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劇団四季の『ジーザス・クライスト=スーパースター』が凄い!
京都劇場で公演中の劇団四季『ジーザス・クライスト=スーパースター』を10年ぶりに鑑賞した。
この作品は、イエス・キリストの最後の7日間を描いたもので、台詞のない音楽と歌曲のみで物語が進行する“ロック・オペラ”として、当時22歳のアンドリュー・ロイドウェバーが作曲し、26歳のティム・ライスが詞をつけた。20代の2人で作ったなんて天才すぎる!
これまで「完璧な存在」として崇拝されてきたイエス・キリス
あなたも是非無限列車の旅を…。USJの『鬼滅の刃XRライド』
先日、ユニバーサル・スタジオ・ジャパン(USJ)へ行ってきた。近いから「いつでも行ける」と思いつつ、なかなか行かないもので、2年数か月ぶりの訪問となった。
今回の大きな目的は『鬼滅の刃XRライド』に乗ること。
これは2021年9月から22年2月までの期間限定アトラクションだったが、「復活」を求める声が多く寄せられたため、この春6月9日までの日程で再開したものだ。何を隠そう、私は去年周回遅れで『鬼
『円空 ―旅して、彫って、祈って―』鑑賞レポート@大阪あべのハルカス美術館
大阪あべのハルカス美術館の展覧会「円空 ―旅して、彫って、祈って―」が今月2日に始まった。関西での大規模な展覧会は20年ぶりで、巡回なしの単独開催である。貴重な機会を逃すわけにいかない。
円空は、江戸時代前期に美濃国(岐阜県)に生まれた。
幼いころに出家し、修験僧として旅をしながら仏像を彫り続け、生涯に「12万体彫る」と誓いを立てたという。5000体以上の“円空仏”が現存している。
荒々し
共立リゾート 御宿 敷島館 宿泊レポート
先日、香川県琴平町を訪れ、讃岐のこんぴらさんを参拝してきたのだが…
この旅の真の目的は、共立リゾートの 御宿 敷島館に宿泊することだったのだ。
共立リゾートとは、ビジネスホテル「ドーミーイン」を展開する「共立メンテナンス」のリゾートホテルブランドである。
北は北海道から南は沖縄まで、地域の魅力溢れる「癒しの湯宿」と「リゾートホテル」がある。
香川県の「御宿 敷島館」は「共立リゾート」の四
【文楽×現代音楽】KYOTOPHONIE Borderless Music Festival 鑑賞レポート
「KYOTOPHONIE Borderless Music Festival」。
ワールドミュージック、現代音楽、クラシック、電子音楽にストリートミュージックなど様々なジャンルや国境を超え、選りすぐりのアーティストによるライブ演奏を楽しめる国際的な音楽フェスティバルだ。
6日(土)ピアニストの中野公揮さんと、人形浄瑠璃文楽座の人形遣い吉田簑紫郎さんとのコラボレーション『Out of Hands』が
特別展「毒」鑑賞レポート@大阪市立自然史博物館
長居公園内にある大阪市立自然史博物館で開催中の特別展「毒」。
大阪メトロの駅などで「毒」と書かれた目を惹くポスターを見かけたという方も多いだろう。
いかに私たちのまわりは「毒」で溢れているか?
普段、我々は毒に囲まれて生活していると言っても良いかもしれない。
自然界に潜む「毒」にスポットを当てたユニークな展覧会だ。
動物学、植物学、地学、人類学、理工学のスペシャリストたちが、それぞれの視点
『COOL文楽 SHOW』を振り返って 3月16日・17日
3月15日(木)と16日(金)の2日間、森之宮のクールジャパンパーク大阪TTホールで「COOL文楽SHOW」が開催された。
今年は近松門左衛門の300回忌にあたる。
プロジェクションマッピング、講談とコラボレーションして「曽根崎心中」を一気見しようという企画だった。
現在上演されている「曽根崎心中」は、昭和の時代に野沢松之輔さんが脚色・作曲したものだが、原作にはお初が大坂三十三所観音廻りをする、