鈴木賀津彦

元新聞記者。本業は定年で退職し、大学の非常勤講師で授業4コマを担当。授業の記録を毎回ア…

鈴木賀津彦

元新聞記者。本業は定年で退職し、大学の非常勤講師で授業4コマを担当。授業の記録を毎回アップしています。 【自己紹介代わりに】「社会人材学舎」2014年7月の記事https://ch.nicovideo.jp/shakaijinzaigakusha/blomaga/ar570681

マガジン

  • 経済学特殊講義「スタディ・スキルズ講座」

    木曜日2時限目の授業、学生の「ふりかえり」をまとめています。

  • 『市民メディアの現場から』   「B-maga」連載コラム

    デジタル時代のメディアビジネスマガジン、月刊「B-maga」(サテマガ・ビー・アイ(株)発行)に連載コラム『市民メディアの現場から』を2023年10月号から書き始めました。毎月10日の発行後に、記事のアーカイブを試みています。

最近の記事

フェイクニュースを見抜く力を身に付け自分で判断できるように! 木曜2限②

4月25日木曜2限の「スタディ・スキルズ講座」の第2回は、フェイクニュースの対応を考えました。日本ファクトチェックセンターの解説動画などを参考にして、グループで議論しました。 <第2回の授業の振り返りを書いてください。話し合ったフェイクニュースについては、できるだけ具体的に書いてください、みんなで共有したいと思います。> (そのまま転載) ◆今回の授業で見た動画で、SNSは自分が閲覧したものに似たようなものがおすすめに出てくるというのは以前から知っており、普段からSNSだけ

    • AI時代に高まる音声メディアの役割             地域に求められ挑戦する「金沢シーサイドFM」 

      ◆地域に密着した情報を  放送するメディアって温かい  横浜市金沢区で2022年10月に開局し たコミュニティFM「金沢シーサイドFM」社 長の松原勇稀さん(23)に来てもらい、私の 担当する大学の毎期の授業で講義しても らっているが、多くの学生が、ラジオ局のイ メージを覆されて「目からうろこ」の感想を寄 せてくる。時代遅れのラジオ放送を起業す るなんて未来はあるの? と疑問を抱いてい た学生も、地域メディアが果たすコミュニティ づくりの魅力を理解するようになるからだ。  

      • 映画「沖縄カミングアウト物語」の松岡弘明監督を迎えて意見交換 木曜2限⑩

        6月22日木曜2限の「スタディ・スキルズ講座」の第10回は、教室で上映した映画「沖縄カミングアウト物語」の監督、松岡弘明さんを迎え、意見交換しました。ふりかえりをまとめました。 <第10回の授業は、映画「沖縄カミングアウト物語」の監督、松岡弘明さんをゲストに迎えました。ふりかえりを自由に書いてください。> 【1年】 ◆LGBTQについて1人の男性に着眼して性的マイノリティへの意識改革を広めようという考えに感動した。より具体的な試みからそのような人々の苦悩や葛藤が垣間見えるこ

        • 新学期が始まり、「他己紹介」&インタビューをしてみたら、、。 木曜2限①

           新学期最初の授業、4月17日木曜2限の「スタディ・スキルズ講座」は、「他己紹介」をして、情報を伝えるって何だろうと考えてみました。 <第1回の授業のふりかえりを自由に書いてください>(そのまま転載) ◆自己紹介で自分がいちばんアピールしたいものが何なのかを考えるのが1番難しくて、自分と言えばこれだというものをすぐ出すことができるようになったらもっと良くなると思った。また、インタビューで答える時に身振り手振りがとても多いところが気になったので、手を動かすのではなく、もっと上

        フェイクニュースを見抜く力を身に付け自分で判断できるように! 木曜2限②

        • AI時代に高まる音声メディアの役割             地域に求められ挑戦する「金沢シーサイドFM」 

        • 映画「沖縄カミングアウト物語」の松岡弘明監督を迎えて意見交換 木曜2限⑩

        • 新学期が始まり、「他己紹介」&インタビューをしてみたら、、。 木曜2限①

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        • 経済学特殊講義「スタディ・スキルズ講座」
          117本
        • 『市民メディアの現場から』   「B-maga」連載コラム
          7本

        記事

          気になるフェイクニュースをピックアップ、その理由は―、。 水曜3限②→③

          4月17日水曜3限「ジャーナリストの技術」の第2回、次回の授業に向けて「気になるフェイクニュース」をピックアップしました。 <気になるフェイクニュースをピックアップしてください。また、その理由を書いてください。参考に、ファクトチェック団体のサイトをお伝えしておきます。日本ファクトチェックセンター (JFC) (factcheckcenter.jp) > ◆メキシコの小さな町で、子供を誘拐した人間がいるという噂がメッセージ・アプリ「ワッツアップ」で広まった。噂は作り話だったの

          気になるフェイクニュースをピックアップ、その理由は―、。 水曜3限②→③

          気になるニュースをグループで伝え合うと、話題が広がった! 水曜3限②

          4月17日水曜3限の「ジャーナリストの技術」の第2回、気になるニュースを挙げて、グループで意見交換。ふりかえりをまとめました。 <気になるニュースを伝えると~、まとめ> <第2回の授業のふりかえりを自由に書いてください。> 【気になるニュース】 ●timelesz(旧sexy zone)が4月1日に新メンバーの募集を事務所初となるオーディションで開催することを発表した。 この記事はYahoo!ニュースからの引用。 ●自分は大谷翔平と水原一平氏のニュースについて調べた。他の

          気になるニュースをグループで伝え合うと、話題が広がった! 水曜3限②

          気になるニュースを仲間に伝え、共有、意見交換をしてみると、、 水曜2限②

          4月17日水曜2限の「マス・コミュニケーション」の第2回は、気になるにニュースを伝えて意見交換をしてみました。ペアになった相手はほぼ前回の「他己紹介」と同じ人で2人で話してみました。 <第2回の授業で取り組んだことを踏まえて、ふりかえりを自由に書いてください。できるだけ具体的に、他の人が読んでも分かりやすいようにしてくださいね。> (誤字を含めそのまま転載) 【1年】 ◆ペアの人と最近のニュースについて話してみると、お互いあんまりニュースを見ないことがわかったり、最近見たニ

          気になるニュースを仲間に伝え、共有、意見交換をしてみると、、 水曜2限②

          他己紹介をしてみると 水曜3限①

          4月10日水曜日の3限、「ジャーナリストの技術」は初回の授業でした。2限と同じく「他己紹介」から。ふりかえりのまとめ。(そのまま転載) 【2年】 ◆他己紹介を初めてやったのでおもしろかったです。 ◆何を書くにしても、見出しのインパクトは重要だと思った。何も質問内容が浮かばない時は、ひとつの話題から広げてけば、結果的に話がつながり広がっていく。 ◆他己紹介をして思ったことは、どうしたら紹介する人の良いところを周りに分かりやすく伝えればいいのか難しかった。話し方や紹介文の言

          他己紹介をしてみると 水曜3限①

          「他己紹介」をしてみた!水曜2限①

          4月10日水曜日の2限、前期の「マス・コミュニケーション」の授業が始まりました。最初の「ふりかえり」をまとめました。(そのまま転載) 【1年】 ◆初対面の人とコミュニケーションが取れて良かったビデオを撮られている時は正直嫌だったけど全体通してコミュニケーションについて学ぶことができた。 ◆初回の授業から初対面の先輩と話すのはとても緊張したけど、サークルに入るかまだ決めてない私にとって先輩と話す貴重な時間だったのかなと思いました。 私が人見知りかつ、初回の授業で緊張してたこ

          「他己紹介」をしてみた!水曜2限①

          ニュースパーク(日本新聞博物館)の企画展「多様性 メディアが変えたもの メディアを変えたもの」を取材してコラムを書く 水曜3限2023年前期末に

          「ジャーナリストの技術」、この授業では「関内の街全体がキャンパス」と考え、関内の街をフィールドとしました。授業で訪問した「放送ライブラリー」と同じ建物にある「ニュースパーク(日本新聞博物館)に行って、今開かれている企画展『多様性 メディアが変えたもの メディアを変えたもの』を取材して、コラムを書いてください。https://newspark.jp/exhibition/ ※ 2限の「マス・コミュニケーション」の授業の課題と同じですので、重複して履修している人は、企画展だけでは

          ニュースパーク(日本新聞博物館)の企画展「多様性 メディアが変えたもの メディアを変えたもの」を取材してコラムを書く 水曜3限2023年前期末に

          ニュースパーク(日本新聞博物館)の企画展「多様性 メディアが変えたもの メディアを変えたもの」を取材してコラムを書く 水曜2限の2023年前期末に

           この授業では「関内の街全体がキャンパス」と考え、関内の街をフィールドとしました。授業で訪問した「放送ライブラリー」と同じ建物にある「ニュースパーク(日本新聞博物館)」https://newspark.jp/ に行って、今開かれている企画展『多様性 メディアが変えたもの メディアを変えたもの』を取材して、コラムを書いてください。 https://newspark.jp/exhibition/ 自由な視点で、書き方も自由ですので、工夫してみてください。文字数は800字程度。(明

          ニュースパーク(日本新聞博物館)の企画展「多様性 メディアが変えたもの メディアを変えたもの」を取材してコラムを書く 水曜2限の2023年前期末に

          活気づく「江古田映画祭」の広がり  ~市民企画で新しい映像文化拠点づくりに〜                <市民メディアの現場から Vol.6>                  B-maga 2024 3月号

          きっかけは 東日本大震災と原発事故  「3・11福島を忘れない」をテーマに東 京・練馬区の江古田の街で2013年から 開かれている「江古田映画祭」が今年も 2月24日から始まった。3月11日までの約2 週間、武蔵大学と近くのギャラリー古藤 (ふるとう)を会場に、映画の上映とともに 映画監督らのトークイベントなどが連日繰 り広げられている。  東日本大震災の被災と東京電力福 島第一原発の事故の問題や課題など、 「福島」を考えようと始まった映画祭だが、 回を重ねるごとに上映作品

          活気づく「江古田映画祭」の広がり  ~市民企画で新しい映像文化拠点づくりに〜                <市民メディアの現場から Vol.6>                  B-maga 2024 3月号

          進化するWOWOWの「パラリンピック・ドキュメンタリーシリーズ WHO I AM」              <市民メディアの現場から Vol.5>                  B-maga 2024 2月号

          2016年にスタートした 『WHO I AMプロジェクト』  「17歳 小田凱人が全豪OP初優勝 四 大大会3勝目」—。嬉しいニュースが1月27 日、オーストラリアから飛び込んできた。  時事通信は次のように伝えた。  《【メルボルン時事】テニスの全豪オープ ン車いす部門は27日、メルボルン・パークで 行われ、男子シングルス決勝で第2シード の小田凱人(東海理化)が第1シードのア ルフィー・ヒューエット(英国)を6−2、6−4 で破り初制覇を遂げた。17歳の小田は同 種目で

          進化するWOWOWの「パラリンピック・ドキュメンタリーシリーズ WHO I AM」              <市民メディアの現場から Vol.5>                  B-maga 2024 2月号

          主権者教育を もっとコミュニティ番組で                  『映画〇月〇日、区長になる女。』から見えた地域情報とは         <市民メディアの現場から Vol.4>                  B-maga 2024 1月号

           ケーブルテレビのコミュニティチャンネル を活用して、もっと教育の現場とつながっ た番組作りができないかと以前から考えて いる。特に児童生徒が地域の課題を考える 「総合的な授業」などで、現場に出て取材 した内容をコミュニティ番組で情報発信し ていければ、地域の主権者としての子ども たちの意識は飛躍的に高められるだろうと イメージしている。  地域の課題を解決する学習を通して主 権者としての自覚を高める「シティズンシップ (主権者)教育」の実践が多様な教育の 場で広がっている中

          主権者教育を もっとコミュニティ番組で                  『映画〇月〇日、区長になる女。』から見えた地域情報とは         <市民メディアの現場から Vol.4>                  B-maga 2024 1月号

          国際問題もローカルからの発信を   長野県から伝えたノーベル平和賞受賞者のメッセージ              <市民メディアの現場から Vol.3>                  B-maga 2023 12月号

          「SDGsグローバルガバナンス サミット2023」に集った ノーベル平和賞の受賞者たち  戦争のない世界を目指して私たちは何 をすればいいのでしょうか。最近の国際情 勢のニュースを見るたびに、多くの人たちが そんな思いで「どうにかしなければ」と危機 感を募らせています。  イスラエルによるパレスチナ・ガザ地区へ の無差別で非人道的な攻撃に強く抗議し、 攻撃の即時停止・終結を求める国際世論 が高まっています。ハマスによるイスラエル への武力攻撃と人質の拉致、殺害に対し ても人

          国際問題もローカルからの発信を   長野県から伝えたノーベル平和賞受賞者のメッセージ              <市民メディアの現場から Vol.3>                  B-maga 2023 12月号

          障がい者のアートが地域を豊かに   ~NPO「ぷかぷか」に横浜文化賞 文化・芸術奨励賞~              <市民メディアの現場から Vol.2>                  B-maga 2023 11月号

          ❝福祉❞という枠組みの❝ご褒美❞ ではなく、<文化・芸術>として 評価された文化・芸術奨励賞  第72回(令和5年度)横浜文化賞(※1)の受賞者が 9月22日に発表され、横浜文化賞文化・芸 術奨励賞に障がい者就労支援事業所で あるNPO法人「ぷかぷか」が選ばれた。文 化・芸術分野の奨励賞を福祉の事業所や 団体が受賞するのは、横浜文化賞では初 めて。関係者は画期的なこととして受け止 め、世の中の変化を象徴した賞になったと 喜んでいる。  「“福祉”という枠の中での“ご褒美”と

          障がい者のアートが地域を豊かに   ~NPO「ぷかぷか」に横浜文化賞 文化・芸術奨励賞~              <市民メディアの現場から Vol.2>                  B-maga 2023 11月号