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LADウィル・スミスのエクステンションは割高
日本時間3月28日にLADとウィル・スミスが10年140Mのエクステンションで合意したと報じられました。第一印象はありえないほどの格安契約と個人的にも思いましたし、多くのMLBファンもそのように感じているようでした。
◯冷静に比較するとむしろ割高 割高である具体的な理由は動画でも取り上げたので是非ご覧いただけますと幸いです。
比較対象は過去に高額FAで契約した捕手とエクステンションした捕
【MLB】サントストレード動画アップ後所感
サントストレード動画アップ後に改めて考えたことを書きます。
まず本動画はこちら↓
〇サントスは確変か否かという論点 グレゴリー・サントスはたしかに2023年に素晴らしい成績を残しましたが、1年前はSFからロスター整理のためにプロスペクトとも呼べない40人枠外の投手1人とのトレードでCWSに移籍した投手でした。分かりやすく言えば1年前のサントスは今回サントスとのトレードでCWSに移籍したベロ
【今更】新年の御挨拶
どうもMLBトレード日記です。遅ればせながら新年明けましておめでとうございます。こちらのnoteを見る方の中にはyoutube動画を御覧になってくださる方や、チャンネルを登録してくださっている方々もいらっしゃるかと思います。改めて御礼申し上げるとともに今年も何卒宜しくお願い致します。
昨年からyoutubeがメインとなり、noteの更新頻度は低下してしまいました。今後、noteでは動画制作に
【MLB】グラスノウトレード動画アップ後所感
グラスノウトレード動画アップ後に改めて考えたことを書きます。
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〇ふと過去のトレードを思い出した FAまで残り1年の投手との比較を過去に行い、今回の見返りは僥倖としましたが、TB史上でも一番好きなゾブリストもまたFAまで残り1年でトレードであったことを思い出し、確認してみました。8年前なので当時と相場も変わっていると思いますが、今回のペピオとデルーカというのはやはり破格
【MLB】ソト獲得のNYYはオーバーペイだったのか?
ソトトレード動画アップ後に改めて考えたことを書きます。
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〇過去のトレードと比較したら普通では? 現地と比較して日本でやたらにNYYのオーバーペイが叫ばれているように見えますが、かなりバイアスがかかっているように見えます。
今回のトレードは2対5ですが、概ね以下のように分けて納得がいく程度のバリューだと思います。
※厳密には違うと思いますが目安です。
以下、過去
【MLB】グラスノウ見返り考察動画後日談
最近は動画投稿が主になりましたが、アップした後に気付くことも少なくないので後日談的なものを載せたいと思います。
まず本動画はこちら↓
○もうスライドは作らない オフシーズンにトランザクションが増えてきて動画投稿が追い付くか心配でした。基本的に夜に出たら現行自体はnoteと同じような形で1時間程度で終わるのですが、スライドに時間がかかり、さらに編集ソフト上でのテロップとか諸々に時間がかかって
【MLB】山本と今永の成績予測の試み後日談
最近は動画投稿が主になりましたが、アップした後に気付くことも少なくないので後日談的なものを載せたいと思います。
まず本動画はこちら↓
○山口まで綺麗に直線に乗っていることに驚き 言いたいのはこれだけです。こちらの散布図は単純にMLB挑戦を起点として直近3年のNPBにおける1年当たりWARとMLB移籍後の3年間の1年当たりWARをプロットした図です。NPB3年間で40先発以上、MLB挑戦後は
【2023TDLレビュー】STL久々の売り手ムーブはまあまあ
STLは今回のトレードデッドラインで純粋な売り手の立場として動きました。21世紀になってからシーズン負け越しは2007年の1回のみで、その2007年も売り手ムーブはしていなかったので、デッドラインを売り手として迎えたのはいつ以来でしょうか。個人的に知らない時代かと思います。とりあえず、多くのプロスペクトを獲得したことは、将来に向けて悪くない動きでした。
〇STLの主要なトレード一覧※ Pro
【2023TDLレビュー】LAA意外に暗くないかも?
LAAは今回のトレードデッドラインで買い手に回りルーカス・ジオリトをはじめとして多くの選手を獲得しました。大谷がオフにFAになるということで売り手になるという予想もありましたが、勝負に出た形。基本的には無理筋ながら理解できないわけではない動きだと思います。
〇LAAの主要なトレード一覧※ Pro Rkはプロスペクトランキングの略。MLB公式のランキングを用いている。全は全体の順位。#は旧所属に
【2023TDLレビュー】MIAプチコンテンド
MIAは今回のトレードデッドラインでほどほどに補強し、今季のプレーオフ進出を狙いつつ、ファームシステムも守りました。今季プレーオフ進出に失敗しても問題ない程度の動きは中長期的に見て整合的です。デッドラインを終えて約二週間。状況の苦しさが逆にリスクヘッジの正しさを示しているとも言えるかもしれません。
〇MIAの主要なトレード一覧※ Pro Rkはプロスペクトランキングの略。MLB公式のランキング
【2023TDLレビュー】CWSファーム立て直しはできたが
一昨年、昨年と厳し目ながらもコンテンダーとして動き無理をし過ぎた影響が強い印象に見えましたが、今夏のトレードで大分立て直しました。デッドライン直後には全体トップ100以内のクエロを含め、6人が傘下TOP20以内にランクイン。ディラン・シーズ、ルイス・ロバート、アンドリュー・ボーン、エロイ・ヒメネスの4人以外の選手についてはオファーを聞くという方針に基づき、レンタル選手を着々と売りました。
〇C
【2023TDLレビュー】TEX先の先を見据えて
TEXは今回のトレードデッドラインでマックス・シャーザーをはじめ、投手の補強に重点を置きました。放出した見返りの質はほどほどでファームシステムもそれほど傷めずに弱点を埋められたのではないでしょうか。2年前にシーガーとセミエンを長期契約で獲得した際、個人的にはやや早いという印象を持ちました。しかし、チームのコアとなる選手への先行投資が実りつつあります。
〇TEXの主要なトレード一覧※ Pro R
【2023TDLレビュー】NYMの賢明な撤退
NYMは今回のトレードデッドラインでシャーザー、バーランダーをはじめ多くの主力を放出。トレードの際に年俸の大半を負担することで見返りのプロスペクトの質を大幅に向上させるという手法でファームシステムを大きく改善しました。ペイロールの推移を見ると、2025年に向けて補強を勧めたいところです。
〇NYMの主要なトレード一覧※ Pro Rkはプロスペクトランキングの略。MLB公式のランキングを用いてい