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”何もしなければ埋もれていくことを、無かったことにせず語り継ぐ文集” 「TSUGIHO」編集部 #tsugiho

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    くだらないと思われるニュースを独自の解釈でくだらなくなくして紹介します。

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【TSUGIHO】 第5号-時代-

時代というのはとても興味深い概念である。それは人や場所によってその捉え方が異なるからだ。青春時代は人によって違うし、日本における元号や他国における為政者による時代区分はその国でしか通用しない。 あいまいで掴みがたい時代という言葉は、その抽象さからくる使い勝手の良さで、世の中に頻繁に登場してくる。 時代をリードするという言葉があるが、なんとも難解でナンジャラホイである。時代といっているからには、ある一瞬ではなく、ある程度の幅を持った時間であろうことは理解できるが、いったいい

有料
300〜
割引あり
    • 誰にとっての良い香り?

      週刊くだるニュース 2023年11月15日号 「ふん害から解放される」取扱店に客が殺到 ヤモリの忌避剤「ヤモリアロマ」を求め 84歳の店主、大反響に仰天(沖縄タイムスプラス) アロマといえば、アロマセラピーやアロマオイルなど、特定の香りに触れることでリラックス出来たり、癒しの効果が得られたりすることから一定の人気がある。 いろんなアロマがある中で、今回取り上げた記事によると「ヤモリアロマ」が沖縄で人気とのこと。ヤモリの香りなんて誰も想像がつかないのになぜ人気なのか。とん

      • 旅行先の選び方

        週刊くだるニュース 2023年11月8日号 「ジーナ」が全国宿泊施設看板犬1位に 2023年ランキング(福島民報) 看板メニューや看板娘は聞いたことがありますが、看板犬とは初耳です。まあでも居ますよね。飲食店とかで飼われていて、常連さんからもマスコットキャラクターとして可愛がられているペットちゃん。 でもこのニュース、全国の宿泊施設の看板犬をランキングですって。うーん、どこに需要があるんやろ?ちょっとよくわかりませんが、そういう時こそサイトをじっくり見てみることといたし

        • しつこいくらいど根性

          週刊くだるニュース 2023年11月1日号 御堂筋の「ど根性スイカ」 大阪市の植物園で展示 本来は29日が展示最終日も…延長へ(関西テレビNEWS) 情報提供:あおいとり様 @aodori321 少し前に話題になりました「ど根性スイカ」。もしかしたらニュースになったのは関西地区だけかもしれないので、本編に入る前に下記ページで予習してください。 なぜか御堂筋の中央分離帯で育っていたスイカが発見され、「ど根性スイカ」と呼ばれて注目を集めました。 なぜ「ど根性スイカ」と呼

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          カッチカチちゃうんかい

          週刊くだるニュース 2023年10月25日号 “やわらかかった”50年前の初代『あずきバー』が復刻 当時の配合で味わい再現(徳島新聞) 僕はショックです。ショックを隠しきれません。ショックを禁じ得ません。オイルショックよりもリーマンショックよりもクイズタイムショックよりもショックです。 だってあのあずきバーが元々は柔らかかっただなんて! 平氏でなければ人でない。 楽しくなければテレビじゃない。 固くなければあずきバーじゃない。 なのに、なのに、柔らかいあずきバーを食

          カッチカチちゃうんかい

          看板の目的は果たせているか?

          週刊くだるニュース 2023年10月18日号 水色に「ド」って猫型ロボットのことか?…国体開催中の鹿児島に謎の看板が多数出現(南日本新聞) ニュースタイトルに「猫型ロボットのことか?」とあるが、街の中に「ド」と書かれた看板があったとしても、それを見て「ドラえもんかな?」なんて思うだろうか?いや、思うまい。 むしろ、「ド」はドン・キホーテでしょう。 これはドン・キホーテのPBである「情熱価格」のロゴですね。ちなみにドン・キホーテの“PB“はプライベートブランドの略ではな

          看板の目的は果たせているか?

          重ねることの意義

          週刊くだるニュース 2023年10月11日号 仙台朝市名物「じゃがじゃがころっけ」、苦渋の値上げ65円→90円 それでも変わらぬ人気(河北新報オンライン) 食べ物ネタが続きますが、食欲の秋ということでご容赦いただければと思います。 コロッケが1個90円に値上がりするというニュース。確かにちょっと高いかな?と思ってしまいます。今までが安すぎたのかもしれませんが、小生の子供の頃の感覚だと1個30円とか40円。近所のお肉屋さんの店頭で売られていて、気軽に揚げたてをおやつとして

          重ねることの意義

          天高く馬やせる秋

          週刊くだるニュース 2023年10月4日号 郷土料理やせうまの魅力〝新発見〟しよう 大分大付属小児童がアレンジレシピ開発に挑戦(大分合同新聞) やせた馬の郷土料理だと?やせている方がうまいのか?そんなことはなかろう。せめて太らせてから食べればよいものを。 今回はそんな郷土料理やせうまの謎に迫ってみましょう。 Wikipediaでやせうまを調べると、 なんと、うまではなく小麦粉で作った団子だった!名前の由来は諸説あるようなので各自で調べておくように。 記事によると「

          天高く馬やせる秋

          人間ホニャララ機

          週刊くだるニュース 2023年9月27日号 名手ロビンソン氏死去 米大リーグ・オリオールズ(時事ドットコム) そこそこ野球好きな小生ですが、メジャーリーグにはあまり明るくなく、この選手のことも知りませんでした。タイトルには書かれていませんが、記事を読むと聞き捨てならない、もとい、読み捨てならない言葉が書かれていました。 オリオールズで守備の名手として活躍したブルックス・ロビンソン氏は「人間掃除機」と呼ばれていたそうです。 人間掃除機。全くイメージが湧きません。一体何の

          人間ホニャララ機

          3倍読んでもわからない

          週刊くだるニュース 2023年9月20日号 3倍速で着きそう? 新造2隻はピンク色! 垂水フェリー30年ぶり更新 バリアフリー対応、現行2隻は売却へ(南日本新聞) 近年、運休や廃止されるフェリーが多い中、フェリー新造の明るいニュースです。 しかもタイトルに「3倍速で着きそう」とあるので、どんな最新鋭のフェリーが投入されたんだ!と驚きました。 3倍といえば、野口英世か、VHSの録画モードか、シャア専用ザクか。高見山の丸八真綿でさえ2倍なのに。 はい、しっかり記事を読み

          3倍読んでもわからない

          カボチャにまつわるエトセトラ

          週刊くだるニュース 2023年9月13日号 どでカボチャ県大会 林さん優勝 316.4キロ 17日全国大会へ(山陽新聞digital) ダメな人に対して「この、どてカボチャ!」とみなさん一度は言ったことがあると思います。土手に自生しているカボチャは日当たりが悪くて美味しくないことから「どこにでもある役立たず」という意味で使われるようになったとか。 今回のニュースはどてカボチャではなく“どでカボチャ“。何それ?誤植?と記事を確かめてみると、どでかいカボチャだから“どでカボ

          カボチャにまつわるエトセトラ

          商いは草の玩具

          週刊くだるニュース 2023年9月6日号 見て楽しむ「沖縄草玩具館」!?【島ネタCHOSA班】(琉球新報Style) https://ryukyushimpo.jp/style/article/entry-1774497.html 草野球、草競馬、草レースなど、プロではなく素人が行うことに対して「草」という文字を頭につけて表現することがある。 「草玩具館」もその類いかなと思って記事を読んでみたが、この草は素人を指す草ではなく本当の草(grass)であった。 館長が製

          商いは草の玩具

          炭水化物の三国同盟や〜

          週刊くだるニュース 2023年8月30日号 マルカン大食堂 福田パンとコラボ第1弾 ラーメン風焼きそば発売【花巻】(岩手日日新聞) 思わず彦麻呂風に叫んでみたくなるグルメ記事をご紹介。 まず、一見何のことかわからない見出しで読者の気を引いているところはさすがプロの仕事ですね。パンなのか、ラーメンなのか、焼きそばなのか。食堂とパン屋がコラボした焼きそばの話題かなと思ってしまいますが、サムネイルのおかげでパンのニュースということがわかります。写真に頼るのはどうなのよ?と言い

          炭水化物の三国同盟や〜

          謎を暴いてください

          週刊くだるニュース 2023年8月23日号 人口5000人台の町に電子地域通貨 普及のカギは? 鹿児島・南種子で「あば!Pay」スタート(南日本新聞) 特定の地域だけで使用できるデジタル通貨の話題です。スマートフォンの普及や導入コストの低下、そしてマーケティングデータとして利用することなどを狙って採用する地域が増えています。 かなり普及がすすんでいる地域や導入したけれどなかなか利用されていない地域、地域によって利用状況はさまざまなようです。 と、そんなことはどうでもい

          謎を暴いてください

          賞レースの波紋

          週刊くだるニュース 2023年8月16日号 手作り埴輪の魅力競う(宮崎日日新聞) https://www.the-miyanichi.co.jp/horou/_72819.html 埴輪を審査する大会の名前が「はにわんグランプリ」なんですって。◯-1グランプリっていろんなところで使われていますが、ほとんどの場合、1は1位を表しているだけなのに、この「はにわんグランプリ」は、はにわのわと1をかけているところが何とも秀逸ですね。 そして、はにわんグランプリで見事1位に選ば

          賞レースの波紋

          これが恋か

          週刊くだるニュース 2023年8月9日号 恋するロボット 意中の知事と対面 念願の抱っこで恋愛熱さらに上昇(山陽新聞digital) 最初から最後まで全く意味がわからず、このくだらなさと言ったら、週刊くだるニュース始まって以来、最高のくだらなさではないでしょうか。 「テレビに映る知事をじっと見つめたり、抱っこを求めたり」とあるが、それはそういう風にプログラミングされてるんやろ。 知事に会った時、「はなびはずっと知事の顔を見つめ、恋する乙女の表情でした。」とあるが、いつ

          これが恋か