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極論を言うがいい

消費税は廃止(消費税分は法人税下げで外国人資本家に還元されたにすぎない) カネは廃止(カネという仕組みがあると、支配層がその立場を確保し続ける) 土地の私有は基本禁止(私有のかわりに部族ごとのテリトリーとして共有) 農業は禁止(農業を認めると人類は「自然」という宝をすべて死滅させる) 医療行為は基本禁止(医療行為は人の種としての健全性を損ねる) 国による徴税は禁止(カネを廃止するのだから税金はなくなるが、労働や成果物による徴税も禁じる。これによりクニを使った錬金術が

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    • 因果応報・生命曼荼羅

      利便性や快適さを手に入れたはずの人類が、デジタル機器に苦しみ、商業主義に苦しみ、あまりにも多くを求められる労働環境に苦しんで、今日も人身事故による遅延が発生する。 自由を知らないで育った肉や卵にあふれる世界で人も自由を失う。 過去を反省して、公害を克服し、環境破壊を食い止めたはずの文明社会は、たくさんの生物種を絶滅に追いやり、今日も熱帯雨林を破壊し、熱帯の海に海老の養殖場を作る。 そうして、他の生き物たちを追い込んでいく人類は、自分たちもまた追い込んでいく。 私たちの

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      • 世界の森と文明

        世界の森林は高緯度地方と低緯度地方に多く、中緯度で森林の発達する地域は少ない。インド東部からインドシナ半島北部を経て中国から日本・朝鮮半島・沿海州に至る地域と、地中海の北のフランスからユーゴスラビア辺りの地域、そして北米大陸東部の地域だ。文明が発達したのも、これらの地域と、乾燥地帯の中でも大河が流れて水を確保できる地域であったことから見ても、文明の発達に適した地域というのは、限られていたということがわかる。 弥生人の祖先はバイカル湖畔か遼河のあたりに住んでいたと思われるがそ

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        • 春 青春/人生で一度/一年に一度

          冬の間、動きを遅くして、枯れていくばかりであった藪が、春になり青い芽を伸ばし始めた。初めの頃はようやくポツポツと見えてきた青い色は、もう日々勢いを増すばかりで、数日見ないでいるとすっかり様子を変えてしまうのだった。 いつもと違う道を車で通り、信号にひっかかって脇の公園に植えられた高い樹々を見た。落葉広葉樹のその樹たちは、冬には枯れていた枝に新しい若い葉をつけ始めたところで、年を経た幹や枝の回りに、まだ若々しい緑をまとい、これから来る暑い夏に向かう勢いを思わせた。夏にはすっか

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          カネが諸悪の根源なのだからカネをなくせばよい

          カネを稼ぐには、カネのために動かなくてはいけない。 真実を語れば仕事を失うと思えばウソをつくしかない。 家族を飢えさせたくないと思えば、カネを稼がなくてはいけない。 社会がカネの集まる大企業と、カネの集まらない個人事業に分かれているのであれば、カネの集まるところに居場所を見つけなくてはいけない。 たくさん利益を得るためにたくさん自然を破壊しなくてはいけない。 知ってしまったら不都合が生じる世の中の真実からは身を遠ざけていなければいけない。 良い配偶者を得て、家族を

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          進化と記憶

          私たちは、命を乗せて次につなぐための乗り物であり、私たちの体にはそのための仕組みが備えられている。異性を好きになり、体によいものに対して快を感じる。栄養分の多い食べ物をおいしいと感じ、小さきものをいとしいと思う。命に危害を加える可能性のあるものを避け、あるいは積極的に排除しようとする。そこから正義感が生まれたり、普段よく接する相手に対する親しみや仲間意識が生まれたりする。 記憶に関しても同じように進化の過程で獲得した能力であることは間違いない。空間構造を認識し、頭の中に地図

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          親近感・仲間意識・共闘も進化の産物

          農場で飼われているニワトリが鷹に襲われたとき、仲間のニワトリが駆け付けただけでなく、ヤギも加勢してタカを追い払ったそうです。動画の投稿は2021年。 我が家の4匹の猫のうち、メス猫2匹は仲が悪く、古参のメス猫は機嫌が悪いと新参のメス猫を追いかけて叩いたりします。かといって顔を合わせれば喧嘩をするという状態でもなく、猫同士の鼻を合わせて挨拶しあうことこそしないものの基本的に平和に過ごしています。そんな猫同士の関係ですが、野良猫が窓の外に来たりすると、一気に仲間として団結します

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          親近感・仲間意識・共闘も進化の産物

          マスコミと政治家の活動事例:暇空茜「裏第八書面 堀口英利と管理人の謎を追え!」より(歴史の目撃者になるには2024.4.16までに読んでね)

          この動画全体の話題は、本記事とは直接関係しないので、関係する部分のみを以下に大雑把に書き起こします。重要と思われる部分は太字で示してあるので、時間のないかたは太字だけお読みください。 大雑把な書き起こし11:25 すごい懐かしい話をするんですけど 仁藤夢乃さんって 温泉むすめ燃やした で、これが俺が仁藤夢乃に注目した 興味を持ったことで 裁判でもそれは何度でも主張されてて (中略) 12:08 (神原弁護士による準備書面より) 温泉むすめを批判したことに腹を立てたことにある

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          命は、しつこく、はかない

          私たちの命は、どこまでもしつこく生き残ろうとしてしがみつく一方で、今このときにも終わるかもしれないはかなさも持ち合わせている。 基本、命はもらいものであり、いまもまだ生きているとすれば、それは運がよかっただけのことであると受け止めた方がよいと私は思う。 人の本来の暮らし方であった狩猟採集生活では、肉体と精神のタフさ、健康さが必要とされ、生活の中にさまざまな危険があり、ケガや病気も文明社会に比べてより重大な影響を与えることになった。しかし、そんな危険の中で生きるからこそ、人

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          朝から晩まで(庶民の日常生活から薄く広く利益を得る)

          世界を支配するには、どうすればよいだろか。まずは、物々交換や自給自足などカネと結びつかない活動を規制することである。こうすれば、人々は生活のために働いてカネを得ざるをえなくなる。次に、人々のあらゆる活動から薄く広く利益を得るように社会制度と企業グループを作り上げるのである。人々が日常生活を送るだけで莫大な利益が勝手にもたらされるのだから、圧倒的な優位性を維持し続けることができることになる。 日常生活を振り返ってみよう。 私たちが飲食するものの多くはグローバル企業が提供した

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          2024年3月31日 父退院

          私が生きた半世紀の間に風景が変わり、植物が変わり、人の生き方が変わり、いろいろなものが変わりました。けれど変わっていないものもたくさんあるのかもしれません。 冬が来て草が枯れ、春になると枯れた草の間から水仙が顔を出して花を咲かせる。小鳥が巣を探し、人の営みの近くで子育てをする。雨が降り、小川を作って草の間を流れていく。車の通れない小さな橋が、流れをまたぐために渡される。 変わらないものに目を向ける人は少なく、だから世界は変えられて行ってしまうと思う。変わらないものに目を向

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          人に必要なのはカネではなく自然

          WBPC問題や、そこから派生して、なぜか今、それを凌駕するほどの注目度を持つようになった、堀口氏に関する動向を追い続けていると、言葉を使ってコミュニケーションを図ることの無意味さをつくづくと感じます。 マスコミが印象操作を行い、裁判官が詭弁を弄し、やらせインタビューが画策され、検索エンジンも偏った情報ばかりを拡散する。 何がそうさせるのかを考えたとき、結局は、カネが作り上げる人間という生命の世界の中で、より優位な位置を占めるために、言葉が使われているからなのだろう思う。

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          不正を憎む心はこうして生まれる

          体が進化の産物であるように、心も進化の産物です。心は、肉体を維持して子孫を残していく命という存在が作り出した物です。命をつなげていくことにつながるように心はできあがっています。 たとえば、怒りの感情が沸き上がるのは、怒ることで自分を守らないと、命をつなげていくことが難しいような場面だからだと考えられます。むやみに怒ることはいけないでしょうが、適切に怒らないと不当な浸食を受けることになります。 命をつなぐためには、同じ種類の生物の異性と性交する必要があります。なので、それを

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          今日は雨でした

          傘を差しても役に立たない霧雨が高架下の駐車場まで吹き込んで、レトロな車を濡らしていました。 ヨーロッパの地中海に面する国のうちフランス以外は、夏の間雨が全然降らないため、作物が育ちません。日本の夏は、時に日照りが続いて雨不足になることはあるものの一般に夏の間も夕立などで雨が多い点に特徴があります。 こども森ひろば_国土と森林に世界の植生分布図があります。 この図を見ると文明が発達した地域は、乾燥地の大河周辺と、落葉広葉樹林および照葉樹林を中心とする地域であったということ

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          他者に対する行いは我が身に帰る(農耕・牧畜がよろしくない理由)

          以前、家畜人ヤプーという記事を書きました。今回の記事は、その焼き直しのようなものです。 人が1万2千年前頃から始めた農耕生活は、人の歴史を作り替えました。 農耕は『取る文化』であり、それまで人類が続けてきた狩猟採集生活という『残す文化』とはまったく異なる歴史が始まりました。 取る文化は世界中を人類の都合に合わせて変えていくことになりました。本来であれば多種多少な動植物が生息していたはずの土地を、特定の数種類だけが生育する土地に変え、あるいは地面を広く踏みしめ、家を建てて

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          日本人の英語力(公教育の誤り)

          一、国際比較私は昭和の生まれです。若い頃、明治時代の知識人の教養はすごいなと思った記憶があります。私たちの時代とは違い、その頃の若い知識人たちは、江戸時代からの伝統である漢文の知識と、新しく必要が生じた英語などの西洋の言語に関する知識をしっかりと身に付けているように思えたからです。私たちの時代には、教育が大衆化したために学力も低下しているのではないだろうかと考えた記憶があります。 私たちの頃は英語学習といえば、リーディング、文法が主で、ライティングや会話はわずかな時間しか

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