターとしては当時かなり異色で挑戦

          コーヒーブレイク

          雨の金曜日、振替休日を満喫中の僕は、テストで学校が早く終わった中学生を車の中から見送った。そういえば、夏服と中間服が混ざっていたなあ、と気づく。男子生徒は割と半袖の割合が多かったように思うが、女子生徒は中間服が8割といったところか。 「女の子はオシャレのためなら、夏でもセーターを着るし、冬でも太腿を出す我慢の生き物なのよ」。そう言っていた恋人の言葉をふと思い出す。 理解できない、その時の僕はそう独りごちた。僕は人一倍暑がりなのだ。真冬でも下着はユニクロのエアリズムだし、パジ

          コーヒーブレイク

          僕らは「みかん」ではない

          先日のnoteは、皆さんに色々と心配おかけしました。 悠々自適に2ヶ月半を過ごし、だいぶ心も休息できたように思います(身体は鈍ったし、何なら(多分)増量しました。怖くて体重計には乗っていません)。 来週からの「再出発」が決まったのでご報告したいのと、今の心境を文章にしておきたいので、 勉強を頑張っている彼女の目の前で、何をしているのか分からないようにしながら、iPadとキーボードでカタカタ打っていきます。 あっ、忘れていました。 明けましておめでとうございます。 今年もどう

          僕らは「みかん」ではない

          腐ったみかん

          夢を見た。 僕は高校生だった。 夢の中の自分は、不登校だった。 なぜ高校に行けなくなっていたのかは分からない。 夢の中では、6歳離れた弟が同じ高校に通っていた。 僕は「学び直し」のために高校に入り直していた。 現実世界では、僕は不登校こそ経験してはいないが、高校2年生のときに化学IIや日本史B、世界史Bの授業をほとんど聞いていなかった。3年生では、勉強は皆無となった。だから、理系なのに数学IIIや数学C、物理IIも全く分からない。 浪人して文転し、受験でもセンター試験では2

          腐ったみかん

          施し、苦難とともに生きる幸せ

          こんばんは、お久しぶりです。 つい最近、とある試験を受けました。次の仕事につながる試験です。 いやはや、この年齢になっても新しいことを勉強して、机に向かって試験を受ける日が来るとは思いもしませんでした。 か、な、り、難しかったです。 問題の難易度というよりも、志願倍率が(14倍超)。 結果はひと月後ですが、いい報せができるといいなと思いながら、とりあえずはひと段落、今日は彼女と久々に会ってデートしてきました。 改めて、支えてくれた、支えてくれてる、彼女に感謝。そう思っ

          施し、苦難とともに生きる幸せ

          選んで、生きていく

          こんばんは。 突然ですが、今日1日過ごしてみて、みなさんはどんな選択をして今を迎えましたか。 今日した数多くの選択の中で、最も大きい選択は何でしたか。 え、僕ですか? そうですねえ……。彼女と話したいって思って、夕方に1時間ほど、通話をしたことでしょうか。 僕は、通話をするって選択をしました。かなり有意義な選択でした。 ここ最近はずっと家で過ごしているのもあって、人生を左右するような大きな選択は、あまりしてないように思います。 今日は「選択」をテーマに、僕の思いを綴りま

          選んで、生きていく