Shun Fushimi 伏見 瞬

批評家,ライター、文筆の悪魔/旅行誌&批評誌『LOCUST』の編集長→http…

Shun Fushimi 伏見 瞬

批評家,ライター、文筆の悪魔/旅行誌&批評誌『LOCUST』の編集長→https://locust.booth.pm 12月17日に単著『スピッツ論 「分裂」するポップ・ミュージック』がイーストプレスより出版されます。

記事一覧

(今こそ聴きたい!)Los Campesinos!のリリシズム、およびその政治性について

 ここ数日、シカゴのインディーバンドFrikoが話題になっている。ブライトアイズやキンセラ兄…

86

Gustave Flaubert『La légende de Saint Julien L'Hospitalier』(『フローベール『…

フローベールのフランス語読書を、noteとTwitterのスペース機能使いながらやってみようと思い…

これまでの「かぶふら」

「歌舞伎町のフランクフルト学派」もはじめてしばらく経ち、そこそこの蓄積が出てきました。そ…

18

とにかく、目が痛い。

 毎日、目が重たい。朝も昼も夜も寝る前も、目が重たい。  理由ははっきりしている。スマー…

41

Late for Brunch vol.1の記録

小川町 POLARISで行われた『Late for Brunch!: zappak label showcase 01』 に足を運んだ。 P…

13

山本浩貴(いぬのせなか座)における「中二病」の変形Transformについて

 第6回歌舞伎町のフランクフルト学派のゲストに、いぬのせなか座の山本浩貴さんを迎えます。…

10

日本が無視したトランスジェンダー・パンクスの世界 -Against Me!/Transgender Dyspho…

 『Rolling Stone Japan vol.23』ガールグループ特集に、「ガールグループという呼称が消え去…

200
47

マティス展に関する覚え書 ー「メディア・アーティスト」としてのアンリ・マティスに…

 東京都美術館のマティス展での一番の発見は、アンリ・マティスが間メディア的な作家だったと…

32

ワワフラミンゴ主催:演劇とコントと紙芝居と音楽の会「失くしもの」@三鷹SCOOL を観…

いささか個人的な話をすると、2019年ごろに演劇・舞台を観るのが辛くなって、それまで年に50〜…

Sign Magazineの年末ベストで段落分けされてなかったのが悔しいので段落分けして自分…

昨年度(2022年)末にSign Magazineの年末ベストのレビュワーとして参加したんですが、段落分…

戦いの人、手条萌

 手条萌を知ったのは、いつぞやの文学フリマ東京の会場で西村紗知がいつもより高い調子でこう…

批評と大衆 〜「第3回 歌舞伎町のフランクフルト学派」準備中に私を悩ませるあれこれ…

「第3回 歌舞伎町のフランクフルト学派」のテーマを「お笑い」にすると宣言した時から、どうに…

Big Thiefと湿った木箱の幻想 -2022年11月18日:LIVE@Spotify O-EAST-

 当然ながら彼らは、音を楽しむために、あるいは音で楽しませるために巨大な鉄の塊に搭乗して…

200

屈辱の片隅 -SOPHIAの武道館公演によせて-

 SOPHIAは、思春期の私に屈辱の意味を教えた。  「屈辱の意味を教えた」といっても、その音…

200

〈二者〉の哲学者、國分功一郎

(批評再生塾、國分功一郎ゲスト回の提出文です) はじめに. ーーかつて古代ギリシアに存在…

マルティンさんのいえ

(批評再生塾、大澤真幸ゲスト回の提出文です) 1. マルティンさんは1889年、帝政ドイ…

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