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今週のリフレクション【罰ゲーム化する管理職(小林祐児氏)】
今週は小林祐児さん著「罰ゲーム化する管理職」を振り返ります。ざっくり3点で要約すると・・
1.管理職の役割は、①情報、②仕事、③人、④ルールのコントロール。管理職になるとは、自らの仕事人生を贈与する者として位置づけなおすこと。しかし、管理職の52.5%は業務量の増加を感じ、部下マネジメントの負担感に加え、評価・トラブル対応が心理的負担、はみ出し仕事のフォローアップが業務量的負担を上げている。その
今週のリフレクション【問いの設定力(鳥潟幸志氏)】
今週は鳥潟幸志さん著「問いの設定力」を振り返ります。ざっくり3点で要約すると・・
1.AFTER AIは、テクノロジーが人間の「考える」という作業の一部を代替していく。AIが答えられるのは、①選択肢、②過去の判断、③条件下での理想、④論理。答えられないのは、①自分の意思、②イマ・ココの判断、③ゼロベースでの理想、④情理。AFTER AIでは、①問いの発見力→設定力、②判断を仰ぐ力→決める力、③フ
今週のリフレクション【いちばんやさしい組織開発のはじめ方(早瀬信氏/高橋妙子氏/瀬山暁夫氏)】
今週は早瀬信さん/高橋妙子さん/瀬山暁夫さん共著「いちばんやさしい組織開発のはじめ方」を振り返ります。ざっくり3点で要約すると・・
1.組織開発では「目に見えにくいこと」をテーブルの上に載せ、みんなで話し合って問題解決を図る。組織開発とは、現場にいる人たちが自ら、人と人の関係性を通して組織内に違和感のあるプロセスを見直し、より良い組織をつくる活動。良い組織とは、①目標達成ができる(効果性)、②明
今週のリフレクション【部下との対話が上手なマネジャーは観察から始める(白井剛司氏)】
今週は白井剛司さん著「部下との対話が上手なマネジャーは観察から始める」を振り返ります。ざっくり3点で要約すると・・
1.マネジャーが対応すべきイシューが、環境変化によって直近10年で増えている。結果、ストレスが溜まり、他者のマネジメントがおぼつかない。客観的に頭を使うのではなく、主観的に身体と心を観察することが必要。観察とは、自己と他者を知り、身体感覚・思考・感情を体験的に捉えること。内面で起こ
今週のリフレクション【ナチュラル・リーダーシップ(小日向素子氏)】
今週は小日向素子さん著「ナチュラル・リーダーシップの教科書」を振り返ります。ざっくり3点で要約すると・・
1.誰もが競争の檻/言葉の檻にいて、バイアスに捉われている。行動と可能性を狭めているのは、これまで身につけてきた経験と考え方。これまでの学びや経験を財産として持ったまま、アンラーニングで成長を続けられる。詳細な分析より身体感覚が正しいこともある。Doingではなく、多様なBeingに目をむけ
今週のリフレクション【ネガティブフィードバック(難波猛氏)】
今回は難波猛さん著「ネガティブフィードバック」を振り返ります。ざっくり3点で要約すると・・
1.パワハラ、心理的安全性、若手の早期離職、などネガティブフィードバックがしにくい環境。若手は職場に不満はないが、将来のキャリアに不安がある。耳の痛い話をしない結果、すぐ辞める若手部下、ぶら下がる年上部下が量産されるリスクがある。上司が部下に厳しいことを伝え、部下も上司と納得できるまで話し合う、双方向のコ
今週のリフレクション【具体と抽象(細谷功氏)】
今週は、細谷功さん著「具体と抽象」を振り返ります。ざっくり3点で要約すると・・
1.具体=善、抽象=悪という印象は大きな誤解。複数のものをまとめて、1つのものとして扱うのが抽象化。まとめて同じ、と考えられるのは人間だけ。抽象化を一言で表現すれば「枝葉を切り捨てて幹を見ること」言いかえれば、共通する特徴を抽出すること。言葉を物理的な世界ではなく、精神的な世界で使えるのは抽象化の賜物。抽象化によるパ
今週のリフレクション【自営型で働く時代(太田肇氏)】
今週は太田肇さん著「自営型で働く時代」を振り返ります。ざっくり3点で要約すると・・
1.日本のワークエンゲージメントは5%(世界は23%)。自律性(仕事の裁量権×出勤の自由度)が要因。コロナ禍で、時間や処遇により増加したフリーランスはエンゲージメントが高い。組織に属しているか否かに関わらず、半ば自営業のようにある程度まとまった仕事を一人でこなす働き方=自営型。アルムナイや副業で雇用と自営が地続き
今週のリフレクション【ゆるい職場(古屋星斗氏)】
今週は古屋星斗さん著「ゆるい職場」を振り返ります。ざっくり3点で要約すると・・
1.日本は世界有数の若年失業率が低い国。3年3割の離職率は変わらないが、大企業だけが上昇傾向。①若者雇用促進法による情報開示(残業時間等)、②働き方改革関連法による時間外労働の上限、③パワーハラスメント防止法により、ゆるい職場の登場。新入社員の労働時間や負荷感は逓減、職場環境は好転=リアリティショック縮小。一方、キャ
今週のリフレクション【図解いいキャリアの育て方(青田努氏)】
今週は、青田努さん著「図解 いいキャリアの育て方」を振り返ります。ざっくり3点で要約すると・・
1.スタート地点に立つための「①資格」からキャリアは始まる。そして、体力や時間など時限的なリソースである「②資源」に自分の「③資質」をかけ合わせながら仕事に取り組み、自分の強みである「④資本」に変換させていき、最終的に「⑤資産」を得る。10〜20代は機会を得るフェーズ、30〜40代は強みを磨くフェーズ
今週のリフレクション【メタ思考(澤円氏)】
今週は澤円さん著「メタ思考」を振り返ります。ざっくり3点で要約すると・・
1.競技人口は常にひとりの、自分が勝てるルールを自分でつくる。得意なことを組み合わせて個性をつくる。他者からありがとうと言われることが得意なこと。好きなことを、好きなときに、好きなようにやる。自分で自分を理解して、自分で自分の仕事を定義し、自分で自分のモチベーションを上げる。自分が全てを定義して生きることが、幸せに満足して
今週のリフレクション【心のゾウを動かす方法(竹林正樹氏)】
今週は大好きな竹林正樹さん著「心の象を動かす方法」を振り返ります。ざっくり3点で要約すると・・
*象(直感)は認知バイアスという習性がある。象使い(理性)の活動にはエネルギーがかかるため、日常判断は象、重要な判断は象使いが担当している。象が圧倒的に力強く、象使いは非力でなかなか出てこない。象の習性には、損をしたくない、今まで通りがいい、これからも大丈夫、自分は大丈夫、今が好き、皆と一緒がいい、同
今週のリフレクション【リスキリングは経営課題(小林祐児氏)】
今週は小林祐児さん著「リスキリングは経営課題」を振り返ります。ざっくり3点で要約すると・・
1.DXというビジネス環境の変化を前提とした未来志向や過去との非連続性の強調がリスキリングブームの特徴。人的資本開示により人材領域への実践と成果が求められているが、日本では企業の人への投資が全く伸びていない。不足スキルを明確化→必要なスキルの獲得→ポストへのはめ込みという工場モデルは、個にフォーカスしすぎ