Ashino

妄想好きなのに、結局は現実のことしか言葉にできないのは何故なのか。 今日、この瞬間が1…

Ashino

妄想好きなのに、結局は現実のことしか言葉にできないのは何故なのか。 今日、この瞬間が1番若いと思ってしまう日々を書き残すための場所として。

記事一覧

忘れた頃に

頭痛が酷いから 目を瞑った 全てを遮断したいのに 夢が追いかけてくる 脈絡のない物語 読みかけの本の場面 夢には 匂いがない 目を開けても 頭痛は良くなってなくて 気持ち…

Ashino
1年前

あたし今日は女だから

泣いたり笑ったりする日々から いつの間にか遠ざかって 穏やかと言えば 聞こえが良い 平坦な日々 これで良いと 半ば自分を説得させながら 言い様のない不安を 押しのける …

Ashino
1年前
2

ぎこちない会話

考えを整理しながら歩く 子供の笑い声 諭す声 洗い物の音 お風呂の鼻歌 生活音のお裾分け 立ち止まって 揺れるカーテン ここにいる意味と ここでなければならない意味 街灯…

Ashino
1年前
1

朝が来るまでは僕だけが正義

会社の子に子供が産まれて 知り合いが離婚した 上辺だけの言葉が行き来して どうにも落ち着かない ちょっとした秘密は 人にとってはどうでも良い話 変わらない日常も 日常…

Ashino
1年前
1

至近距離への対処法なんて習ったことない

書くのは一種のストレス発散にちかい ドロドロとモヤモヤの整理と 言ってしまったことの反省 ぐるぐると考えて 結局は「まぁ、しょうがないか」で終わる というか 落とし…

Ashino
2年前
3

起きれない朝

ぐるぐる回る 聞きたい言葉と 聞けない理由 雨が降って 降って 流し切れない澱を 太陽が乾かす なんの歌だったかも 思い出せないのに 繰り返すフレーズ 甘えた声で 話す口…

Ashino
2年前
2

日々のこと

11時前には寝て 5時半に起きる お弁当3つ MTCオイルを入れた プロテインを飲む 甘い 甘くないのが好きなのに 牛乳より豆乳の方が封を開けてからの 消費期限が長い なんでか…

Ashino
2年前

グレープフルーツムーン

乾かないニット 鳴らないお腹 急な坂 高い壁と 隔たり 嬌声 子供の泣き声 咲かない花 意味のなくはない 1日 手紙を書くよ 震える声で 本を読んで 繋がらないからだ 残せな…

Ashino
2年前
1

君にあげた好きを返してよ

手をとって 捕まえて 逃げ出したい 今と 見えない 明日 疲れた体を 引き摺って 差し伸べられた 何かを睨む 笑ってて欲しいと スポットライトの下には 立ちたくない 知らな…

Ashino
2年前
2

何にも言えず黙り込んでも

どちらかと言えば察し過ぎで疲れる 顔色を伺って 右と左を取り持って 喧嘩にならずに良かったと 胸を撫で下ろす 寛容に見えるのは 優しそうに感じるのは 私がして欲しいこ…

Ashino
2年前
2

通り雨だと思ってたんだ 少しの間の雨宿り

役割に縛られた生活が 突然なくなる さぁ 何がしたいの 何が出来るの って聞かれても 外ばかり見てたから 自分を振り返ったりなんてしないし 何が良くてここにいるのかも …

Ashino
2年前
2

圧倒的な

音から離れて雑音が遠ざかった 僕はあなたになって 君が消えた 文脈のない言葉を並べて あの人のような言葉が綴りたいと 視点がグルグル回って置いてけぼりなような 自分の…

Ashino
2年前
3

とにかく笑えれば最後に笑えれば

甘い誘惑と噂話が 口の端を切る 乾燥して痛いのに なぜか心地よい お腹が突然 ぐるぐる鳴り出した原因は 激弱な炭火で焼かれた 良いお肉たち ヨイショと優越感と ここだけ…

Ashino
2年前
2

どうせやるなら早くしようよ

忙しい 12月が忙しくて 前にも増して死んだ顔して仕事をしてる 日々 疲れた時に思う 「働くとは」 あるいは 「生き甲斐とは」 この作業の意味 「意味」なんて考え出したら…

Ashino
2年前

きっと一生出せない手紙

あのさ うーんとね 私がセフレ作るのと そういうお店に行くのと どっちがいい? 年初めに話したじゃんか 私はしたいけど、あなたは欲がないからしたくない じゃあ月イチで…

Ashino
2年前
2

答えならいつの日かきっと見つかると誰かが言うけど

頭の中を整理するように書く 出来るだけ短かい言葉で 間があるように 行間を読むように 自分の頭の中しか知らないから 人がどうしているのか分からないけれど 寝る前、起…

Ashino
2年前
1
忘れた頃に

忘れた頃に

頭痛が酷いから
目を瞑った
全てを遮断したいのに
夢が追いかけてくる
脈絡のない物語
読みかけの本の場面
夢には
匂いがない
目を開けても
頭痛は良くなってなくて
気持ち悪くなる
元気な時は
風邪をひきたいと願うように
ただ薬が効くのを待つ
ささくれた感情が
落ち着くのを待って
放出しなければと思う
甘え方を知らない人に
もっと人を頼れと言うのは
拷問だと
大々的にCMで流したらいい
全部、あなた

もっとみる
あたし今日は女だから

あたし今日は女だから

泣いたり笑ったりする日々から
いつの間にか遠ざかって
穏やかと言えば
聞こえが良い
平坦な日々
これで良いと
半ば自分を説得させながら
言い様のない不安を
押しのける
上を見て溜息をついて
下を見て溜息を重ねる
吐き出せない言葉が
渋滞を起こして
クラクションばかりが聞こえる
機嫌の悪い
猫を撫でて
流れる情報を
眺める
明日のお弁当の中身と
天引きされる税金
悩みの深刻さは
そんなに変わらない

もっとみる
ぎこちない会話

ぎこちない会話

考えを整理しながら歩く
子供の笑い声
諭す声
洗い物の音
お風呂の鼻歌
生活音のお裾分け
立ち止まって
揺れるカーテン
ここにいる意味と
ここでなければならない意味
街灯の無い道をゆく
夜だけ聞こえる
電車の音と汽笛
知らない誰かが何処かへ向かう
私の立っている場所は
誰かの望む場所なんだろうか
階段から見下ろす景色は
いつも同じで
誰も登って来ない
咲き誇る百合と
咲き乱れる薔薇
凛と立つ
頭痛

もっとみる
朝が来るまでは僕だけが正義

朝が来るまでは僕だけが正義

会社の子に子供が産まれて
知り合いが離婚した
上辺だけの言葉が行き来して
どうにも落ち着かない
ちょっとした秘密は
人にとってはどうでも良い話
変わらない日常も
日常であるだけ幸せだと
口元が動く
知らないなら無いのと同じなのに
結果から原因が分からない
あたしが悪いのか
あの人のせいなのか
偏った
一見、優しさに見えるそれは
排除という気配りで
行き過ぎた配慮
肌寒い朝に
毛布に包まって
甘い甘

もっとみる
至近距離への対処法なんて習ったことない

至近距離への対処法なんて習ったことない

書くのは一種のストレス発散にちかい
ドロドロとモヤモヤの整理と
言ってしまったことの反省
ぐるぐると考えて
結局は「まぁ、しょうがないか」で終わる

というか
落とし込む

私が変えれるものは
自分の周りのとても小さなことで
人の感情なんて
どれが正解なんか分からんし
一人一人違って当たり前で
それを解らない人には
心底呆れるけれど
それでも
その人は変わらんし
そこに自分の限られた時間を使いたく

もっとみる
起きれない朝

起きれない朝

ぐるぐる回る
聞きたい言葉と
聞けない理由
雨が降って
降って
流し切れない澱を
太陽が乾かす
なんの歌だったかも
思い出せないのに
繰り返すフレーズ
甘えた声で
話す口を
塞いでしまえればいいのに
ただ遣り過ごすような
そんな毎日が
劇的に変わる
なんてこともなく
布団にくるまる
いっそのこと
消えて
その瞬間に
思い出すのは
古ぼけた
掴もうとすればする程
遠くなってく

日々のこと

日々のこと

11時前には寝て
5時半に起きる
お弁当3つ
MTCオイルを入れた
プロテインを飲む
甘い
甘くないのが好きなのに
牛乳より豆乳の方が封を開けてからの
消費期限が長い
なんでかよう分からん
ほぼ立ちっぱなしで1日が過ぎて
1万歩ぐらい歩き回る
足が棒で
帰る頃には
足がパンパンのパンだ
そして
眠たい
びっくりするくらい
眠たい
帰りは下道だから
1時間ぐらいかかる
県道なのにトラックが多い
美味

もっとみる
グレープフルーツムーン

グレープフルーツムーン

乾かないニット
鳴らないお腹
急な坂
高い壁と
隔たり
嬌声
子供の泣き声
咲かない花
意味のなくはない
1日
手紙を書くよ
震える声で
本を読んで
繋がらないからだ
残せない

君にあげた好きを返してよ

君にあげた好きを返してよ

手をとって
捕まえて
逃げ出したい
今と
見えない
明日
疲れた体を
引き摺って
差し伸べられた
何かを睨む
笑ってて欲しいと
スポットライトの下には
立ちたくない
知らないと言える
なんで?と聞ける
そんな強さは
持ち合わせてないし
欲しくない

明日で一区切り
曜日が分からなくなるような
忙殺される日々が
終わる
仕事が出来る
喜びを
平等に感じれる
環境に
揺れる
常識の定義が
くだらない

もっとみる
何にも言えず黙り込んでも

何にも言えず黙り込んでも

どちらかと言えば察し過ぎで疲れる
顔色を伺って
右と左を取り持って
喧嘩にならずに良かったと
胸を撫で下ろす
寛容に見えるのは
優しそうに感じるのは
私がして欲しいことを
しているだけで
私を拒絶しないでと
声に出さずに言っているだけなのに
こう見えて
とか
意外と
とか
別になんだって良い
面白い秘密とか
華々しい過去なんてないし
私は私で
それ以上でも以下でもない
目を瞑って
1人の時間が増え

もっとみる
通り雨だと思ってたんだ 少しの間の雨宿り

通り雨だと思ってたんだ 少しの間の雨宿り

役割に縛られた生活が
突然なくなる
さぁ
何がしたいの
何が出来るの
って聞かれても
外ばかり見てたから
自分を振り返ったりなんてしないし
何が良くてここにいるのかも
分からないのに

今日は雨だから休みにしよう
晴れてるから気合いを入れようか
とか
夜明けと共に起きて
虫たちと同じ時間に眠るような
生活がしたいと思うのに
欲深く求める
何か
満たされていないような
十分なのに充分ではない
憔悴し

もっとみる

圧倒的な

音から離れて雑音が遠ざかった
僕はあなたになって
君が消えた
文脈のない言葉を並べて
あの人のような言葉が綴りたいと
視点がグルグル回って置いてけぼりなような
自分のことのようで
絞り出すように思いついたまま
無限のセンス
勿体なくて
最初の驚きを後に取って置きたくて
背表紙をなぞって楽しむ
いつか読むその日を心待ちにした
かさかさの手で撫でる
白いふわふわなお腹

とにかく笑えれば最後に笑えれば

甘い誘惑と噂話が
口の端を切る
乾燥して痛いのに
なぜか心地よい
お腹が突然
ぐるぐる鳴り出した原因は
激弱な炭火で焼かれた
良いお肉たち
ヨイショと優越感と
ここだけの話
どうせ明日には
忘れてしまうような
日々には全く関係のない話
でも
退屈だったと
時間の無駄だったとは
思わないから
それだけでも良かったのか
仕事の延長線上のような
プライベートのような
まぁ、そんな感じ

50年後の世界を

もっとみる
どうせやるなら早くしようよ

どうせやるなら早くしようよ

忙しい
12月が忙しくて
前にも増して死んだ顔して仕事をしてる
日々
疲れた時に思う
「働くとは」
あるいは
「生き甲斐とは」

この作業の意味
「意味」なんて考え出したら
終わりだって分かってる
でもね
考えてしまうよ
いつまで経っても

子供の頃に馬鹿にしてた
大人になってんじゃないかって
ふと心配になる
ただ
こなしていくだけの
楽しみのない
昨日と今日と明日の違いも
わかんなくなるような

もっとみる
きっと一生出せない手紙

きっと一生出せない手紙

あのさ
うーんとね
私がセフレ作るのと
そういうお店に行くのと
どっちがいい?

年初めに話したじゃんか
私はしたいけど、あなたは欲がないからしたくない
じゃあ月イチで試してみようかって
ほら、もう12月で年末になるでしょ?
今年も終わりが見えてきたよ
でもしてないじゃんか
誘われるのを待ってる私も悪いんだよ
してなさ過ぎて
どんな風にしてたか忘れちゃったよ
それがとても寂しいよ

それ以外の不満

もっとみる
答えならいつの日かきっと見つかると誰かが言うけど

答えならいつの日かきっと見つかると誰かが言うけど

頭の中を整理するように書く
出来るだけ短かい言葉で
間があるように
行間を読むように

自分の頭の中しか知らないから
人がどうしているのか分からないけれど
寝る前、起きる前の微睡の間
つらつらと
考えてもどうしようも無いことを考える
願望と欲望
遠くからアラーム音が聞こえて
終了
思考は中断されるけど
感情は残ったまま
寒くても全開の窓の外をベッドから確認して
お弁当の中身に悩む

他の誰にも愛で

もっとみる