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ただただ(つれづれ)

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考えていること、ふと思ったこと、思い出したことなど。
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記事一覧

読みたい本が溜まる。

読みたい本が溜まる。

特に趣味としているつもりはないのだけれど、
空いている時間の大半を何に費やしているかと言えば、
それは 読書なのだ。
 

知りたいことがあって
得たい情報があって
それを効率よく吸収したいと思っているから
「ゆったりと物語をたのしむ」
というようなスタイルではなく、
「調べ物」に近いかもしれない。

と言っても
これまでの不勉強を補いたい目的のものだから
ちょっとした雑学程度のもの。
そう大して

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幸運な人になるための自分へのチェックリスト

幸運な人になるための自分へのチェックリスト

興味の範囲は狭まっていないか。

ちょっとやってみただけで、うまくいっていないからとあきらめていないか。

自分にはムリそう、どうせできないよな、と悲観していないか。

これまでの自分なりのやり方や決め事にしがみついていないか。

うまくいく保証がないことに尻込みしていないか。

自分の好きという気持ちに目隠ししていないか。

ナタリー・ユエンさんの『「東の大富豪」の教え』という本を読んでいます。

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焦りの時期を抜け出せる

焦りの時期を抜け出せる

焦る気持ちがあるときは、
何をやっても考えや行動がまとまらず、
結局なにも成果が出せていないような気がして、また焦ってしまう。
というようなことを繰り返し気味の日々だった。

頭では、リラックス、切り替え、いいことを考える、信じる、など、それっぽいことを思い、考える努力をするのだけれど、
やっぱり気持ちがそばに来ていないと、まずその気持ちを手繰り寄せるのが大変で、億劫で。

行動こそが結果への近道

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動物園のクマ (架空エッセイ)

動物園のクマ (架空エッセイ)

それは、衝撃だった。

ある日、ふらりと行ってみた動物園。

ふらりというわけでもなかった。
電車を乗り継いで、少し辺鄙な山手の駅に降り立って
そこからしばらく歩かなければならなかったからだ。

「動物園前」という駅名なら、もっと門の目の前にないと
おかしいのではないかと思いながら歩いた。

ゆるやかというよりは、やや急な坂道。
ゴムのゆるみかけた靴下なら、きっと靴の中にたぐり寄せられて
土踏まず

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とらねーこー コーヒー (架空エッセイ)

とらねーこー コーヒー (架空エッセイ)

いつもの古ぼけた喫茶店で
座る席はいつも決まっている。
 

先客がいたら、入り口の壁を少し引っ掻いて帰る。
 

運良く席に着けたら、
メニューのページをめくり倒して
ご注文は?と聞かれるのを上の空で待つ。

こーひー…
と、抑揚のないイントネーションでわざと言い
落ち着いた雰囲気の自分を演出する。

内心とてもわくわくしながら待っている。
 

熱々の湯気を立てたカップが運ばれてくると、
香り

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巨大カステラ(架空エッセイ)

巨大カステラ(架空エッセイ)

ある日、大きな贈り物が届いた。

玄関のドアからぎりぎり入った。

梱包を解くと、
まださらに包み紙に隠れた大きな四角いものと
折りたたまれた便箋が一枚。

「お好きなものです。焼きました。」
と書かれていた。

包み紙を丁寧にはがすと、甘い香りと共に
巨大なカステラが姿をあらわした。

ふわぁぁぁ・・・

声になりそうでならない、いや、
でも五十音として認識できる程度には声なんだろうな、
じゃあ

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なぜかスマホで書いた方が捗る。

なぜかスマホで書いた方が捗る。

自分のブログならすらすら書けるのに、いざnoteに書こうとなると、ああでもないこうでもないと言葉やら構成やらをこねくり回して、結局途中でイヤになって書くのをやめてしまう、ということが頻繁にある。
どうもnoteの使い勝手がいまひとつ自分の中にしっくりきていないのだ。

数をこなせば慣れてスラスラ行くかとも思うのだけれども、中途半端な下書きばかりが増えて完結しないし、そして、やっぱり文が綴れない。

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愛しき やわやわのうどん

愛しき やわやわのうどん

糖質を控えるようにしてから、うどんをとんと食べなくなった。

うどんに限らず、そうめんやラーメンなども滅多に食べなくなったが、
うどんという存在自体は今も大好きだ。
もちろん、そうめんやラーメンその他の食べ物たちも
みんな大好きなままだ。あまり食べないだけで。

食べて「おいしい」の好きと、ただ存在が好きというのはだいぶ違う。
存在が好きというのは、見た目だったり名前の響きだったり、それにまつわる

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赤いベリーのチーズケーキ

赤いベリーのチーズケーキ

子供のころ、母は家で文字を書く仕事をしていた。
月に数回、出来上がった書類を会社へ届けるのだけれど
夏休みは私もよく一緒について行ったものだった。

地下鉄の丸太町を上がって、少し歩くとケーキ屋さんがあった。
いつもその前を通って会社へ向かう。
 
ガラス越しに見えるショーケースの陳列は色とりどりで、
綺麗なケーキは宝石を見るような気分だった。
 
中でも、赤く透き通ってキラキラするケーキは、とて

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美容室難民だった私が「お抱え客」になってみた。

美容室難民だった私が「お抱え客」になってみた。

長いこと美容室難民をしていた。

 
そこまで髪型にこだわりがなかったという理由もあるけど、
別に有名店でなくてもいいしカリスマ美容師とか全然興味ない。
むしろ気後れするから町のそこそこの美容院でいい。
でもオバチャンが行くとこ丸出し感のあるとこはイヤ。

ちゃんと「美容院でステキにグレードアップされた」と思って帰りたい。
ちょっとは優雅な気持ちに浸りたいし、無難とはいえダサくない髪型でいたい。

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味噌汁とごはん、以上。おかずなし。を体験した日の思い出

味噌汁とごはん、以上。おかずなし。を体験した日の思い出

ごはんと味噌汁、

この組み合わせを見るたびに思い出すのは、
小学校の家庭科での調理実習。

その日は、米飯を炊いて味噌汁を作るという内容だったのですが、
私はこの組み合わせに些かの不満がありました。

(ごはんのおかずないやん。)

当時の私は(当時というか割とずっと)、ごはんは肉か魚あるいは卵などの動物性たんぱく質を調理した味のはっきりしたおかずで食べるものという概念があって(もちろんこんな小

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私の読書脳はすごい。

私の読書脳はすごい。

私の読書脳はすごい。

何か思い悩んだり行き詰ったりしたとき、はたまたそこまで意識する前の段階で何となく閉塞感を伴っている状況のとき

頭で、思考をこねくり回して解決策をひねり出そうとしても全然うまくいかない。よかれと思ってやっても結果が伴わなかったりまた撃沈したり。

そんなとき「ほい」と私の中の何かが投げかけてくれるのが本だ。

大して読む気もなく読み進めた本、ずっと途中でやめてそのままにして

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寿司の良し悪しもわからない私が寿司の文化と伝統を語ってみましょう。すみません。

寿司の良し悪しもわからない私が寿司の文化と伝統を語ってみましょう。すみません。

お寿司、最近は糖質を控えめにする食生活を送っているので、進んで食べることは少なくなっているのだけど、(食べないのかよ!なヤツが語り始めています。すでにすみません)

でもその色とりどりの華やかさと丸みを帯びたフォルム(フォルムとか言っちゃう)を目にすると、思わず「おいしそう!」と反応してしまいます。
(視覚で感じる美しさの話をしようとして食欲で即完結。)

かつてテレビで、バブリーなイケイケ女子が

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はなでるわ。って言いますか?

はなでるわ。って言いますか?

はな出るわ。って言いますか?

あ、いや 花粉症とか風邪とかで物理的に鼻水が出るときには、
そりゃ言うでしょうけど、

そうでなくて、

なんか不意打ち食らったときや
すごく面白いことが起こったときなんかに

「もうー、ハナ出るわ」
「やめてー、ハナ出るやんか」

みたいな表現で使う場合です。
(プッ!と吹き出さないようにガマンして口を閉じたときに、行き場を失った圧力に押されて鼻水飛び出した経験、

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