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#140字小説『包まれたぬくもり』/お題:包む(ラッピング)の日/Xへポスト2/26

2024年2月にX(旧Twitterと呼ばざるを得ない)へポストした
140字小説を紹介します

※改行などは、Xへポスト時点より修正している場合があります。

『包まれたぬくもり』

百貨店に勤めていた祖母は包装紙一つで器用にラッピングする。四角い箱はもちろん、筒や丸いクッキー缶もお手の物。
でも、一番印象深いのはポチ袋の用意がない時咄嗟にお小遣いをティッシュで包んでくれた姿だ。裸で渡さない上品さと愛情まで包まれている気がして、無機質なはずのお札が温かく感じた。

024年2月26日作

◆2月26日は「包む(ラッピング)の日」なので
 自主お題として創作しました。

贈り物などを包む(ラッピング)ための商品を企画・販売する
「株式会社包む」が制定したそうです。
日付は、「つ(2)つ(2)む(6)」と読む語呂合わせから。
大切な人のことを想い、感謝の気持ちを込めて贈り物や商品を包むことで、
楽しさと豊かさを届ける日とするのが目的のようですよ。

★Xのアカウント:想田翠/140字小説・短編小説 @shitatamerusoda
 #今日は何の日 タグを付けて、投稿(ポスト)したものです。

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◆同じく、Xにポストした140字小説を紹介した記事はこちら。↓

◆【シロクマ文芸部】という企画にも参加している超短編小説です。
 2000字:8分程度で読了可能だと思いますので、ぜひご一読ください。↓


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