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人材紹介が好きすぎて

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人材紹介が好きすぎる、人材エージェントの考えている事、仕事の仕方、出来事などなど。
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#組織

京都での学びレポート

京都での学びレポート

今年は(まだ終わっていないけど)学びと変容の1年のように思います。次から次へと至高な学びの機会に恵まれて、見える世界がどんどん変わってきている事を感じています。

先週訪れた京都のオムロンさんもまた、素晴らしい学びの場となり、まだ感動冷めやらなくてフワフワしています。

・50年前から障がい者雇用に取り組まれているオムロン太陽さんの超リアルな公益性と経済性の両立のお話し(素晴らしかった)

・SI

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葛藤は心の成長痛?

葛藤は心の成長痛?

昨日開催した【ティール組織や発達理論をどう組織や自分の成長に生かしていくか】の勉強会、今回も最高すぎる内容でした。
 
ゲストの立石さんのお話が深く、、、本当に深く広く、、、
しかも理論だけではなく過去の実践に基づいたお話なのでもうズッシリ感がはんぱなかったです。あんこが超ズッシリの特大アンパンみたいな重さというか(違)
 
キーワードをいくつか
・ティールを装ったレッド組織
・ティールを帯びたレ

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役員に直メールを送ってみた!

役員に直メールを送ってみた!

「転職市場を知るプロによる、転職前提ではない個別キャリア相談サービス」を開始しています。先月ご相談を受けた方から、その後の嬉しいご報告を頂きました。

転職するかしないか、という点においては、今の会社にいたほうが良いのでは、とアドバイス。
その上でその方の将来なりたいイメージを掘り下げていくと、会社の役員の方にロールモデルの方がいるとの事なので、直接役員にメールしてみては?という提案をしました。

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地図と育児書と発達理論

地図と育児書と発達理論

私はこのところよく「発達理論ガー」とよく呟いたり、イベントも開催したりしています。

でも「発達理論マジサイコー!ビバ!!」と言うのではなくて、たまたま15年程企業と個人の関係を見てきた中で、「一番しっくりきて、いろんな事象を説明しやすいのが今のところはこれだったので皆さんにご紹介したい」という事なのです。

なので他にもっと「人と組織」について理解が進むフレームワークがあればどんどん見つけて、探

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自己肯定と自己受容と生演奏

「(私は)自己評価はぜんぜん高く無いけど、自己肯定感はあるんですよね」

とアドラーの嫌われる勇気に出てくる老人みたいなTさんに話したら、

「自己肯定じゃなくて、本当に大事なのは自己受容だよ。肯定は嘘が入るからね」

と言われて、目から鱗が100枚位落ちた夜、、。

確かに肯定という言葉だと、自然ではなく力を加えてそうさせたり、ネガティブなものに無理矢理ふたをして正解とするイメージ(私だけの感覚

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「天職会議vol.2&天職ピッチ」開催にあたって

「天職会議vol.2&天職ピッチ」開催にあたって

幼少の頃から、「誰もが持って生まれた才能があって、それを活かして世の中で活躍していくものだ。オリンピック選手はすごいなぁ、才能が分かって。私の才能はいったい何だろう、、」と思っている子供でした。特に宗教的な教育を受けたわけでは無いので、なぜそう考え始めたかは不明です。

とにかく自分の仕事に誇りを持ち、活き活きと働いている人を見ると、その人が大会社の人でも、ビルの清掃の人でも、どんな仕事であっても

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変人専門転職エージェント疑惑

ありがたい事に、周囲の方から続々と優秀な友人・知人の方をご紹介頂いています。皆さん申し合わせたように、メッセージで「優秀なのですがちょっと変わっている人なので、高藤さんを思い出して紹介しました」とご連絡くださるので驚いています。変人→高藤、この変換はいったい。。。

どうやらいつの間にか「優秀変人専門人材エージェント」になっていたみたいです。確かに変わった方、エッジの効いた方は大好きです。頭が良く

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入社後に評価される幹部人材の「精神的な強さ」の中身

入社後に評価の高い幹部人材。精神的な強さを評価されている。強靱な、屈しない強さでというのではなく、柔軟性がある(さらっと受け流す事ができる)イメージ。目の前の事象であたふたしない。
これはメタ認知が出来ていると言う事だと思う。「目の前の事象から一歩引いて、大きな広い視野で認識して、その上で本質に集中してやるべき事を進めていく。」

すごい方だわ、、。そうした人材はますます、ニーズが高まってくと思い

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35歳以降でも転職が出来る人たち。人材市場で注目される「大人力」のある人材

最近は「大人ベンチャー」と自称する企業が増えてきています。

大人ベンチャーって何?と思うけど、正確な定義はないようです。

ウェイウェイしていない、勢いとノリで事業を拡大していない。経営陣がアカデミックにも優秀で(外資戦略、金融機関出身者なども多い)戦略性を持ち、一方で社会や社員を大切にしてwell-beingにも配慮した企業が多いというか。

当社のお取引先企業は、こうした「大人ベンチャー」が

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スーパーグローバルサイヤジンなエグゼクティブの話

今日はみなとみらいのWeWorkに行き、新しく立ち上がったヨーロッパ系製造業を訪問してきました。
そこで代表になった方が以前からの知り合いなのだけど、相変わらずすごい方だった、、

当社ではフラットで、性善説で、多様性のある企業とのお付き合いが多いのですが、そうした企業は殆どが社長が40歳前後以下、Webサービス系の企業が中心です。

一方で今日の社長は60歳を超えていて、そしてWeb系ではなく製

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変態と人材市場の話

出口さんのこの記事を読んで。

新しい産業を生み出せない日本社会 学校教育に必要な「変態コース」

私は変態人材が大好きなのですが、大企業の人事などで新卒採用を担当している人のほとんどは「規範型優等生」なので変態を理解できず、変態人材は就活で苦戦するという状況は、何とかならないかな、、

・変態でも既存の枠に自分をはめ込める柔軟さが必要?
・大企業ではなくユニークな成長企業に就職したほうがいい?

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組織の在り方と心理的安全性

心理的安全性って、社内の人間関係だけでは無くて、社内における価値観というか組織の在り方、"being"も大きいなぁ、、と思います。 

ちょっと前に転職された方から頂いたコメント:
 
「私も前職でダーティーな仕事も沢山してきましたが、今はそういったものが一切ないので自分に正直に、素直に良いものを提案できている状態にあります。」
 
今やっているダーティーな仕事が嫌な方は多いかもしれません。仕事は

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多国籍・ダイバーシティな組織もいろいろ

多国籍のダイバーシティのあり方も、実は企業によってスタイルが違う事があるのでは?グローバル環境を求めると言う人も、そこを確認した方が良いのでは?という最近の私の仮説。
 
A)「自社が求める人材像、仕事の進め方」を厳格に定義して、どれだけ満たしているか、で評価される企業。その枠に入るのはどの国籍の人でも、求められるコンピエテンシーを満たしていればOK。基本的に社員の個性の尊重というのは無く、世界中

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