#140字小説『兄弟喧嘩の有罪の証明』／お題：世界法の日／Xへポスト9/13
2023年9月にX（旧Twitterと呼ばざるを得ない）へポストした
140字小説を紹介します
※改行などは、Xへポスト時点より修正している場合があります。
『兄弟喧嘩の有罪の証明』
「叩いてない！」
「叩いた！」
「何時何分何十秒、地球が何回まわった時？」
泣く弟を煽る兄。注意しようとしたら、夫が
「やった証拠がなく、証明できなければ無罪になるから、加害者が無実を主張するのは、ある意味正しい」
今必要なのは、法律家としての適性の有無ではなく……兄弟喧嘩の仲裁です。
◆9月13日は「世界法の日」らしいので
自主お題として創作しました。
1961年（昭和36年）東京で開催されたアジアの会議で「世界法の日」
（または「世界の法の日」と表記されている場合もあります）が
提唱されたそうです。
これを受けて、1965年（昭和40年）の9月13日から20日までワシントンで
開催された「法による世界平和第2回世界会議」において、
「国際間に法の支配を徹底させることで世界平和を確立させよう」と
宣言されたことに由来しているようです。
なので、今回の本文は、「世界法の日」の趣旨とは少しズレてしまって
いますが……一応、法関連の創作話ということで、お許し願います。
「何時何分何十秒、地球が何回まわった時？」って、小学生のむきになった
時や喧嘩の際の常套句ですよね。
★Xのアカウント：想田翠／140字小説・短編小説 @shitatamerusoda
#今日は何の日 タグを付けて、投稿（ポスト）したものです。
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◆同じく、Xにポストした140字小説を紹介した記事はこちら。↓
◆兄弟喧嘩とは無縁かもしれない！？ 姉弟愛強めな、コメディー小説。
【シロクマ文芸部】という企画の「文化祭」始まりに参加しました。
1500字：6分程度で読了可能だと思いますので、ぜひご一読ください。↓
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