すみれ文庫

少女をテーマに、レビューや考察を綴るnote。「心に少女が住まう人の図書館」を目指して…

すみれ文庫

少女をテーマに、レビューや考察を綴るnote。「心に少女が住まう人の図書館」を目指して更新中です/普段はライターとして、女性実用中心にブックライティングのお仕事をしています

マガジン

  • 【大正の少女雑誌から】

    大正期に発行されていた少女雑誌から、読者投稿文を抜粋。少女たちの感性あふれるリアルな言葉を拾い集めています

  • 【エッセイ】すみれノート

    ふと思ったこと、常々考えていることなどをおしゃべりしているコーナーです

  • 短編小説・自由詩

    改装前に公開していた、軽い読み物をまとめています。おやすみ前や気分転換にぜひ☕

記事一覧

「SixTONES VVS」制作開放で当選して参加できました…!個人的にはこれで初期当選・復活当選・制作開放を全て経験したことになり、ジャニオタ経験値が上がった気持ちです…元ギャの私もアイドルのライブにだいぶ慣れてきましたが、そのカルチャーショックもいずれ記したいと思います

すみれ文庫
3週間前
1

「花とゆめ」という名前が呼び起こすもの

ほかの記事でも少し書きましたが、私は少女漫画のない家庭で育ちました。 きょうだいが兄ひとりだったのと、「漫画は悪書」という風潮がまだ残っていたせいもあると思いま…

すみれ文庫
1か月前
8

アリス風ワンピースやTシャツなどのコレクション!大人はソックスが狙い目?
British Culture in Japanのポストより↓
https://twitter.com/britculturejp/status/1763174604036767881

すみれ文庫
1か月前
1

最近、リボン型のピアスとかチュールのスカートが流行ってるの「バレエコア」っていうんですね。少女主義者としては続いてほしい流行🩰
こちらには「かわいい」の世界的流行が体系的に解説されています↓
https://www.elle.com/jp/fashion/fashion-column/a46432560/all-things-cute-2401/

すみれ文庫
2か月前
1

【映画レビュー】お姫様より魔女になりたかった『カラフルな魔女 角野栄子の物語が生まれる暮らし』

※本編の内容に触れています。未視聴の方はご注意ください 私は小さな頃、魔法使いや魔女の本ばかり読んでいて、ずっと魔女に憧れていました。角野栄子さんの『魔女の宅急…

すみれ文庫
2か月前
4

「ボーはおそれている」素敵なポスター…と思ったら、日本限定版なんですか!ヒグチユウコさん画・大島依提亜さんデザイン

すみれ文庫
2か月前
1

このような注意書きは書きたくなかったのですが、困惑するようなことが続けて起きてしまい、悩んだ末に掲載いたしました。いつもお読みくださる方には申し訳ございませんが、しばらく固定記事とさせていただきます。

すみれ文庫
2か月前
1

●大量の引用(引用部分が記事の半分〜それ以上を占める)
●当方が他から引用している部分の転載
●出典元を記載しない引用
上記のような引用はお断りいたします。
ご理解とご協力のほど、宜しくお願い申し上げます。

すみれ文庫
2か月前

女の子になりたい、女の子でい続けたい、女の子たち/『純情クレイジーフルーツ』

私は漫画とほぼ無縁の家庭で育ったので、少女漫画をあまり読まずに大人になりました。 それで、少女時代を遠く過ぎてから改めて名作の数々を履修しているのですが、今LINE…

すみれ文庫
3か月前
2

大河放送後のTL、平安時代といえば「あさきゆめみし」派が多いなか「なんて素敵にジャパネスク」を挙げている方もいて嬉しい!(氷室冴子先生で育った中学時代)

すみれ文庫
4か月前
7

山の上ホテルへ

私はたいてい大晦日を自宅以外で過ごすのですが、いつか泊まりたいと思っていたのが山の上ホテルでした。 10月頃にホームページを見たら1室だけ空いていて、あわてて予約。…

すみれ文庫
4か月前
70

国書刊行会より吉屋信子『乙女のための源氏物語(上・下)』
https://www.kokusho.co.jp/np/isbn/9784336075079/
2001年に刊行されて絶版になっていた書籍を、このたび改題復刊したものだそう。これは気になる…!

すみれ文庫
4か月前
5

【大正の少女雑誌から】#7 月観る、君想う

ずいぶん久々の更新となってしまいましたが…… 今回もまた、大正乙女たちの歌や詩をご紹介します。 今回のテーマは「月」です。 当時の少女雑誌を見ると、大正乙女たちに…

すみれ文庫
4か月前
9

ドルチェ&ガッバーナ2024SSが、あまりにもガーリー・エッジィ・エレガントで堪りません
https://www.fashion-press.net/news/112728

すみれ文庫
5か月前
2

『ひなぎく』11/3までイメージフォーラムで上映中とのこと
https://twitter.com/hinagiku_2014/status/1717415767359340719

愛したバンドの唯一無二のヴォーカリストを喪った悲しみも、この映画でひととき癒えるでしょうか…まだ感情が整理できずにいます

すみれ文庫
6か月前
2

音楽系の別アカウントで「かたみわけ」という企画を始めました。手持ちの90年代V系CDを改めて紐解く、ディスクレビューという名の思い出話です。よろしければぜひご覧ください!
https://note.com/new_wave_tokyo/n/n4c75e843b8d5

すみれ文庫
7か月前

「SixTONES VVS」制作開放で当選して参加できました…!個人的にはこれで初期当選・復活当選・制作開放を全て経験したことになり、ジャニオタ経験値が上がった気持ちです…元ギャの私もアイドルのライブにだいぶ慣れてきましたが、そのカルチャーショックもいずれ記したいと思います

「花とゆめ」という名前が呼び起こすもの

「花とゆめ」という名前が呼び起こすもの

ほかの記事でも少し書きましたが、私は少女漫画のない家庭で育ちました。
きょうだいが兄ひとりだったのと、「漫画は悪書」という風潮がまだ残っていたせいもあると思います。
そんなわけで、少女漫画誌にも自分とかけ離れた世界のようなイメージを持ってきたのですが、今年5月に開催される「花とゆめ展」の知らせを見て、この誌名にずっとひそかな憧れをいだいていたことを思い出したのでした。

花とゆめ。少女の空想世界を

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アリス風ワンピースやTシャツなどのコレクション!大人はソックスが狙い目?
British Culture in Japanのポストより↓
https://twitter.com/britculturejp/status/1763174604036767881

最近、リボン型のピアスとかチュールのスカートが流行ってるの「バレエコア」っていうんですね。少女主義者としては続いてほしい流行🩰
こちらには「かわいい」の世界的流行が体系的に解説されています↓
https://www.elle.com/jp/fashion/fashion-column/a46432560/all-things-cute-2401/

【映画レビュー】お姫様より魔女になりたかった『カラフルな魔女 角野栄子の物語が生まれる暮らし』

【映画レビュー】お姫様より魔女になりたかった『カラフルな魔女 角野栄子の物語が生まれる暮らし』

※本編の内容に触れています。未視聴の方はご注意ください

私は小さな頃、魔法使いや魔女の本ばかり読んでいて、ずっと魔女に憧れていました。角野栄子さんの『魔女の宅急便』も、その頃に読んだなかの一冊です。
本気で魔女志望だった幼少期をとうに過ぎて、生き方に悩み苦しんでいる今、何かメッセージが見つかりそうな気がするというインスピレーションで観に行ってきました。

朝から夕方まで「いちご色(角野さんのテー

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「ボーはおそれている」素敵なポスター…と思ったら、日本限定版なんですか!ヒグチユウコさん画・大島依提亜さんデザイン

このような注意書きは書きたくなかったのですが、困惑するようなことが続けて起きてしまい、悩んだ末に掲載いたしました。いつもお読みくださる方には申し訳ございませんが、しばらく固定記事とさせていただきます。

●大量の引用(引用部分が記事の半分〜それ以上を占める)
●当方が他から引用している部分の転載
●出典元を記載しない引用
上記のような引用はお断りいたします。
ご理解とご協力のほど、宜しくお願い申し上げます。

女の子になりたい、女の子でい続けたい、女の子たち/『純情クレイジーフルーツ』

女の子になりたい、女の子でい続けたい、女の子たち/『純情クレイジーフルーツ』

私は漫画とほぼ無縁の家庭で育ったので、少女漫画をあまり読まずに大人になりました。
それで、少女時代を遠く過ぎてから改めて名作の数々を履修しているのですが、今LINEマンガで読んでいるのが桃苗あけみ先生の『純情クレイジーフルーツ』『純情クレイジーフルーツ続編』です。

この作画の端正さ、ファッションのかわいさ……!
一条ゆかり先生(のアシスタントをされていたそうですね)の『有閑倶楽部』がパリコレだと

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大河放送後のTL、平安時代といえば「あさきゆめみし」派が多いなか「なんて素敵にジャパネスク」を挙げている方もいて嬉しい!(氷室冴子先生で育った中学時代)

山の上ホテルへ

山の上ホテルへ

私はたいてい大晦日を自宅以外で過ごすのですが、いつか泊まりたいと思っていたのが山の上ホテルでした。
10月頃にホームページを見たら1室だけ空いていて、あわてて予約。その後、2024年2月に閉館されるというニュースを知って「これは無駄にしてはいけない」と、決意を固めて出かけてきた探訪記です。
(以下写真がありますので、これからいらっしゃる方はご注意ください)

山の上ホテルの素晴らしさについてはもう

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国書刊行会より吉屋信子『乙女のための源氏物語(上・下)』
https://www.kokusho.co.jp/np/isbn/9784336075079/
2001年に刊行されて絶版になっていた書籍を、このたび改題復刊したものだそう。これは気になる…!

【大正の少女雑誌から】#7 月観る、君想う

【大正の少女雑誌から】#7 月観る、君想う

ずいぶん久々の更新となってしまいましたが……
今回もまた、大正乙女たちの歌や詩をご紹介します。

今回のテーマは「月」です。
当時の少女雑誌を見ると、大正乙女たちにとっても、月は詩情をかきたてるモチーフのひとつだったようです。
大正時代といえば、ヨーロッパの耽美主義や世紀末芸術の影響も受けた、感傷的なムード漂う時代。夜を好み月を愛でるというのは、まさにこの時代にふさわしい表現・作風だったのではない

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ドルチェ&ガッバーナ2024SSが、あまりにもガーリー・エッジィ・エレガントで堪りません
https://www.fashion-press.net/news/112728

『ひなぎく』11/3までイメージフォーラムで上映中とのこと
https://twitter.com/hinagiku_2014/status/1717415767359340719

愛したバンドの唯一無二のヴォーカリストを喪った悲しみも、この映画でひととき癒えるでしょうか…まだ感情が整理できずにいます

音楽系の別アカウントで「かたみわけ」という企画を始めました。手持ちの90年代V系CDを改めて紐解く、ディスクレビューという名の思い出話です。よろしければぜひご覧ください!
https://note.com/new_wave_tokyo/n/n4c75e843b8d5