ウワノソランド

いつだって上の空である

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最近の記事

金夜、ハンバーグプレートで泣く

お久しぶりです。生きてます。 生きてる!!!!!!!!って感じの激動のひと月を過ごし、気づけば4月最後の金曜日。 怒涛の4月、激動の4月だった。 海の近くに暮らし、仕事終わりに夕焼け空と海を見ながら贅沢を満喫していた3月までの生活。港公園に行き柴犬を連れたおじいと日が暮れるまで話し込み、夜は近所の居酒屋や知り合いの家で数人で食卓を囲み美味しいご飯を食べる生活。そこから一転し全てが変わった。 ドラマにありがちなバリキャリアラサーOLが仕事に奮闘する第1話のような、フロアを早足

    • 海辺で暮らす私の日記 6

      日曜の午後、公園で日向ぼっこ。 耳に入る音に没入した後の一枚。 2/18(日) 朝から仕事だった。 仕事の合間、一年前の今頃は…二年前の今頃は…と思い出してしまった。 一年前のちょうど今頃は、遠距離彼氏がいながら他の人とデートをしてしまった頃だった。それがとっても心地よくて、ときめいて、そんな自分に驚いたから(もうこれはお別れしないと…自分にも彼氏にも良くない)と気を張り詰めていたんだった。一年前の2月は電話で真剣な別れ話を3回して(全て私からふっかけた)、それでも決着がつ

      • 海辺で暮らす私の日記 5

        海の淵に立つ無人駅でパシャり。 小さい漁港と、遠く遠くに海が広がるだけの駅。 2/4(日) 春が立ち上がる日、立春。 朝から上司に連れられてスキーに出かけた。往復3時間、みっちり滑って3時間、の特訓デーだった。 上司は私の父と同い年の大ベテランだから、2人でゲレンデにいるのを側から見たらどう見ても親子。どうやっても親子。自分の父とこうして一緒に何かに取り組むなんて想像もできなくて、でも一般的には父とこうやって過ごすのはきっと心地の良いことなんだろうな、って思った。一緒に斜面

        • ドライフラワーを葬った

          よく晴れた日曜日、ドライフラワーを葬った。 花はまだ少し新鮮なうちに水から抜いて、日の当たらないところに吊るしておけば色合いが保たれたままドライになるんです。 4年前にこの街に来たばかりの頃、街で一番素敵なカフェで教わったドライフラワーの上手な作り方は、主語を「終わりかけの恋」に変えてもそのまま成り立つよなぁと話を聞きながら思ったりした。 終わりかけの恋は、まだやり直せる…?まだどうにかなる…?って段階のうちに終わらせてしまって、そのまま心の宝箱に封じてしまえば美しい思い出

        金夜、ハンバーグプレートで泣く

          海辺で暮らす私の日記 4

          写真は、土曜日の夕方の海。 一年の90%をご機嫌で過ごす私が、珍しく凹んで過ごした数日間の記録。そんな週もあったね、といつかみんなで笑おうね。 1/15(月) 今日は有給デー。ばあちゃんちから始まる月曜日(昨日の夜に来て泊まった)。 いつも通り5:30に起こされて朝ごはん。品数が多くてどれも温かい。夜の間に10センチくらい雪が積もったらしく、朝食の1時間前から(つまり4:30から…?)じいちゃんは雪かきをしていたらしい。強い。6:30、これまたいつも通りにばあちゃんとラジオ

          海辺で暮らす私の日記 4

          どうせうまくいく 2024

          年末の仕事納めの日、職場近くの丘から満月が地平線から昇るその様をぽけ〜っと眺めた。 柔らかい色した満月がゆーっくりと現れ、東の空の色も絶え間なく変化していくあの時間。いいもの見たなぁ。 年が明けた。明けてしばらく経った。 読んでくださっているあなた、明けましておめでとうございます。 すっかりお正月気分も抜け、仕事のペースも取り戻してきた。 年末年始は数年ぶりに実家に1週間もステイして、うちの母親がなんかおかしいことをまじまじと実感してきた。(うちの母親がおかしい話は、いつ

          どうせうまくいく 2024

          恋の終わりを受け入れる。その渦中の気持ちを残そうと思って

          春のひとり旅で買ったりんごのお酒🍎 爽やかで美味だった。あの旅は私の永遠…! 突然別れを告げられてから10日と少しが経った。 noteで「#失恋」「#恋の終わり」系のハッシュタグをいくつも辿り、いろんな人の恋の終わりを垣間見た。恋の終わり方にはいろんな形があって、やりきれなさと後悔とごめんねと、他にもたくさんの気持ちが相手に届かずに残ってしまうことを知った。 でも、時が経つことでその気持ちが楽になり、新しい自分に出会えて今現在を過ごしている人も多くいることを知った。 いわゆ

          恋の終わりを受け入れる。その渦中の気持ちを残そうと思って

          呆気なく振られたって人生は続くし予定のない週末は来る

          そういうことですよ、皆さん。 2人の関係性が深まっていくのはここから…と思っていた時に呆気なく振られたって人生は続く。 週末は会えるかなぁ、寒いからまたお鍋にしようかなぁ、この前録画した金ローも見たいなぁ、なんてわくわくしていた土曜日は、なーんの予定もないまま始まる。 何も無かったら一緒に過ごしていたのかな…って考えようとしたら怖くなって、それ以上考えるのは辞めた。 土曜、朝10時。 そろそろ起きるか〜って怠惰な起床。 勤務表を思い出して、元推し(元彼って書くのがまだ慣れ

          呆気なく振られたって人生は続くし予定のない週末は来る

          トントン拍子に進む恋愛に驚いていたら、トントンと振られまして

          (おじいと夜の港を探索した時の一枚。この近くには、ビカビカ光る国保有の基地がある。) 何がどうなったのやらって感じですが、 トントン拍子に進む恋を楽しんでいたら、その勢いで振られました😇 自分でも驚き。そりゃそうだ、交際期間は数えたくもないけど、恐る恐る数えたらひと月だもの(交際していた、にカウントして良いの?先生教えて)。 高校時代の初恋だって3ヶ月は続いたし、3ヶ月なりのパートナーシップはあったように思う。 職場の元・推しとは付き合うまでの期間で信頼関係は築けていたと

          トントン拍子に進む恋愛に驚いていたら、トントンと振られまして

          フェードアウト後2週間で巡ってきた、新しい季節

          ご無沙汰のnote、お久しぶりです。 あれほどうだうだ悩んで、しくしく過ごして、えいや!と元彼氏に荷物を送り返してから、あっという間にふた月近くが経っていた。 時間が経って、元彼氏っていう表現にもしっくり来るようになった。 荷物を送った分部屋は広くなるのかと思ったけど何も変わらなかった。だって私の家は収納スペースがたっぷりあるし。荷物って言ったって、段ボール一つ分だし。 私の生活もたいして変わらなかった。休日は1人で海に行き、公園のおじいに会いに行き、友達と旅行にも行った。

          フェードアウト後2週間で巡ってきた、新しい季節

          恋が終わったらお寿司を食べよう

          恋が終わったら美味しいものを食べよう、そうだ、先月から作りたかったサーモンのキッシュを焼こう そう思ってスーパーに行った連休最終日。 スーパーに行くだけなのに、ZOZOから届いたばかりの黒いワンピース(今年流行ってるよね〜あれだよあれ)を卸して、伸びてきた髪の毛をふわふわと巻いた。片耳にイヤリングもつけた。チークとリップの色を合わせたら、なんだか久しぶりに見る「女の子」な私が鏡に写った。 誰のためでもなく自分のために「可愛い」を見に纏うのって、あぁこんなに気持ちのいいこと

          恋が終わったらお寿司を食べよう

          ちゃんと、ちゃんとお別れをする

          三連休の2日目、夜中にこれを書いている。 今夜くらいは…とハイボールをぐびぐび飲んでいる。 良いんだよ、今夜くらいは。私の自分史に残るかもしれない日なんだから。 秋の連休は復縁した彼氏(例の投資家彼氏)に会えるかも〜…と予定を空けていたのにまんまと会うのを断られ、この3日間は自分のためだけの時間を過ごしている。 この人とのことは前にもnoteに綴っていて(なんなら一度別れたことをきっかけにnoteを始めた訳です)、興味がある方はそっちも読んでいただければ、話の流れが分かりや

          ちゃんと、ちゃんとお別れをする

          なんちゃって無職な7日間のこと

          も〜〜〜やってやれねぇ〜〜〜! この小さい世界から抜け出したい!!と仕事終わりにライブハウスに行った夜があった。夜がやっと涼しくなり始めた頃。 汗も飛沫も飛び交う空間でウイルスをもらってしまい、無事に(?)流行り病に感染した。 寝込んで誰とも会わずに過ごすとどうしても気持ちのやり場がなくなり、それにとてつもなく暇だし、毎晩日記をつけるくらいしかルーティンがなくて。 なんちゃって無職の記録。 (ちなみに、救いを求めて駆け込んだライブハウスはサイコ〜〜〜だった。KOTORI、愛

          なんちゃって無職な7日間のこと

          海辺で暮らす私の日記 3

          パッとしない日々が続くと、それに対抗したくなる。 パッとしない日々?ま、なんてことないよ、とクールな顔して、取り立てて何もない日々を綴りたくなる。今まさに、そんな気持ち。 9/3(日) セプテンバーさんの日だ。そして、ドラえもんの誕生日。 一昨年まではこの日は必ずセプテンバーさんを聴くようにしていたけど、去年はなぜかそれに抗いたくなり聴かず。今日も特段そんな気にならなくて、ワンコが風を浴びているジャケ写を探さなかった。そんな年もある。 年に数回行く好きな温泉に向かう。道中、

          海辺で暮らす私の日記 3

          一度別れた代償が2400万だった話

          最後の花火になるかも…と思いながら2人でした花火。 確かお付き合いを始めた4年前の夜も、木造アパートの敷地で手持ち花火をした。夏の匂いがした。 久しぶりに書くnote。お久しぶりです。目まぐるしい日々を送りながらなんとか生きています。 どれくらい目まぐるしいかって、あれやこれやと沢山あるんだけど一つはタイトルの通り、一度別れた代償が2400万だった。 2400万。に、2400万?!?! どういうこと?!?! わ、笑うしかないな?!?! 私の最初の反応はこんなだった。 今か

          一度別れた代償が2400万だった話

          海辺で暮らす私の日記 2

          生活のログ 7/1(土) 今日は先月から楽しみにしていた企画に出かけた。 囲炉裏や縁側のある昔ながらの日本家屋に、この辺りの地域の珈琲屋さんや焼き菓子屋さんが集まる企画。 郷土菓子と水出しコーヒーと笑顔で溢れ、あとはライブペイントもやっていた。 爽やかな風と青い空とアイスコーヒー。すっごく素敵な時間だった。 そこから川べりの公園に移動した。日が傾くまで本を読みたかったから。 ちょうどいい東屋を見つけて陣取る。 穏やかな昼下がり、川を流れる水音と、時折通りかかる親子連れと。

          海辺で暮らす私の日記 2