小谷俊介@書籍編集者×キャリアコンサルタントで出版とキャリアの成功を応援する
記事一覧
スナック小谷オンラインVol.1 〜官僚から起業・転職した夫婦が霞ヶ関を離れてわかったこと〜
今年の7月2日、「編集者とまだ見ぬ著者とのおしゃべり空間」をコンセプトに始まったFacebookライブ「スナック小谷オンライン」。
現役書籍編集者の僕と、ユニークなキャリアを持つ著者候補が紹介形式で「ウィズコロナの働き方」をメインに対談していく番組です。
週一ペースの対談が、はや20人を超えました。
自分自身あまりにためになりすぎて二時間以内に収めることがどうしても難しく(汗)、アーカイブと
編集者×キャリコン視点からの著者デビュー作読書#2 『渋谷教育学園はなぜ共学トップになれたのか』(学校法人渋谷教育学園理事長・田村哲夫/中央公論新社)
新書判264ページ/本文一色/2015年11月発売
◉誰が…渋谷教育学園という渋谷、幕張に中高を持っている中高一貫校の校長兼理事長(これを見ただけで著者のパワフルさが伝わってくる
◉誰に…中学受験を考えている親に
◉何を…自身が校長を務める二つの学園が飛躍した要素を語った本
章構成
①「渋幕・渋渋の奇跡」—なぜ急成長を遂げたのか?
②「自調自考」が子どもを伸ばす—建学精神をめぐって
③渋幕ライ
編集者×キャリコン視点から見た、著者デビュー作限定書評#1 『聖域』(YouTuber・コムドットやまと)
今回から、タイトル通りの読書ログを書いていきます。ポイントは、以下の二点。
書籍編集者的…なぜこの本が売れているのか。著者を目指す人がそこから学べることは何か
キャリアコンサルタント(以降、キャリコン)的…この本の著者は出版までにらどんなキャリアを築いてきたのか。またこれからどのようなキャリアを築いていこうとしているのか。そこからキャリアに悩む人が学べることは何か
つまり、「その著者の最初の
「断裁」という名の悲劇を喜劇に
📚シェアおよびご周知のお願い📚
本づくりはやりがいのある反面、
期末に「断裁」という悲しい現実に直面します。
経験が多いほど、悲しいかなある種の「あきらめ」が生じてしまうものですが、一人の著者さんがユニークかつ真摯な試みをしてくださっています。
イングリッシュ・ドクターこと西澤 ロイさんが、私と共に作り上げたに2冊のTOEIC本を断裁から救うため、クラウドファンディングをされています。
1/27のスナック小谷オンライン振り返り
昨日のゲストは開運マスター・岸本行央さん。
一見奇想天外に思える「転職の振り幅」の大きさの理由の明快さに、非常に感銘を受けました。
再生医療の研究者というエッセンシャルかつ超花形職業から、風水の道へ。
100人中100人の脳内に「なぜ」の二文字が浮かぶと思うんですが。
「細胞研究」というともすれば無味乾燥になりやすいと思われる世界から「開運」という目の前の人を幸せにする仕事へ、というお話に
ゼロにイチを足していく
あけましておめでとうございます。
今年は去年まで以上にnoteでの発信を増やします!
昨年末、意外な出版社の民事再生がありました。民事再生なのでまだ倒産と決まったわけではありません。
その版元の名前は、東邦出版。
『日本の大和言葉を美しく話す』などの和の文化再発見するシリーズから『妻に龍がつきまして…』のようなガチスピまで、いろんなジャンルでヒットを出すところだなあと気になる版元であったので、正
出版で世界をおもしろくする、という試み。
(この記事はこれからも加筆されます)
「おもしろきこともなき世をおもしろく すみなすものは心なりけり」
この高杉晋作の辞世の句(後半は彼を看取った女流歌人がつけたものと言われてます)、好きなんですよねー。
「一度きりの人生、受け身じゃなくて攻めなきゃ面白くねえだろ!」
って言われてる気がするんです。
それに、編集者ってまさにそれを体現できる職業なわけです。
本づくりだけじゃもったいないし、
編集部で座席変更。僕の所だけついたてがないらしいんだが、カッコわりぃからんなもんいらねーすよ!ってやせがまん。笑
『論理ガール』読書会@前橋
今日ははるばる、といっても2時間半ですが、前橋での読書会へ!
結論から言うと、読書会ってやっぱりいい!
前橋のブックカフェ「月に開く」で、論理ガール読書会に参加!担当書の読書会に参加するのはじつに数年ぶり。皆さん自分なりのテーマを設定してきてくれて、とても有意義な会になりました。
著者や編集者が読書会に参加することで、制作ウラ話も伝えられて、反応がダイレクトにわかるのがいい。
しかし、
バク転の本をつくりたい!
このノートではFacebookやTwitterでは言えないことも書いていきたいと思います。
編集者って他の職業に比べてブログを書く割合が低い気がするのだけど、その理由のひとつに現在進行形の仕事について書きづらい、ということがあります。
理由はシンプル。同業者にパクられたくないから。でもそんな狭い考えでアウトプットしていても、思考は深まらない。オープンな場でやり取りしたいのです。
その意味で、
著者を目指す人が、勘違いしてはいけないたったひとつのこと
今日のテーマは企画を見させていただくようになってからずっと感じていたこと。
今日、ある出版プロデューサーから紹介していただいた著者候補の方と面談してたんですよ。
お話を聞いているうちに、ピンときました。
「あ、この人カン違いしてる」って。
「あなたが私に書いてほしいテーマは何ですか?」
なんですね。
このテーマを書きたい!という熱意。
もしくは、
このテーマは書きたくない!という情報
出版BOYの自己紹介
久しぶりの更新なので、
改めて自己紹介を。
小谷俊介(こたに・しゅんすけ)。
いまは新宿御苑にある実務教育出版の第一編集部で書籍編集者をしています。
20代はアパレル営業と内装設計にそれぞれ約3年ずつ。かなり珍しい職歴だと思います。
編集者になってまる10年。これまでに15以上のジャンルで78冊の本を作ってきました。累計すると100万部はいっていると思います。
棚卸しの意味を込めて、少しで
最近、あえて新聞を買うようにしているのだけど、「ピアノ買取ります」の広告がやたら目につく。そんなにピアノの捨てられる量が増えているのかなあ。もしそうだとしたら、どんな事情があるんだろう。
最近、一部の本の呼び名が変わってきている。「フロントエンド」。
本がその人の本業の呼び水となってきているということ。
「たかが本に人の人生を変える力なんてありませんよ」
当の著者本人から聞いた日には、その日一日暗い気持ちになる。
でも、その目を啓かせるのも編集者の使命なんだよね。