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#210 mainichi
季節外れに鶯が鳴いた朝
とても浄化された気持ちになって
こんな汚い存在の自分の
小さな心が「ありがとう」で溢れた
ただそれだけで
少し救われて
その後はいつも通り
汚れたままの時間で
でもきっとさ
生きられている
命が続いている
当たり前ではない事
無駄に繰り返しているような
こんな存在でも
自分の汚さを認めて
死んだように生きていて
時間は掛かっても
誰にも理解されなくても
少しずつ変わって
#206 ほんのり星の中に
あなたが言う
星のように優しく光って居られたら、と。
時が経ち、あの時の言葉
今になって私、愛しく思うの。
どんなに思っても、伝わらないことも
どんなに願っても、叶わないことも
沢山あったわ、それでも
日々は続いていくの
想いも続いていくの
それから、
歩いてきた分、見上げた夜空に
あなたのような星を数えていたから
目を閉じても大丈夫
ちゃんと優しく光っている
私にはわかるから
わかるようにな
#205 この色が好き、あの人が好き
この色が好き、あの人が好き
この世界に散らばる「好き」を
集めて身に纏って
何にもいいとこない自分を
嵩増ししてるんだ
見栄っ張りね
Lyrics by. Sorayoka
2016.04.21
#203 恥ずかしながら
恥ずかしながら
君の良さをいまいち理解出来なくて
最初は何が良いんだかさっぱりで
そんな偉そうに人様を
品定め出来るほど
容姿も性格も出来た人間じゃないから
何にも関わらず
お互い気にも留めない運命だろうねって
何が起きるかわからない
考えたように上手くはいかない
色んな人が居て
君が居て
おかしいな、世界
いつのまにか君が居る世界
今更ながら
君の良いと言われているところを知って
それでも
#202 人に夜、朝に生る
(ひとによる、あさになる)
何が救いになるか
本当に人によるね
やっと君が好きな夜になったけど
私は朝になる事にほっとする
やっぱり違うね
それが好きで
どれが好きで
違うから理解できなくて
理解出来ないから要らないの?
分からないから嫌いになるの?
余計な音が無い夜
私だって好きだよ
人に夜
昔は同じだった
すぐ明けてしまう事が
絶望のように感じて
でもきっと変わる
昨日を乗り越えられたそ
#201 意味ない、なくない
しれっと生まれ変わって
たった1人にだけ気づいて欲しくて
自分勝手に願った
君なら気づいてくれるだろうって
信じていたのにって
一方的に押し付けた理想だから
とても幼稚だったって
後で反省して
蓋を開けてみる事にした
一体何年かかったんだろう?
もっと早く知りたかったとか
もっと早く出会いたかったとか
そんなもの全て
意味ない なくない
今の私と今の君で
今出会わないと意味がない
本当にそれだ
#200 teokure
汚い怖いと避けて
悪だと思い込んでいた事
本当は綺麗だって気づいた時には
君のおかげだと
伝えられなくなった後で
ごめんねもありがとうも
その他の言葉も
君だけに届けたいのに
届く前に色んなところに反射して
返ってくる閃光を
なけなしの反射神経で
かわすのに必死だった
時間が泡のように消えてしまって
結局泣いていることの方が多かった秘密
もう疲れたなんて投げ出そうとして
ただ大好きなだけなのに
#197 読みかけのストーリーを
読みかけの物語を
どこかに置いてきてしまったの
悲しいかと思ったのに
どこかほっとしてしまっていたり
いつからか終わりまで
そう終わるまで
果てしなく続く 先の見えないことに
追われるようにして
耳を塞ぎたくなるような
良い終わりを信じて進む
信じる事に疲れても
誰かに裏切られても
続くけど
続く事大切にしなきゃいけないのに
其れすらもままならなくて
もっと大人にならなくちゃ
今は悔しいけど子