#140字小説『夢が空っぽのポケット』／お題：ビスケットの日／Xへポスト2/28
2024年2月にX（旧Twitterと呼ばざるを得ない）へポストした
140字小説を紹介します
※改行などは、Xへポスト時点より修正している場合があります。
『夢が空っぽのポケット』
「『ポケットをたたくとビスケットはふたつ♪』ってさ」
「童謡『ふしぎなポケット』か」
「タイトル初めて知った」
「で、何？」
「当然じゃね」
「割れるからとか言うなよ」
「たたくたび粉々で、ママ激怒」
「ふしぎなポケットって言ってんだろ」
「個包装じゃなきゃ不潔じゃね？」
「夢がねぇな」
◆2月28日は「ビスケットの日」なので
自主お題として創作しました。
全国ビスケット協会が1980（昭和55）年に制定したそうです。
1855（幕末の安2）年の2月28日の書簡に、ビスケットの製法が書かれていた
ことに由来しているらしいです。
書簡は、軍用パンの製法をオランダ人から学ぶために長崎にいた水戸藩の
蘭医が、同じ水戸藩の者に宛てたものといわれています。
★Xのアカウント：想田翠／140字小説・短編小説 @shitatamerusoda
#今日は何の日 タグを付けて、投稿（ポスト）したものです。
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◆同じく、Xにポストした140字小説を紹介した記事はこちら。↓
◆2023年の「ビスケットの日」で創作した140字小説を含む4作品
まとめ記事です。ぜひ合わせてご一読ください。↓
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