#社会人1年目の私へ
ヤクザの方をお乗せして、誰よりも人を想う心を持っているなぁと思った話。
夜の六本木、
若者から60歳を越えた大人、どこの国の人か分からない外国人まで
多くの人間が行き交う街。
そんな街でお乗せしたのは所謂ヤクザの人間だった。
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人間は見た目や肩書で決めるものではない。
そう感じる会話をした。
感謝の心を持ってい生きる人はどれだけいるだろう。
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手を挙げた二人組の男性。その後ろには4,5名の人だかりができている。
車を止めてお乗せすると、
タクシーで「クサい」と言われたが、その言った人の方が臭かったことを体験して、ちょっと考えた話。
「ちょっと、なんか匂いきつい。
何の匂い?本当にキツイ!」
乗るや否や強めの口調でこの言葉をかけられた。
窓を開けながら不満そうな表情がバックミラーに映る。
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この後に、自分に学びを与えてくれたのはこのお客様だった。
自分にとって正しいと思っていることが、
別の人にとって正しくないことがある。
それが、自分で気づけないことほど怖い。
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お客様の反応には驚いた。
理
タクシー運転手が体験した、ブラック企業の片鱗。
これは、ブラック企業の存在を感じたことがないあなたに贈る記事である。
ブラック企業
この言葉は誰もが聞いたことあるはずだ。
しかし、
本当にそのような存在があるのか知らない人もなかにはいる。
私が実際そうだった。
普通の会社に勤めたことがなく、今現在もタクシー会社に勤めている私は
所謂、世間一般の方が所属していたり認識している会社組織というものを知らない。
ブラック企業という言葉や、
タクシーで受けた、「伝える」ことは「相手を想う」こと。
タクシー運転手をしていれば一日の仕事で幅広いタイプの人間に出会う。
高級住宅街へお送りする落ち着いたおじさんや
怪しい仕事をしているようにしか見えないあんちゃん。
テキパキと仕事をこなすエリートサラリーマンや
とにかくワンメーターにこだわる主婦。
たまに、それは現実か!?
と思うような面白い話も後ろで繰り広げられている。
メンドクサイと思うようなお客様もいるにはいるが、
それも含めて全ての