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ままならない人生を語らう共同マガジン

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生きるのがへたっぴな私たちのためのマガジンです。自分の悩みや現状を書いたり、支援制度の情報をシェアしたり、それらを通して自分は一人じゃないと感じられたら良いなと思っています。
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2024年1月の記事一覧

「悩みなさそう」って言われがちな私たちへ

「悩みなさそう」って言われがちな私たちへ

これは甘え下手あるあるでしょうか。

「悩みなさそうでいいな」
「人生楽しそうだね」
「きっと愛されて育ったんだね」

幾度となく言われてきた言葉たちです。私はその度に、うまくやれているんだなぁと空虚な自信を付けてきました。関係の薄い相手ならそれで良いのだけど、わかってほしい相手、たとえば信頼できる先生や上司に言われると「そんなこと……」と言いかけて口をつぐんでしまいます。

それは私が、基本的に

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震災ニュースで辛くなる現象について考えたこと

震災ニュースで辛くなる現象について考えたこと

年明けからショッキングなニュースが続いている。こういうとき、被災していない人も悲しい気持ちや辛い気持ちになることがある。心を痛める、という言い回しがあるが本当にその通りだと思う。そして私は、その心を痛めることが度を超えるタイプの人だった。Twitterでビルマ内戦の動画が流れてきて号泣したことや、去年の3/11に震災のことを思い出して(自分は被災していないのだけど)電車で泣いたこともあった。何かと

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居場所をつくる

居場所をつくる

2月から、日曜限定の間借りカフェittanを始めます。心のしんどい人を少しでも癒せる場所になればと、こだわりの焼菓子や飲み物に加え、対話の糸口を用意しています。

準備やプレオープンを経て感じたのは、誰かの居場所を作ることが同時に自分の居場所を作るということです。

詳しく説明する前に「対話」について、ネット上にあった所沢市立北野中学校の学校便りが端的にまとめていたので引用します。

カフェitt

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私が病んだ経緯と精神科に行くまで

私が病んだ経緯と精神科に行くまで

中学生のころから自分の体形が気になっていました。付き合っていた人に「痩せたら可愛い」と言われたり、祖母に「太った」と言われたり、そして何より完璧でありたい自分自身が、自分の体形を許せませんでした。しかし同時に、家に1人のときはよくヤケ食いしていた記憶があります。減っても両親が気付かなそうなものを選んで食べていました。実際まったくバレませんでした。そして食べたあと、罪悪感に襲われると私は酢を飲んでわ

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