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この人と一緒にいるときの自分が好き
友達の惚気話を聞いていると、こんなセリフが飛び出すことがよくあった。
「この人と一緒にいるときの自分が好きなんだよね」
正直に言うと、私にはわからない感覚だった。相手との関係の話で、なぜ「自分が好き」という感情が出てくるのだろう?
逆もある。実は彼と一緒にいるときの自分が嫌いなんだ……というふうに。そうなんだねと聞いていたけど、心の底からの共感はできなかった。
つい最近、家で夕飯を食べてい
小説を読んで「わからなかった」とき、自由になれる気がする
受験生のころ、小説の読解問題が苦手だった。制限時間内に小説を読みとおし、与えられた選択肢のなかでもっとも適切なものを選ぶ作業。
――大人になってからは、あんなにつまらない小説の読み方は他にないなと思う。でも学生時代は、小説を読んで「きちんと理解する」のがとても大切なことのように思えた。
大人たちの「名作をいくら読んでも、理解できていないと意味がないよね」という意見に、たしかにその通りだと思った
やりたいことリスト100は、本当は今すぐ叶えられるのかもしれない
毎年のように「やりたいことリスト100」を作っていた。といってもそんなに大層なものではなく、自分がいつか叶えたい大小さまざまの願いを自由に100個リストアップするだけ。
To-doリストやタスク管理表のように「しなければならないこと」の羅列ではなく、「叶ったらうれしい願い」を書いていく。書いている途中は思いっきり楽しい未来に思いを馳せることができて、ポジティブな気持ちになれる。
去年のやりたい
色と形のある夢を見たい
「人の見た夢の話ほどつまらないものはない」。よく言われていることだ。
でも私は、大変つまらないことを承知の上で、自分の見る夢について話してみたいと思う。どこかに同じような夢を見る仲間がいないか、疑問に思ったからだ。
自分の周りには、私と同じような夢を見ている人はいなさそうだ。ごくまれに、私の夢の内容を話してみたとしても、まったく理解してもらえない。そのことについて悲しみや憤りを抱えているわけでは
動物とわかりあえない
子どもの頃、ジャンガリアンハムスターを飼っていた。
学校から帰ってくるといちばんに様子を見に行き、なでたり手に乗せたりしてかわいがった。ずっと見ていても飽きないくらいかわいくて、ガラケーで写真をたくさん撮ったり、ハムスターの絵を描いたりもした。
そして、この小さな生きものは、何を考えているのだろうと気になった。
ジャンガリアンハムスターは「なつく」生きものらしい。ただ私には、この小さな生きも
世界を変える前に、住まいを変えよう
この国を変えたいと思って生きている。
自己責任の一言で片付けられてしまう貧困の再生産。
路上生活者に嫌がらせをして笑う子どもたちがいる、病んだこの社会。
報じられる悲惨なニュースに心を痛め、あるいは何が報じられていないかに心を痛め、自分にできることはないかと虚しく考える。
朝ごはんにふたごの目玉焼きを作り、塩胡椒とパプリカパウダー(結構合う)をかけて食べながら、ニュースをチェックして社会病
セルフイメージと無駄遣い
最近物価も高くてなかなか大変なので、お金の使い方を見直そうと思っています。
お金の使い方について改めて考えてみたときに、「セルフイメージ」がひとつのキーワードになるような気がしてきました。
一旦お金の話から離れますが、女性は「自分が自分であること」が侵されやすい性別だなと感じることがよくあります。
たとえば、わけもなく心が苦しくなってどうしようもなくなったとき、しばらくしてPMSが原因だと気