マガジンのカバー画像

イラストとつぶやき

33
運営しているクリエイター

記事一覧

おはよう 2024

おはよう 2024

新年だね。

 

地震びっくりしたね。
 

地球に生きていると
色んなことが起こるね。

人間やっていると
たくさんのことを体験するね。


いっぱいのことを
通り過ぎながら
そのとき思うことや
感じることの
種類を増やすのが人生だね。

うーん
それっぽいこと
言ってみた。

 

今年も楽しくいきたいな。

楽しいのを選んでいきたいな。
 
 

どこに楽しいが潜んでいるか
探しながら

もっとみる
愛しき やわやわのうどん

愛しき やわやわのうどん

糖質を控えるようにしてから、うどんをとんと食べなくなった。

うどんに限らず、そうめんやラーメンなども滅多に食べなくなったが、
うどんという存在自体は今も大好きだ。
もちろん、そうめんやラーメンその他の食べ物たちも
みんな大好きなままだ。あまり食べないだけで。

食べて「おいしい」の好きと、ただ存在が好きというのはだいぶ違う。
存在が好きというのは、見た目だったり名前の響きだったり、それにまつわる

もっとみる
赤いベリーのチーズケーキ

赤いベリーのチーズケーキ

子供のころ、母は家で文字を書く仕事をしていた。
月に数回、出来上がった書類を会社へ届けるのだけれど
夏休みは私もよく一緒について行ったものだった。

地下鉄の丸太町を上がって、少し歩くとケーキ屋さんがあった。
いつもその前を通って会社へ向かう。
 
ガラス越しに見えるショーケースの陳列は色とりどりで、
綺麗なケーキは宝石を見るような気分だった。
 
中でも、赤く透き通ってキラキラするケーキは、とて

もっとみる
巨大カステラ(架空エッセイ)

巨大カステラ(架空エッセイ)

ある日、大きな贈り物が届いた。

玄関のドアからぎりぎり入った。

梱包を解くと、
まださらに包み紙に隠れた大きな四角いものと
折りたたまれた便箋が一枚。

「お好きなものです。焼きました。」
と書かれていた。

包み紙を丁寧にはがすと、甘い香りと共に
巨大なカステラが姿をあらわした。

ふわぁぁぁ・・・

声になりそうでならない、いや、
でも五十音として認識できる程度には声なんだろうな、
じゃあ

もっとみる
とらねーこー コーヒー (架空エッセイ)

とらねーこー コーヒー (架空エッセイ)

いつもの古ぼけた喫茶店で
座る席はいつも決まっている。
 

先客がいたら、入り口の壁を少し引っ掻いて帰る。
 

運良く席に着けたら、
メニューのページをめくり倒して
ご注文は?と聞かれるのを上の空で待つ。

こーひー…
と、抑揚のないイントネーションでわざと言い
落ち着いた雰囲気の自分を演出する。

内心とてもわくわくしながら待っている。
 

熱々の湯気を立てたカップが運ばれてくると、
香り

もっとみる
美容室難民だった私が「お抱え客」になってみた。

美容室難民だった私が「お抱え客」になってみた。

長いこと美容室難民をしていた。

 
そこまで髪型にこだわりがなかったという理由もあるけど、
別に有名店でなくてもいいしカリスマ美容師とか全然興味ない。
むしろ気後れするから町のそこそこの美容院でいい。
でもオバチャンが行くとこ丸出し感のあるとこはイヤ。

ちゃんと「美容院でステキにグレードアップされた」と思って帰りたい。
ちょっとは優雅な気持ちに浸りたいし、無難とはいえダサくない髪型でいたい。

もっとみる
味噌汁とごはん、以上。おかずなし。を体験した日の思い出

味噌汁とごはん、以上。おかずなし。を体験した日の思い出

ごはんと味噌汁、

この組み合わせを見るたびに思い出すのは、
小学校の家庭科での調理実習。

その日は、米飯を炊いて味噌汁を作るという内容だったのですが、
私はこの組み合わせに些かの不満がありました。

(ごはんのおかずないやん。)

当時の私は(当時というか割とずっと)、ごはんは肉か魚あるいは卵などの動物性たんぱく質を調理した味のはっきりしたおかずで食べるものという概念があって(もちろんこんな小

もっとみる
私の読書脳はすごい。

私の読書脳はすごい。

私の読書脳はすごい。

何か思い悩んだり行き詰ったりしたとき、はたまたそこまで意識する前の段階で何となく閉塞感を伴っている状況のとき

頭で、思考をこねくり回して解決策をひねり出そうとしても全然うまくいかない。よかれと思ってやっても結果が伴わなかったりまた撃沈したり。

そんなとき「ほい」と私の中の何かが投げかけてくれるのが本だ。

大して読む気もなく読み進めた本、ずっと途中でやめてそのままにして

もっとみる
寿司の良し悪しもわからない私が寿司の文化と伝統を語ってみましょう。すみません。

寿司の良し悪しもわからない私が寿司の文化と伝統を語ってみましょう。すみません。

お寿司、最近は糖質を控えめにする食生活を送っているので、進んで食べることは少なくなっているのだけど、(食べないのかよ!なヤツが語り始めています。すでにすみません)

でもその色とりどりの華やかさと丸みを帯びたフォルム(フォルムとか言っちゃう)を目にすると、思わず「おいしそう!」と反応してしまいます。
(視覚で感じる美しさの話をしようとして食欲で即完結。)

かつてテレビで、バブリーなイケイケ女子が

もっとみる
はなでるわ。って言いますか?

はなでるわ。って言いますか?

はな出るわ。って言いますか?

あ、いや 花粉症とか風邪とかで物理的に鼻水が出るときには、
そりゃ言うでしょうけど、

そうでなくて、

なんか不意打ち食らったときや
すごく面白いことが起こったときなんかに

「もうー、ハナ出るわ」
「やめてー、ハナ出るやんか」

みたいな表現で使う場合です。
(プッ!と吹き出さないようにガマンして口を閉じたときに、行き場を失った圧力に押されて鼻水飛び出した経験、

もっとみる
私が魚を食べたあとは何も残らない。

私が魚を食べたあとは何も残らない。

どっちかって言うと肉の方が好きだなーと思うけど、

それでも ”さかなくい” な私は、
食べられるところを とことん食べてしまう。

皮なんかはもちろん、ヒレとかしっぽもパリパリに焼けていればサクサク食べてしまうし、煮魚だったら 口の中で噛みながら小骨の間のコラーゲン的なエキスを摂取して、どうしても飲み込みづらい骨だけを出す。

中骨の髄もおいしので 噛みカミして吸い出す。

頭にも身はあるし、目

もっとみる
本当に耳を傾けるということを努力したい。

本当に耳を傾けるということを努力したい。

心がけたいこと、

人の話を聞くときに、
まずは 同意や肯定の返事をすること。

これがねぇ・・・私、なかなかできてないんですよ。

つい 「いや、」とか言って
自分の意見を述べようとしてしまう。

『人は 相手の話を聞いているようで
 頭の中では 次に自分が言いたいことを考えている』

と 前に本で読んで、
たしかに! と目が覚める思いになりました。

けど、頭ではわかっても、実践って なかな

もっとみる
おにぎりの呼び方から派生して

おにぎりの呼び方から派生して

「おにぎり」
何ともステキな響きである。

子供から大人まで、一般的な多数の人が好ましい感情を抱いて
それぞれのいい思い出が何となく浮かんでくるのではないでしょうかね。

「おにぎり」は「にぎりめし」を丁寧に言ったものだろうと思うけど、
「にぎりめし」にはもっと男性的というかガッシリ・野性的な響きを含んでいるイメージに思えます。(野生のおにぎりて何やねんて話ですがね)

そして何となく、自分で食べ

もっとみる