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顧客をよく知れば 富をもたらすアイデアを思いつく

新製品のアイデアのほどんとが、どこで生まれているかをかんがえたことがあるだろうか?

マサチューセッツ工科大学のエリック・フォン・ヒッペル博士の調査によると、大企業や大学の研究室のなかではないという。

新製品のアイデアの約八割は、顧客の問題解決に由来しているそうだ。見落とされがちな技術革新戦略がここにもある。


要するに、「顧客をよく知れ」ということだ。

新しいアイデアの最高の源は、他ならぬ顧客なのである。

オフィスに閉じこもって考え込んでいても、事業を発展させる画期的なアイデアはなかなか思い浮かばない。

たまにいいアイデアが浮かんだとしても、事業を発展させるにはそれ以上のものが必要なのだ。

顧客の満たされていない欲求とニーズを知り、問題を解決するために独自の強みを生かす必要がある。


顧客の満たされていない欲求をどうやって見つけるか?

顧客に尋ねればいいのだ。顧客の要望に耳を傾け、人々が求めるものを提供すれば、ヒットにつながりやすい。



顧客を創造的なパートナーと考えよう。

彼らと会って話をし、新しい製品やサービスを開発する際には、決定のプロセスに交えるといい。

彼らのアイデアを求め、そのアイデアを体験してもらって、気に入る点と気に入らない点を調査しよう。

新しい製品やサービスを改善できるし、ユーザーにとって価値のあるものになる。

顧客について知れば知るほど、富をもたらすアイデアを思いつく可能性が高くなる。

(参考文献 自宅にいながらお金持ちになる方法 マイケル・ルボーフ著)

<感想>

世の中の流れは日々変わる。コロナの状況も4月と今で(6月)では大きく変わってきている。

今顧客が今なにを考えているかを把握するためには、ニュースや新聞を読む他に、よりリアルな顧客の意見に接することが必要だ。


昨日UNIQLOのエアリズムマスクを購入するために、開店前から多くの人が並び、開店と同時に走って買い求める姿がニュースで流れていた。

これからの暑い夏を乗り切るために、お父さんお母さんが家族のために、体を張ってエアリズムマスクを購入しようという姿だ。

UNIQLOは、顧客の問題解決に応えるために、だいぶ前から準備していたのだ。

現在の消費者心理を把握し、その先にどういう問題が発生して、自社の強みを生かしどのように解決出来るか。

そしてどこよりも早くそれに気づいて行動し形にする。

常に顧客の目線で物事を考えていること。

ヒット商品が生まれるヒントはいつも顧客に近い、現場で生まれる。

そのため現場で働いている人(アルバイトやパート)の意見をないがしろにせず、意見や要望を吸い上げる仕組みが必要。

従業員アンケートや消費者アンケートを積極的ににやっている会社は強い。

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