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#居場所
雨の日、たった15分のプレゼント
心を揺さぶられた、たった15分の話です。
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今日は朝から雨で、もう梅雨だねえと遠くの友人とやりとりしていた。
お昼すぎ、ふと雨がやんだ頃。
小柄なおばあちゃんがrootsの扉の前に立ち止まってくれた。
roots(京丹後市未来チャレンジ交流センター)
高校生と地域の方々が集い、新たなチャレンジができる居場所。
放課後になると帰宅途中の高校生が集うフリースペース。
私が立ち上がると足早に
覆いをとった”ほんとの気持ち”〈言葉の企画2020 第三回 前編〉
「ほんとに ”しっと、したい。” のかな?」
誰かの一言に、こんなにドキッとしたのは久しぶりだ。全身の汗腺が一気にひらき、冷や汗を放出する。
図星、だった。
まるで、嘘がバレた子どものようにバツが悪い。
表面的に、好きな表現にしただけだということを見抜かれていた。
「表現」の前に「本質」。
わたしは、向き合いきっていなかった。
「言葉の企画」に参画した理由にタイトルをつける、という今回の
#33 魔法にかかった最後の日に思うこと
この気持ちは、一体なんだろう。
「好き」と「感謝」と「さみしさ」が
絡み合っているような。
昨晩あまり寝付けず、
早朝から目が冴えている。
ついにこの日が、大切な場所の
閉店の日がやってきたからだ。
その場所は、京都の北野白梅町にある
誰でも店長になれるお店
「魔法にかかったロバ」。
通称「まほロバ」。
8年前、2011年11月1日に
オープンした。
立ち上げの事務局メンバーとして、
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