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#140字小説『母という旋律』/お題:ピアノの日/Twitter投稿7/6

2023年7月にTwitterで投稿した140字小説を紹介します

※改行などはTwitter投稿時から修正しています。

『母という旋律』

子沢山でも1人1人と向き合いたい。
娘のために楽譜の読み方を覚えた。
自分も弾けた方がいいと練習した。
ピアノという共通言語で、会話が増えると思っていたのに。

保育園にお迎えに行くと、娘は嬉しそうに保育士と連弾していた。
尊敬される母親になるために……もっとがんばらなければと胃が痛んだ。

2023年7月6日作

◆7月6日は「ピアノの日」らしいので
 自主お題として創作しました。

ドイツ人の医者・シーボルト氏によって、ピアノが初めて日本に
持ち込まれた日に由来しているようです。

この140字小説『母という旋律』は、
#monogatary 2023年1月28日のお題「受験生と母」で創作した
『受験生と母(受験生)』の連作のside Bストーリーです。

娘側の心情を綴った140字小説は、こちらの記事をぜひお読みください。 ↓


★Twitterのアカウント:想田翠/140字小説・短編小説 @shitatamerusoda
 #今日は何の日 #今日はなんの日 タグを付けて、投稿したものです。

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◆同じく、Twitterに投稿した140字小説を紹介した記事はこちら。↓

◆【子育てあるある】がテーマの超短編小説(#300字小説)です。
 1分程度で読了可能だと思いますので、ぜひご一読ください。↓


プロフィール記事はこちら。 ↓



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