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海と山と湯煙の美しい街 別府市在住の書家。海が悲しむ書は書かないのが主義。温泉で流した…

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海と山と湯煙の美しい街 別府市在住の書家。海が悲しむ書は書かないのが主義。温泉で流したシャンプーも、筆を洗って墨で汚れた水も全部海に流れるんだもの。

記事一覧

染めること書くこと

彼の感性を私は信じています。 ですから、 彼の手によって染められたのだけど、 神さまが私にくれた色 そう信じて、 今回初めて染布ありきの制作をしました。 染めから書…

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4年前
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七十ニ侯 第九侯 菜虫化蝶 なむしちょうとなる

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5年前
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七十ニ侯 第八侯 桃始笑 ももはじめてさく

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5年前
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七十ニ侯 第七侯 蟄虫啓戸  すごもりむしとをひらく

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5年前

七十ニ侯 第六侯 草木萠動  そうもくめばえいずる

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5年前
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七十二候 第五候 霞始靆 ”かすみはじめてたなびく”

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5年前
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七十二候 第四候 土脉潤起"つちのしょううるおいおこる"

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5年前
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七十二候 第三候 魚上氷 ”うおこおりをいずる”

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5年前
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七十二候 第二候 うぐいすなく

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5年前
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日本茶のパッケージ 受賞しました

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5年前
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七十二候 第一候

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5年前
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七十二候 1-12

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5年前
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ミミズの這ったような字

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5年前
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ながれにながされて

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5年前
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人が文字を読みたがるのはなぜか

文字は言語を時間や空間を超えて伝達・記録するためにやむにやまれずして人類が発明したものである。ゆえに、文字は読みたいというのが人間の欲求として至極当たり前のこと…

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5年前
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5年前
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染めること書くこと

彼の感性を私は信じています。
ですから、
彼の手によって染められたのだけど、
神さまが私にくれた色 そう信じて、
今回初めて染布ありきの制作をしました。

染めから書を発想していくという
初めての試みのその始まりのときに
たまたまテレビカメラが
立ち会って下さってました。

随分ともったいぶってきましたが、
別府で染めといったら彼。
そうです、
ユキハシ トモヒコ (Tomohiko Yukiha
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人が文字を読みたがるのはなぜか

人が文字を読みたがるのはなぜか

文字は言語を時間や空間を超えて伝達・記録するためにやむにやまれずして人類が発明したものである。ゆえに、文字は読みたいというのが人間の欲求として至極当たり前のことなのである。
普通に、当たり前に、伝達さえできれば、それで文字としての役割を果たしているというわけである。
ところがそこに”思い”というものをのっけたくなったのも人間である。
伝えたい!という人間の欲求は文字に森羅万象のかがやきを与えた。

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