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ヘンカク旅〜「THE TOKYO TOILET」ツアーのもつ意味は?
先日、渋谷で開催された「THE TOKYO TOILET」ツアーに参加した。そのとき偶然にも日経MJの取材も入っていて、記者さんとカメラマンさんとも仲良くなった。記事には、私もずいぶんと写っており、特に2枚目の写真などは、トイレで手を洗う記念写真のようだ。このTOKYO TOILETツアーがもたらす、社会にとっての意味を考えたい。
「THE TOKYO TOILET」ツアー記事では、「公衆トイレ
コミュニティナースのビジネスモデルから学ぶ社会変革の可能性
コミュニティナースが注目されている。多角経営型、行政支援型、企業スポンサー型など、さまざまなビジネス形態で、「共助関係のハブ」として多くの地域において、なくてはならない存在になっている。
おむすびスタンドのコミュニティナース次の記事では、おにぎりブームの紹介に加え、「そのおにぎりを、地域住民の健康の見守りにつなげる看護師がいる」ことを伝えている。「おかえり」「今日はどう?」と、おむすびスタンドを
「私は男でフェミニストです」に学ぶジェンダード・イノベーション
この世界はバイアスにまみれてできている。バイアスを完全になくすことは不可能だが、自分のバイアスがほかの誰かを生きにくくしているとしたら?と思うと、なんだか居心地が悪い。今回は、「ジェンダード・イノベーション」というキーワードに注目し、ジェンダー平等を精神論だけではなく、イノベーションの機会として捉え直す可能性について考えたい。
ジェンダード・イノベーション日経の記事に、「ジェンダード・イノベーシ
100年思考〜未来の価値観で現在の文化は裁かれるのか
毎年、日本各地で開いてきた「つなげる30人」。一つの都市に関わる行政、企業、NPOから30人の主体的な参加を促し、30人が一つになって「都市の未来」をつくる、社会イノベーションプログラムです。先日、今年度の「京都をつなげる30人」の最終報告会がありました。今年度の京都をつなげる30人で検討されたテーマの共通点は、「100年先の京都を考える」でした。100年後を嬉々として語り続けられる都市は、京都し
もっとみるファミリーキャリア起点の組織開発
KIT虎ノ門大学院のゼミでは、それぞれの社会人学生が自分自身の問題意識から研究テーマを選びます。その一人の修了生の研究テーマが、「自分らしい働き方」だったのですが、大企業に勤めながら2人の子育てをする社会人学生の彼女は、何度も「マミートラック」という言葉を使っていました。男性性を中心とするその伝統企業では、良かれと思って女性の成長機会を奪っているようでした。日本企業でのジェンダー平等の実現には、制
もっとみる週休3日制のムーブメントはホンモノか〜一緒に試してみませんか?
週休3日。なんて素敵な響きなのでしょうか。水曜日を休みにすれば、月曜火曜と働くと休みがあって、また木曜金曜ともう二日働くと、土日がきます。月曜から金曜まで毎日残業して、それでも仕事が終わらずに土日にもはみだすような働き方をしてきた人にとって、週4日しか働かないというのは「成長の放棄」に見えるかもしれません。この週休3日の波に、企業の経営者はどう対処したらよいのでしょうか。
日本でも広がる週休3日
公園3.0:地方の駅前をぜんぶ、みんなでつくる公園にすることは可能か?
まちづくりにおいて、公園は大きな可能性だと思います。渋谷にいたときは、笹塚・幡ヶ谷・初台を横断する緑道公園の整備に、地元区民のアイデアと実験を取り込むためのファシリテーションをしました。当時は、南池袋公園が話題になっていて、訪れると、カフェを中心に気持ち良い芝生の空間が広がり、公民連携の公園づくりの力を感じたものでした。今回の記事では、公園の民営化のその先の可能性を考えたいと思います。
民間のお