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さみしさから遠く離れて。
「それはさ、ぼくと同じセンチメンタル派の感情なんだよ」
最終日の夕方だったか夜だったか、控え室で糸井さんや乗組員のみなさんと雑談しているとき、糸井さんはそう言った。いったいどういうことか、説明しよう。
たとえば海外旅行に出かけるとき。もともとぼくのあたまのなかには、普段は使わない砂時計が置かれている。そして、行きの空港に着いたあたりでセンチメンタルのかみさまが、砂時計をひっくり返す。おおきくも
これからの生活のたのしみ展は(永田泰大)
5日間にわたる、生活のたのしみ展が終わった。
最後の原稿だから、すっきりと気持ちのいい、ぱぁっと目の前が明るくなるようなことを書いて終わりにしたいのだけれど、どうやらややこしい話をはじめようとしている。おい、それ最後にする話じゃねぇだろ、と自分でわかるのだけれど、振り払っても静電気でくっついたビニールのかけらのように離れないから、いったん書いてみる。
思っているのは、不公平についてのことである
糸井重里さんに、聞きました(古賀)。
5日間にわたって開催された「第3回 生活のたのしみ展」も、ついに終了。語りたいことはたくさんある気がしますが、訊きたいことだってたくさんあります。なんとか毎日続けてこられたインタビュー、最後はこの方に訊こうと最初から決めていました。
糸井重里さん、よろしくお願いします!
糸井重里が打席に立たないイベント。—— もう、最終日の夕方を過ぎました。まだぜんぜん終わっていませんが、ひとまずはお疲れさま
いまさらながら、「ほぼ日」のファンになったわけ(田中)
「生活のたのしみ展」5日間が、終わりました。
ただ自分が「おいしい!」と思ったもの、ほしいもの、よろこんだものをひたすら書く。それに対して毎日たくさん、「読んでます!」「レポートに書いてたあれ、買ったよ」と声をかけていただく。
だれかをわくわくさせられてるんだなあ、という実感が持てて、書くのがたのしくて仕方ない5日間でした。
(初日の記事、もはやなつかしい)
うーん、最後になにを書こう。い
世界にひとつだけの焼き餃子とわたし(田中)
アーティストの下田昌克さんに似顔絵を描いていただきました。うれしい!
冒頭、「好きな食べものは?」と突然聞かれ、「(いま食べたいのは)ぎょ、ぎょうざ……?」と答えると、「焼き? 水(すい)?」。「焼きです」。
わー、餃子だ! おいしそう!(この後、古賀に「女子らしさのかけらもない」とdisられました)
そしてページをめくって似顔絵。顔をじーっと見て、「照れるなーもう」と言いながらも、迷いなく
ひかりさんに、聞きました(古賀)。
生活のたのしみ展も、ついに最終日。雨降りのため、会場を恵比寿ガーデンプレイス内・グラススクエアに場所を移しての開催です。うーん、残念・・・・かと思いきや、むしろこの屋内バージョンも「こういうもの」としてすごくいい! コンパクトで、異国のバザールみたいで、イベント最終日にふさわしい総集編感にあふれています。
ということで「たのしみ展の人びと」インタビュー。本日最初にお話を伺ったのは、ひかりさん。ひ
シェイクスピアが練り歩く! カクシンハンの「たのしみ展」劇場(田中)
昨日のレポートで、「たのしみ展は、芸能人や有名人と呼ばれる人たちがいてもヘンに興奮しないすてきな場」といった旨のことを書きました。
一瞬だけ訂正します。
カクシンハンさんが! 「生活のたのしみ展」に!! 来ているーーー!!!
(「はじまるよー!」)
控え室にて、「昨年の夏、カクシンハンさんの『タイタス・アンドロニカス』を観た数日後に出産したんです」と演出家の木村さんにお話ししたら、「元気
昨日までとは違う「生活のたのしみ展」がはじまった!(田中)
「すべてのブースが屋内に入る」と聞いて、正直、ちょっと不安でした。ぎゅうぎゅうになって殺伐としてしまうんじゃないか。すごい人混みで、不快指数マックスのむんむんなっちゃうんじゃないか。
ところがどっこい、オール室内になった「たのしみ展」、わたしごときの不安なんて的外れもいいところでした。ぜんぜんたのしい!
ぎゅうぎゅうじゃなくて、ぎゅっとしています。右を見ても左を見ても前を見ても斜めを見ても、
きゃあと言いながらつくる(永田泰大)
生活のたのしみ展というイベントに、ほぼ日の乗組員は文字通り総出で取り組んでいる。休んでいる人はいるけれども、基本的には期間中全員が、このイベントのために働いている。
そうすると、当たり前だけど、このイベントをお客さんとしてたのしむことはできない。
買い物はできない。いいなぁ! と思うものが並んでいても、それを売るほうの手伝いをしなくてはいけない。休憩中、エプロンをはずして、一般の人として買い物
「はじめての前川清」を、観ました(古賀)。
「前川清さんのコンサート、はじめてだというひとーっ?」
糸井重里さんの問いかけに、会場のおよそ8割が手を挙げる。「はぁー」とうなる、徳光和夫さん。「じゃあ、こういう歌謡曲のコンサートさえ、はじめてだというひとーっ?」。同じく8割方が手を挙げる。おどろく徳光和夫さんが、「わたくし、歌番組などをやっておりました関係で、前川清さんのことはデビュー当時、すなわち50年間からよく存じ上げておりますけれども
音も姿も美しい、部屋の主役にしたくなるスピーカーとジョブズ(田中)
家に置きたくなるデザインなのに、高性能なスピーカーを見つけました。
「きほんのスピーカーキット」は、ひとことで言えば、簡単に組み立てられるとってもおしゃれなスピーカーです(これ、「たのしみ展」がはじまる前から狙っていたのです)。
ブースにおもむき、「某北欧家具もうまく組み立てられないし、はんだごても使ったことないんですが・・・・」と尋ねると、「ぜんぜん大丈夫です!」と力強いお返事。いい感じに背
浅生鴨さんに、聞きました(古賀)。
「生活のたのしみ展」も、いよいよ4日目。オープンと同時に会場へ飛び出し、〝古賀史健 公式取材中!〟のプラカードを掲げ、うろうろ歩き回っておりました。すると、ありがたいことだよなあ。「本を買ったんですけど、サインよろしいでしょうか?」や「あの本、どちらで売っていますか?」、さらには「ぺだるくんパパですか?」などなど、たくさんの方に声をかけていただきます。
そしてへらへら顔で会場を歩いていたところ、
1音目から夢中になってしまいました、栗コーダーカルテットさん(田中)
「ピタゴラスイッチ」のオープニング音楽でおなじみ、栗コーダーカルテットさんのライブにおじゃましました。当初の予定では屋外でやる予定だったのが、雨のため室内で。
すごい人。「たのしみ展」らしく子どもがたくさん、ゆるやかな雰囲気ではじまります。
わたし、栗コーダーカルテットさんの演奏をちゃんと聴くのははじめてだったんですが。・・・・1音目からもうとりこ! レポートのためのメモとか写真とか、頭からす
「得る読書」じゃなくて「出会う読書」がしたいときは、ここに行こう(田中)
「たのしみ展」はじまって以来、居心地がよくて、何度となく来てしまう。「河野書店」は「ほぼ日の学校」校長先生、河野通和さんのお店です。
(河野さんとお話ししながら選べます)
学生のころは、本屋でたまたま目にとまった本を手にとり、なんとなく買って、家で読んで、びっくりする、というような経験がたのしかった。
ところが社会人になって以来、「目的を持って本を読むこと」が圧倒的に増えてしまった。「よくわ
犬もカバも、ペンギンも猫も。(田中)
さて、お店&イベントレポートに入ります!
本日、雨の中おじゃましたのは、気になっていたこちら、どうぶつのキーリングと髪留めのお店PROOF OF GUILDさん。
こんにちはー、とのれん(ないけど)をくぐると、目に飛び込んできたのはなんともいい色のキーリング! 真鍮だそうです。
こちらのプルーフオブギルドさん、前回の「たのしみ展」にも出店されたのですが、そのとき「もっと犬種を増やしてほしい(
みんな等しく、同じように、たのしくなれる場所(田中)
「たのしみ展」には、たくさん、いわゆる「芸能人」や「有名人」の方がいらっしゃっているらしい。街ですれ違ったら、思わず二度見してしまうような方々が。
でも不思議と、そういう「目立つ方々」とわたしのような「非芸能人・非有名人」とが一緒くたになってしまうのが、この空間。わたし自身「おお」とは思うけれど、それは友だちとばったり会って「おお」と思うのと近い感覚で、スペシャルに興奮したりはしない。きっと多く