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2021年は本を100冊読むと決めたので。

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読書をたくさんするぞ〜という、意気込みのためのnote。
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去年読んだ本メモ 100冊分の11~15

去年読んだ本メモ 100冊分の11~15

昨年、年始に立てた目標「年間50冊本を読む」を5月にクリアしたから、大幅に上方修正した。途中から旅をはじめて本を持ち歩きづらくなってからは以前ほどのペースで読めなくなった。それでも、なんとか100冊読んだ。

そんな、去年読んだ100冊の中から、11〜15冊目に読んだ本と、読後のメモを公開してみる。

11冊目 ひでこさんのたからもの。個人的にこういう老後が過ごしたい大賞
虫が得意にならないといけ

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入院中に死生観を考える。ヨンダホン「夢をかなえるゾウ4」

入院中に死生観を考える。ヨンダホン「夢をかなえるゾウ4」

今年読んだ本69冊目は、夢をかなえるゾウの4作目。「4まで出てたんだ?!」と驚いた。

本との出会いこの本は父から借りた。入院前に図書館から借りた本は全て読み切ってしまったから、追加で父の本棚から何冊かピックアップしてきてもらった。で、このチョイスがなかなかだった。

この本、余命3ヶ月の人間が主人公なのだ。それ、ふつう入院してる娘に貸す?!

早速ツッコミのラインは入れたものの、死ぬ時に後悔しな

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ヨンダホン「すてきなあなたに04」

ヨンダホン「すてきなあなたに04」

心がふっと温まる、なんていうとありきたりすぎるのですが、そんな気持ちになる本です。

心を温める、落ち着かせる本だというのに、リラックスして姿勢を崩して読むかというとそうではありません。

だいたい、できる限りに背筋を伸ばします。本を顔の高さに持ってきて、美しい姿勢を保ちながら読みます。なんとなく、そうしたくなるのです。このエッセイの温かさの中にある、凛とした著者の感受性の芯がそうさせるのかもしれ

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ヨンダホン「 ミニマリスト式超ヒュッゲ術」

ヨンダホン「 ミニマリスト式超ヒュッゲ術」

ヒュッゲの定義はわりとサクッと解説されていて、具体例で「こんなのをヒュッゲと感じて暮らしているよ」と紹介してくれている本。

単にミニマルに、お金をかけずに、と意識するより「ヒュッゲな暮らしをしましょう」の方が心がウキウキするもんね。

そもそも、ヒュッゲとはデンマーク発祥の文化で、自分の理解では「のんびりして、好きな人とおやつを食べながらお話しをして過ごす日常の楽しみ」としていました。

実際は

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読んだ本「作家の口福 おかわり」

読んだ本「作家の口福 おかわり」

今年60冊めの本である。

表紙にあった「朝井リョウ ほか」という著者欄に惹かれて手にとった本。中身は見ていないけれど、タイトルからして「作家さんの食のエッセイを集めた本だな?」と分かる。図書館の食のエッセイの棚で見つけたのだし。

朝井リョウさんの作品は「桐島、部活やめるってよ」と「正欲」を読んだことがある。どちらも衝撃的に好きな文体で、めちゃくちゃに共感が湧く気がするのにめちゃくちゃ遠い世界に

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本を100冊読むと決めたので。【6から10】

本を100冊読むと決めたので。【6から10】

下半期になりましたが、本の進捗は40冊くらい。
後半の追い上げが必要そうです。
それでは6から10冊目の本たちを紹介していきます。

6冊目 LIFE SHIFT 100年時代の人生戦略こちらはオーディブルで聞き流した本。
人生100年時代、財産をどう蓄えていくか?という話。

これだけ聞くと「お?いつもの不安煽る系老後2000万円問題書籍か?」
と思うところだが、そのような本とは視点が違って面白

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本を100冊読むと決めたので。【1から5】

本を100冊読むと決めたので。【1から5】

元々は週に一冊計算で、52冊の予定だったんだけど。
本を読む喜びを久しぶりに思い出して、余裕で50冊は越えそうだったから、思い切って100冊にしてみた。

せっかく読むんだから、ここに記録していく。
ちょこっとずつ。まずは5冊。

1冊目 松浦弥太郎「今日もていねいに。暮らしのなかの工夫と発見ノート」この本との出会いは、実家の母の本棚。
お正月休みですることのなかったわたしは、1日1冊以上のペース

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