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radiohead the kid a theory
レディオヘッドのアルバムキッドÅをライブで演奏したものです これまでロックバンドとして順調にキャリアを重ねてきた彼らが 一大転機を迫られたような音楽性の違いに最初聴いて驚きました 今こういうアルバムを作っているというのは逐一雑誌で報道され ハードディスクレコーディングというものが導入されたというのが 一番大きなトピックのようでした 新しいタイプの機材を使って作品を作ることが出来るというのは 諸手を上げて歓迎されそうなものですが…このときに感じた それまでは有効だったギターロックとしての可能性、大規模な スタジアム級のものの存続など…危機感がひしひしと伝わる内容で 結果的にテクノポップやエレポップなどを先祖返りを起こしたような ものになってます ここで感じた危機感を予測してみるのですけど、従来のような 大がかりなスタジオや機材を使わなくても個人的に良いものを 作ることが出来るようになった反面というものと推測します 何でも出来るという表現としての枠の拡大は逆にその枠を 小さくしてしまうという感想です しかしながらCDを再生してすぐに「これだ!」と直感的に感じた ことが出来たのは後にも先にもここだけのような気もしています
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sorcerian bgm x-1turbo
パソコンゲームソーサリアンの音楽集です 最初発売になったpc88のものとは違い、使われるFM音源が OPNと呼ばれるものからOPMというのに変更されてます 前者がFM3音とPSG3音で構成されているのに対し、後者は FM8音ということになっておりそれだけゴージャスな仕上がりです しかしそれぞれの回路の違いなのか、ソフトウェア的なものか 分かりませんが音の質感というのか微妙に違うのです そのためかデータそのものを移行してもうまくいかないのか ツインギターのはもりのところで詰まっているという話があったり しました。ゲームそのものも作りこみがすごいのか…音楽も それに見合うものをというので楽曲自体の完成度は非常に高いです 既存の音楽理論では説明つかないものばかりが並ぶすごいもの ですが…このゲームが発売になってから半年後くらいに 名作イース2がリリースになったりで…勢いとしてもすごいものを 感じていました
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jimi hendrix greatest hits
ジミヘンドリックスのベスト集です 世界三大ギタリストの名称でエリッククラプトン、ジミーペイジ ジェフベックの三人が挙げられていますが どうしてジミヘンはここに入らないのかという話を聞いたことが あります。この俗称は日本だけのものだそうですが そういえばと思い演奏を聴きながら考えたのですが それぞれ1つ1つが曲となっていますが、あまりその体裁をなさず ギターという楽器の演奏そのものを録音している、そんな風に感じました なのでどこかとっつきの悪さみたいなものがそうさせているのかも しれません しかし今聴き直してもこれほどのものだったのかと思わず息をのむ もので…あまり曲としてのものは意識してなかったのかもとか 思いますが、最初からそのつもりで多くのギタリストのお手本になれば よいという割り切りもあったのでは…など推測します
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konami kukeiha club hope
コナミ矩形波俱楽部のCDであるhopeです コナミの音楽部門がバンドを結成してアルバムを出すという話は 当時結構な話題になったと思います その話題性の高さからなのか…最初のアルバムはその完成度に驚き どうしてゲーム屋さんがプロのミュージシャン顔負け…いやそれを 上回るような作品が作れるのか、音楽単体で盛り上がってたとはいえ びっくりしたのを覚えています 自分もそれからゲーム自体にあまり興味が無くなってしまったのか その後の動向など分からずじまいでしたが インターネットを始めてから色んな情報が手に入り、その活動は 続いていて、このアルバムもそんな風で知りました とは言えどこのレコード屋さんにも置いてなく、注文も何だか おぼつかなかったのでどうしようと考えていたところ ヤフーのオークションというのがあると知り、そこで落札して 手に入れました 同じようにして入手困難なCDなど手に入れる環境があったというのは 大変な幸運だったように思います このアルバムもよく聴いたのですが…CDの盤面に傷がついてしまい 再生出来なくなっていたのですがYouTubeの動画でまた聴くことが 出来てます。非常に便利かと感じますね
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red hot chili peppers blood sugar sex magic
レッドホットチリペッパーズのアルバムです 自分は音楽を聴きだすのが周りの人に比べるとかなり遅く 社会人になって5、6年目辺りでした 最初に聴いたプリンスは割とすぐ理解出来たので、これはかっこいい なぁと色々なアルバムを聴きました そのうちこのアルバムに行き当たるのですけど…すごい困惑しました これまでとは違い何がどう良いのか分からなく、いや良い悪いを 超えた理解不能なものでした そこでこれはもう…と感じたのですが、何かあると思い毎日数回 聴き続けていると…あるときパッとああこれはすごいものだと ここでその理解が無ければその先すごいのめり込みみたいなものも 恐らく無かったでしょうし…言えば表層的なものを追い求める 人生においても大げさではなく大きな転換点だったと思います これから先そんな人生観をも覆すような作品に出合えるのかどうか アンテナをどこに張ったらいいのか…そんなことを考えています
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yngwie malmsteen the best
イングヴェイマルムスティーンのベストを収録したものです 所謂ヘヴィメタルに分類されるアーティストですが 長い間一部のものを除きハードロックやヘヴィメタルというのを 受け付けませんでした 音楽自体も何だかイケイケでアップテンポなものばかりなのが 自分の趣向と少し違っていたというのもあると思いますが 日本人は何でもジャンル分けや分類をすることで安心するという 話を聞いたことがあります ああこれは~でとか…アメリカの音楽事情というのかあまりそういう 見方をせず単にラジオや街中で聴こえてくるものをざっくり聴いている という話を合わせてされてました お国柄というか国民性がよく出ているエピソードかと思います これはこれときっちり整理することで納得するのは良いことかと 思う反面、視界に入らないものを拒絶するような欠点も同時に あると感じます この人の音楽はクラシックとヘヴィメタルの融合というもので 非常に聴きごたえもあり…もっと早くに知っておいておけば良かった と思います
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HARUOMI HOSONO VIDEO GAME MUSIC
細野晴臣さんプロデュースのアルバムであるビデオゲームミュージック です ゲームはのめり込んでやってましたがその音楽というのに注目するという ことはなく、単に効果音という認識くらいでした これをどこで聞いたのか…ゲームの音楽がレコードになるというので 家にレコード盤を再生するものが無かったので知り合いのところに 持ち込んだのを覚えています 聴いてみると今まで聴いていたものが確かに音楽として成立している というのが分かると同時に例えば映画のサウンドトラックのようなものと 同じ土俵に存在することが可能だというエポックメイキングな 作品であったと思います このアルバムでゲームミュージックというものの存在を確立したとも 思い、この作品が無ければと思われる点において先に紹介した YMOのテクノデリックと同様の革新性があると感じます 確かに細野さんの担当曲はいかにも打ち込み然としている気もしますし ステージ上で淡々とベースを弾いている姿が印象的でありました
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CREAM DISRAELI GEARS
クリームというバンドのアルバムです 個人的にはこのバンドとジャニス、ジミヘンドリックス辺りが いかにも70年代を感じさせるもので 他のものは名前が大きすぎるのと本当によく聴いたので あまり特別な感じは受けませんでした ツェッペリンのジミーペイジは本当にすごいギタリストだと 思うのですけど今になってこのクリームのエリッククラプトンの ほうが上を行ってるかもしれないとか よく聴いてた頃を思い出すとそんなことが…という印象です 先に購入したビクターのスピーカーで聴いたらギターの音がリアルに 聴こえ、余計にそう感じたのかもしれません これもその当時のことになるのですが、よしこれに決めたと 意気込んで店に同じくビクターのスピーカーを購入しようとしたのですが 現場でものを見て見送ってしまいました 何故なのか…ちょっと大きすぎたんですね
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casiopea again
フュージョンバンドであるカシオペアのライブ映像です フュージョンという音楽にはあまりのめり込みはしませんでしたが 近年よく聴きました 曲の構成もそうですが、演奏能力も非常に高いものを要求されるもので プロのミュージシャンから賛同を受けるのもよく分かる感じです 自分も拙いながらギター演奏を練習してましたが、とっかかりは このバンドのギタリストである野呂さんの通信教育を受けたのが 始まりでした 内容は本当に一からというのでのちにヤマハの音楽教室に通うことに なるんですけど通信教育ながら実際に教えてもらうより丁寧だった 気はしてます そこから一応学んだというのは音楽というのは他の表現方法である 絵を描いたりするのとはまるで違うもの…曲作りというのは どれほどの年月と経験が必要なのかと呆然とするばかりのものでした それとは少し関係無いような話ですが…最近自分の人生というのは 果たして幸せだったのかどうか自問することが増えました どうなんだろうと考えあぐねてしまうことばかりでしたが この教材が入り口となり曲りなりにも自分もギターを手に取ること になった…これだけでもまあ幸せだったのかなと感じています
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R4 ridge racer type4
プレイステーションのゲームであるリッジレーサー4のBGMです ゲーム業界の分布図というのか、かなり以前から任天堂の一強という イメージなのですがこの牙城を崩すべく色んなメーカーがこれに挑んだ 感じです バンダイはテレビゲームという分野から少し離れていたのでそうでも 無かったように思いますが、松下電器やアップルという大きなメーカー の大失敗を考えるとソニーのそれは比較的うまくいったように思います その成功の原因の一つにこのリッジレーサーというゲームが大きく 関わっているのは当時の事情を知る人にとってはそうだったという 気はするのでは PS1,2,3とハードの発売と同時にローンチタイトルとして用意し うまくいってたかと思うのですが、鳴り物入りで登場したPSvitaという 携帯ゲーム機で変わらず最初にリリースするもコースを今までとは違い ダウンロード販売で別売りにしたというのがあまり良くなかったのか ゲーム自体の完成度は高かったもののスタートダッシュに失敗した そんなイメージです もう一方でゲームのハードとしての性能からくる画面の質など 高性能で差別化を図るのが少し難しくなってきたような時期でもあったと 思います